飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

不思議な少年!! その37

2009-05-13 23:07:55 | 物語

ラッサのイエス、王子の譬え!!


 いよいよ、イエスらしさというか、その真骨頂の片鱗が窺えるインド旅行の終盤。人は、否、悟人は、自らの使命と時を知る。


 王子の譬えは、まさにイエスその人の事を語る。

Lhasa_montage

<現代のラサ市:記事に無関係>


 実際にイエスが、インドに旅したか否かは定かではないが、投稿者は有り得る話と感じる。その理由は、救い人は、その使命のために準備が必要であったと考えるからである。イエスが如何に優れた方であったにせよ、おとぎ話の世界ではない。少なくとも、世界の実情を把握することは必要であったと思われる。 


 

ラッサのイエス。メングステに逢いその指導で古写本を読む。ラダクで子供をいやす。王子の譬え。



 チベットのラッサにひとりの教師の寺院があった。多数の古典の写本がそこに収められてあった。インドの聖者(訳者註、ビヂャパチ)は既にこれらの写本を読んでいたから、その内容となっている多くの秘密の教訓をイエスに打ちあけて居た。しかしイエスは自分でこれを読みたいと望んだ。


 さて、遙東全部の聖賢の第一人者、メングステがこのチベットの寺院に居った。エモダス高原を横断する道路はけわしかったが、イエスは旅路につき、ビヂャパチは信頼する一人の道案内をこれにつけてやった。また、ビヂャパチはメングステに手紙を書いて、ヘブライの聖者を紹介し、彼が寺院の僧侶に歓迎されるように頼んでおいた。


 数日の後、いくたびか非常な危険を冒して、道案内とイエスはやっとチベットのラッサ寺院に到着した。メングステは寺院の門戸を広く開き、僧侶や教師たちは挙(こぞ)ってヘブライ聖者を迎えた。イエスは聖典の写本を親しく手にとり、メングステに助けられて全部これを読んだ。そしてメングステは時々イエスと将来のことや、その時代の人々に最もふさわしい礼拝式などについて語り合った。


 ラッサではイエスは教えなかった。寺院の学校で、すっかり研究を終わると、西方指して旅路についた。途中村々でしばし足を留めながら教えた。やっと彼は山道に達し、それからラダクの町レイに着き、修道僧、商人や下層民から快く迎えられた。


 彼は修道院に滞在して教えた。それから市場に民衆をおとずれて教えた。


 程遠からぬところにひとりの婦人が住んでいて、その幼児が重病で瀕死の状態にあった。医師は回復の見込みがないと死の宣告を下したほどであった。彼女はイエスが神から送られた教師であると聞いて、屹度息子をいやす力があると信じた。そこで彼女は死にかかっている幼児をしっかり両腕に抱きしめ、急ぎ足で、神の人にお目にかかりたいと願った。


 イエスは彼女の信仰を見て、天に目を挙げて言った、「わが父神よ、聖なるお力をわたくしに垂れ、聖気を注ぎて、この子供を生かし給え。」


 それから、彼は人々の前で手を子供に当てて言った、「御婦人、あなたは仕合せだ。あなたの信仰がお子さんを救った。」それから子供はよくなった。


 人々はびっくりして言った、「確かにこの方は聖なる方が肉となったのだ。人間だけでは、到底このような熱病を叱りつけて、子供を死から救うことはできないから。」


 それから多くの人々は病人を連れて来、イエスは神の聖言によって彼らをいやした。


 イエスはラダクの人々のなかに数日留まって治療法を教え、また如何にして罪悪が拭いとられるか、どうして地上を喜びの天国とするかを教えた。人々はその言葉や行動で深く彼を愛し、いよいよそこを離れなければならないことになると、まるで子どもが母との別れを惜しむように悲しんだ。


 出発の朝に、人々は握手して別れを惜しんだ。


 その時、イエスは人々に譬話を語って言った、「或る王様は部下の人民を愛するあまり、高価な贈物をみんなに与えようと、ひとり息子を出してやった。息子は行くさきざきで、惜し気もなく贈物をばらまいた。


 しかし異教の神々の神殿に仕える僧侶たちは、王が自分たちの手を通さないで贈物を施したのが不平であった。彼らは人々を煽動(せんどう)して、息子を憎ませてやろうと考えた。そしてこんな贈物は何の価値もない贋物(にせもの)に過ぎないと言った。


 そこで、人々は高価な珠玉や金銀を路上に投げ棄て、息子を捕えて叩きつけ、睡を吐きかけて、そこから追い払った。息子は人々のあなどりやつれなさをうらまず、却ってこのように祈った、『わが父神よ、御手のわざなるこれらの人々を救い給え。彼らは奴隷に過ぎません、なすところを知りません。』おもな人々が彼を叩きつけている間に、彼は食物を与え、無限の愛で人々を祝福した。


 或る町々では、人々が喜んで息子を迎えたから、ゆっくり留まっていちいち家庭を祝福したいと思ったが、王の領内全体の人々に贈物を渡さねばならないから、それはできなかった。」


 それから、イエスは言った、「わが父神は全人類の王であって、無限の愛と無比の宝の贈物を持たせて、わたしを遣わし給うた。それでわたしは万国の人々にこの贈物を持って行かねばならない。この水、この生命のパンを。


 わたしは行く。しかしまた来る。わが父の国には、あらゆる人々を迎え入れる場所があるから。そしてわたしはあなたがたのために居所(いどころ)を備えよう。」


 それから、イエスは手をあげて沈黙の祝福を垂れてそこを立ち去った。


 


【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】

             

        第七部 チベットと西インドでのイエスの生活と行動


第三十六章 ラッサのイエス。メングステに逢いその指導で古写本を読む。ラダクで子供をいやす。王子の譬え。


1)チベットのラッサにひとりの教師の寺院があった。多数の古典の写本がそこに収められてあった。

2)インドの聖者(訳者註、ビヂャパチ)は既にこれらの写本を読んでいたから、その内容となっている多くの秘密の教訓をイエスに打ちあけて居た。しかしイエスは自分でこれを読みたいと望んだ。

3)さて、遙東全部の聖賢の第一人者、メングステがこのチベットの寺院に居った。

4)エモダス高原を横断する道路はけわしかったが、イエスは旅路につき、ビヂャパチは信頼する一人の道案内をこれにつけてやった。

5)また、ビヂャパチはメングステに手紙を書いて、ヘブライの聖者を紹介し、彼が寺院の僧侶に歓迎きれるように頼んでおいた。

6)数日の後、いくたびか非常な危険を冒して、道案内とイエスはやっとチベットのラッサ寺院に到着した。

7)メングステは寺院の門戸を広く開き、僧侶や教師たちは挙(こぞ)ってヘブライ聖者を迎えた。

8)イエスは聖典の写本を親しく手にとり、メングステに助けられて全部これを読んだ。

9)そしてメングステは時々イエスと将来のことや、その時代の人々に最もふさわしい礼拝式などについて語り合った。

10)ラッサではイエスは教えなかった。寺院の学校で、すっかり研究を終わると、西方指して旅路についた。途中村々でしばし足を留めながら教えた。

11)やっと彼は山道に達し、それからラダクの町レイに着き、修道僧、商人や下層民から快く迎えられた。

12)彼は修道院に滞在して教えた。それから市場に民衆をおとずれて教えた。

13)程遠からぬところにひとりの婦人が住んでいて、その幼児が重病で瀕死の状態にあった。医師は回復の見込みがないと死の宣告を下したほどであった。

14)彼女はイエスが神から送られた教師であると聞いて、屹度息子をいやす力があると信じた。

15)そこで彼女は死にかかっている幼児をしっかり両腕に抱きしめ、急ぎ足で、神の人にお目にかかりたいと願った。

16)イエスは彼女の信仰を見て、天に目を挙げて言った、

17)「わが父神よ、聖なるお力をわたくしに垂れ、聖気を注ぎて、この子供を生かし給え。」

18)それから、彼は人々の前で手を子供に当てて言った、

19)「御婦人、あなたは仕合せだ。あなたの信仰がお子さんを救った。」それから子供はよくなった。

20)人々はびっくりして言った、「確かにこの方は聖なる方が肉となったのだ。人間だけでは、到底このような熱病を叱りつけて、子供を死から救うことはできないから。」

21)それから多くの人々は病人を連れて来、イエスは神の聖言によって彼らをいやした。

22)イエスはラダクの人々のなかに数日留まって治療法を教え、また如何にして罪悪が拭いとられるか、どうして地上を喜びの天国とするかを教えた。

23)人々はその言葉や行動で深く彼を愛し、いよいよそこを離れなければならないことになると、まるで子どもが母との別れを惜しむように悲しんだ。

24)出発の朝に、人々は握手して別れを惜しんだ。

25)その時、イエスは人々に譬話を語って言った、「或る王様は部下の人民を愛するあまり、高価な贈物をみんなに与えようと、ひとり息子を出してやった。

26)息子は行くさきざきで、惜し気もなく贈物をばらまいた。

27)しかし異教の神々の神殿に仕える僧侶たちは、王が自分たちの手を通さないで贈物を施したのが不平であった。

28)彼らは人々を煽動(せんどう)して、息子を憎ませてやろうと考えた。そしてこんな贈物は何の価値もない贋物(にせもの)に過ぎないと言った。

29)そこで、人々は高価な珠玉や金銀を路上に投げ棄て、息子を捕えて叩きつけ、睡を吐きかけて、そこから追い払った。

30)息子は人々のあなどりやつれなさをうらまず、却ってこのように祈った、『わが父神よ、御手のわざなるこれらの人々を救い給え。彼らは奴隷に過ぎません、なすところを知りません。』

31)おもな人々が彼を叩きつけている間に、彼は食物を与え、無限の愛で人々を祝福した。

32)或る町々では、人々が喜んで息子を迎えたから、ゆっくり留まっていちいち家庭を祝福したいと思ったが、王の領内全体の人々に贈物を渡さねばならないから、それはできなかった。」

33)それから、イエスは言った、「わが父神は全人類の王であって、無限の愛と無比の宝の贈物を持たせて、わたしを遣わし給うた。

34)それでわたしは万国の人々にこの贈物を持って行かねばならない。この水、この生命のパンを。

35)わたしは行く。しかしまた来る。わが父の国には、あらゆる人々を迎え入れる場所があるから。そしてわたしはあなたがたのために居所(いどころ)を備えよう。」

36)それから、イエスは手をあげて沈黙の祝福を垂れてそこを立ち去った。

 

【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

SECTION VII<o:p></o:p>

ZAIN<o:p></o:p>

Life and Works of Jesus in Tibet and Western India<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

CHAPTER 36<o:p></o:p>

Jesus in Lassa. He meets Meng-tse who aids him in reading the ancient manuscripts.
He goes to Ladak. Heals a child. Relates the parable of the king's son.
<o:p></o:p>

IN Lassa of Tibet there was a master's temple, rich in manuscripts of ancient lore.
2) The Indian sage had read these manuscripts, and he revealed to Jesus many of the secret lessons they contained; but Jesus wished to read them for himself.
3) Now, Meng-tse, greatest sage of all the farther East, was in this temple of Tibet.
4) The path across Emodus heights was difficult; but Jesus started on his way, and Vidyapati sent with him a trusted guide.
5) And Vidyapati sent a message to Meng-tse, in which he told about the Hebrew sage, and spoke for him a welcome by the temple priests.
6) Now, after many days, and perils great, the guide and Jesus reached the Lassa temple in Tibet.
7) And Meng-tse opened wide the temple doors, and all the priests and masters gave a welcome to the Hebrew sage.
8) And Jesus had access to all the sacred manuscripts, and, with the help of Meng-tse, read them all.
9) And Meng-tse often talked with Jesus of the coming age, and of the sacred service best adapted to the people of the age.
10) In Lassa Jesus did not teach. When he finished all his studies in the temple schools he journeyed toward the West. In many villages he tarried for a time and taught.
11) At last he reached the pass, and in the Ladak city, Leh, he was received with favor by the monks, the merchants, and the men of low estate.
12) And in the monastery he abode, and taught; and then he sought the common people in the marts of trade; and there he taught.
13) Not far away a woman lived, whose infant son was sick nigh unto death. The doctors had declared,
There is no hope; the child must die.
14) The woman heard that Jesus was a teacher sent from God, and she believed that he had power to heal her son.
15) And so she clasped the dying infant in her arms and ran with haste and asked to see the man of God.
16) When Jesus saw her faith he lifted up his eyes to heaven and said,
17) My Father-God, let power divine o'ershadow me, and let the Holy Breath fill full this child that it may live.
18) And in the presence of the multitude he laid his hand upon the child and said,
19) Good woman you are blest; your faith has saved your son.
And then the child was well.
20) The people were astonished and they said,
This surely is the Holy One made flesh, for man alone cannot rebuke a fever thus and save a child from death.
21) Then many of the people brought their sick, and Jesus spoke the Word, and they were healed.
22) Among the Ladaks Jesus tarried many days; he taught them how to heal; how sins are blotted out, and how to make on earth a heaven of joy.
23) The people loved him for his words and works, and when he must depart they grieved as children grieve when mother goes away.
24) And on the morning when he started on his way the multitudes were there to press his hand
25) To them he spoke a parable; he said,
A certain king so loved the people of his land that he sent forth his only son with precious gifts for all.
26) The son went everywhere and scattered forth the gifts with lavish hand.
27) But there were priests who ministered at shrines of foreign gods, who were not pleased because the king did not through them bestow the gifts.
28) And so they sought to cause the people all to hate the son. They said, These gifts are not of any worth; they are but counterfeits.
29) And so the people threw the precious gems, and gold and silver in the streets. They caught the son and beat him, spit upon him, drove him from their midst.
30) The son resented not their insults and their cruelties; but thus he prayed, My Father-God, forgive these creatures of thy hand; they are but slaves; they know not what they do.
31) And while they yet were beating him he gave them food, and blest them with a boundless love.
32) In certain cities was the son received with joy, and he would gladly have remained to bless the homes; but he could tarry not, for he must carry gifts to every one in all the king's domain.
33) And Jesus said, My Father-God is king of all mankind, and he has sent me forth with all the bounties of his matchless love and boundless wealth.
34) To all the people of all lands, lo, I must bear these gifts--this water and this bread of life.
35) I go my way, but we will meet again; for in my Fatherland is room for all; I will prepare a place for you.
36) And Jesus raised his hand in silent benediction; then he went his way.<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>【続く】


東京地検特捜部は、ゲシュタポになった!!

2009-05-13 11:25:27 | 国際・政治

マスコミ・メディアは、小沢追い落としに成功したが.....。
国民の深層心理には、唇寒し(後味の悪い思い)の感は拭えない!!
言い知れぬ、不安感....。
その原因は東京地検特捜部『
国策捜査』にある。
忍び寄る権力の横暴、閉塞感、これは必ず反発を招く!


 利権に胡座をかいている一部のグループには、必死の策であったであろうが、その成功は必ずしも得策でなかったことに早晩気がつくことになる。

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 国民の大半は、検察・マスコミの煽りと誘導によって流されているが、やがて、大本営発表であったことを知る。後で、田中角栄失脚が、CIA・検察誘導による『国策捜査』であったことを切歯扼腕したように、同じ思いを持つ。


 後で気がつく、ナントカである。しかし、今回小沢代表は、戦術的転換をした。潔く、男らしく毅然として、電光石火の如く転換をした。むしろ、今の方が小沢一郎らしくなった。豪腕小沢が甦る。覚悟の転換だ。腑抜けの民主党に活を入れる。それが可能となった。


 次の代表は、間違いなく鳩山由紀夫だ。ともかくも鳩山由紀夫だ。で、小沢院政が始まる。政権交代は、外せない。所定の方向性だ。小沢一郎は、選挙対策本部長あたりに納まるべきだ。選挙は戦いだ。豪腕小沢一郎が甦った時、政権交代は実現する。


 飯山一郎さんの感慨は、同じイチローだけあって、舌鋒鋭い。溜飲が下がる。だが、戦いはこれから始まる!!


 

【転載開始】2009/05/12(火) 東京地検特捜部は,ゲシュタポになった!

 http://www.geocities.jp/o1180/index.html#TOP『飯山一郎の小さなHP』より

   小沢一郎が,ついに辞任に追い込まれた.
 小沢を辞任に追い込んだ最大の “功労者” は,マスコミである.
 連日連夜,小沢のダーティイメージを流し続け…,
 合間合間に,中立を装うのが上手い電波芸者にコメントさせた.
 みな,ほんと,上手だった.香具師も顔負けのシャベクリだった.
.
 「検察は,小沢が受領したカネが,違法,そして悪質だと断定したんだ!」
と大声を出した岸井成格は,敢闘賞ものだった.
 「第一秘書が逮捕されたという事実は重い.小沢さんは辞任すべきですよ!」
と,得意気に語った浅野史郎には,殊勲賞をやりたい.
「国民の7割近くが,小沢党首は辞めるべきだという意見なんです!」
と,特大のフリップに書かれた“世論調査の結果” を一流の政治学者なみの説得力で解説した みのもんた は,文句なしの技能賞だろう.
.
 いや! 技能賞は,何と言っても東京地検特捜部だ.
 世論の動向を見ながら,絶妙のタイミングで ガセネタ をリークする…,
あの “技能” は,ナチスの秘密警察局 (ゲシュタポ) クラスだ!
 ちょっと待て! ナチスを言うなら…,
 検察のリーク情報を巧妙に宣伝して世論を誘導,衆愚に,
「小沢一郎は辞任すべきだ!」
と答えさせる手法は,ヒムラー率いるナチスの髑髏部隊なみの見事さだった.
.
 しかし,上に述べた “評論” は,たんなる “皮肉” である.
 我々は,もっと重大な “日本国の政治体制の劇的な変化” を注視すべきだろう.
 どんな変化なのか? そして,どれほど劇的なのか?
 箇条書きで述べよう.
.
1.邪魔な政治家の秘書を好き勝手に逮捕し,政治の流れを好き放題に変える!
  こういう “政治特権” を,東京地検特捜部は確実に手に入れた.
  つまり,東京地検特捜部は,ゲシュタポになった.
2.政治家は,政治行動の自由を失った.
  官憲によって,いつ容疑者にされ,いつ失脚するか分からないからである.
  官憲の “ご意向” をたえず気にする政治家が激増するだろう.
  日本は,間違いなく “恐怖政治” への第一歩を踏み出した.
3.議会制民主主義は,完全に形骸化した.むしろ不要! かもしれない.
  なぜか?
  マスコミの “世論調査” が 迅速に “世論” を吸い上げてくれるからだ.
4.したがって,選挙も不要だ!
  小泉の郵政選挙も,マスコミの “世論操作” で決まった.
  今後も,衆愚 (B層) はマスコミの言いなりになるだろう.
5.選挙なんて無駄だ! 無意味だ! だから投票所に行かない! 棄権する!
  こういう “積極的な棄権” が激増するだろう.
  ちなみに,為政者や支配者が,本当に恐れている事態というのは,じつは…,
  選挙を否定し,積極的に棄権する国民が激増することだ.
  選挙制度そのものが崩壊する! という恐怖感におそわれるからだ.
6.政権交代も無意味になった.
  東京地検の “暴挙” と闘えず,党首の失脚を守れない民主党が政権を取っても
  取らなくても大差なし! つまり,官僚の言いなり! と思っていい.
7.社会全体が,恐ろしいほどの “閉塞状況” になる.
  百年に一度という大不況が,“閉塞感” を増長させる.
  (そういえば,ナチス台頭の一因も大不況だった.)
8.社会的な閉塞状況は,暴力にうったえる風潮をかもしだす.
  これは社会学のイロハだ.とくに底辺層の閉塞感は,甘くみないほうがいい.
  以前,検察庁の門にペンキを投げつけたモサがいた.
  あの黄色いペンキに,検察庁は,かなりブルッたという.
  こんどは,ペンキではなくて,汚物が投げ込まれるかもしれない.
  もし,官庁街で石礫が飛んだら,世情は相当に荒れてくる (網野善彦).
  すると,次にはテロを歓迎する風潮がでてくる.
  「一人一殺」 を決行する凶漢も出てくるだろう.
  元厚生事務次官宅を次々に襲った殺人犯・小泉毅 (たけし) .
  彼の “思想的後継者” が,こんどは検察の高級官僚の自宅を襲う!
  これは覚悟しておいたほうがいい.【転載終了】