以前に目の前で交通事故に遭遇しました。
自分が目撃者で第一報も僕でしたので、あれやこれやといろいろしている内に周りに人が集まり、幸いたいした事故ではなかったのですがいろいろな人が救急車を呼んだので、4台くらい来てしまって大事になってしまいました。
そういった連携って大事ですよね。救急車も数が少ないので、迅速に周囲の人と連携をとって呼ばないと、必要とされている所に救急車両が回らなくなってしまいます。
ちなみにその時、処理が一段落した時に過呼吸になってしまったのを思い出します。(基本的に過呼吸になりやすい人なのかもしれません)
そんなこんなで、身近に起きうるかもしれない事態に対応するには、日頃の訓練が必要です。
先週の土曜日、消防団に所属するノムさんが幹事となり6Bの研修会が江戸川消防署で行われました。
今回は人命救助で一番大切なことである、心臓マッサージと人工呼吸、そしてAEDの講習という事で普通救命講習を受けました。
まずは倒れている人がいたら3回呼びかける。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫ですか!?」
と3回、声のトーンを上げていく。
ここで周囲に人がいれば、指図します。
「あなた、救急車を呼んでください」
「あなたはAEDを持ってきてください」
役割をきちんと決めましょう。そして言われたら協力をしましょう。
次に反応がなければ、10秒腹部を見て呼吸の有無を確認。
呼吸がなければ、心臓マッサージに入ります。
1分間に100回のペース。童謡「もしもしかめよ」のペースだそうです。
成人なら胸の真ん中辺り胸骨の所を5cm沈むくらいの強さで両手で押します。
これは意識が戻るまで、救急車が来るまでひたすら続けます。結構大変なので人と連携をとって代われれば続きます。
華奢な人でも頑張って続けましょう。
休まず続けましょう。
的確に迅速に。
AEDが届きました。
「AED使えますか?」
いる人に聞いていなければAEDを装着します。
AEDの操作は簡単です。描いてある図の通り装着し、AEDからの指示の通りに行動して、電流が流れる時は周囲に人がいないか確認しましょう。
2分間継続します。
で、マウスピースがあるならばマウスピースを装着し、人工呼吸とマッサージを交互に行います。
下あごを持ち上げて、鼻をつまみ大きく息を注入します。これを2回。うまく入れば胸が膨らみます。
マッサージ30回、人工呼吸2回。これが1セットです。救急車が到着するまで続けます。ここで覚えておかなければいけないのはAEDで何回ショックを与えたかという事を隊員さんに報告してください。重要だそうです。
通報から救急車の到着まで平均して6・7分この時間が大きく生死を分けます。
AEDは身近にあります。必要なのは知識と勇気
講習終了後、署内をちょっと見学。ドラマで見る、隊員が降りてくる棒。あまり使わないそうです。
日頃街の安全を守ってくれる消防隊員と消防団員の方々に敬礼。
2ne