エリフの教訓!!
この教訓は分かり易い。又、重要である。神も悪魔も心の内にあると言うことは真理である。自我に表現された人間の本質がそこにある。こういう本質が、聖書に分かり易く顕されていたら、魔に取り込まれることは少なくなったであろうに.....。しかし、分かる者には分かる基本中の基本であろう。
. 再びエリフはその弟子たちと聖林で逢って言った、「何人も自分ひとりで生活することは出来ません。生物はすべて他の生命と紐でつむがれているからです。心の清き者は幸福です。彼らは愛しても愛のむくいを求めません。
彼らは自分が人にされたくないことを人にしようとしない。
自我は二種。高い自我と低い自我。高い自我とは人間の霊が魂のころもをつけて、神の姿に造られたもの。低い自我とは肉の自我、欲のからだであって、高い自我の反映が肉の暗いエーテルに歪められたもの。低い自我は幻影(まぼろし)で、やがて消え失せる、高い自我は人間のなかにある神であって、消え失せない。
高い自我は真理の具体化、低い自我は真理の逆、虚偽の表現。
高い自我は公正、愛、正義。低い自我は高い自我でないもの。低い自我は増悪(にくしみ)、中傷、淫猥、殺人、窃盗、そのほかすべて損害を与えるもの。高い自我は生命の美徳と調和の母。低い自我は約束に富むが、祝福とと平和に乏しい。快楽、歓喜、満足を提供するが、悲惨、死を与えます。
これは見て美わしく、香りは甘いが、心は非常に苦い林檎(りんご)です。
もしあなたがたが何を学ぶべきかとわたしに問うなら、わたしはあなた自身を学べと答えよう。そしてもしよくこれを学んでから、次ぎに何を、学ぶべきかと問うなら、再びあなた自身を学べと答えましょう。能く自分の低い自我を知る者は、この世の幻影(まぼろし)を知り、消え去るものを知り、また自分の高い自我を知る者は神を知り、能く消え去ることの出来ないものを知ります。
純潔と愛をわがものとした者は非常に幸福です。その人は低い自我の危険からあがなわれ、自分は高き自我となります。
人々は下界の生きた怪物と思っている悪から救われんことを求め、悪魔の変装に過ぎない神々にすがりつきます。その神々は極めて力強く、しかも嫉妬(ねたみ)、憎悪(にくしみ)、情欲に満ちて居ります。その気に入ろうとすれば、果実、禽獣、人間などの高価な犠牲を払わねばなりません。
しかし、これらの神々は聞く耳なく、見る目なく、同情の心なく、救う力はない。
この害悪は架空のもの、この神々は空なるもの、思想の影を着たもの。自我、低い自我こそは、人間がこれから救われなければならぬ唯一の悪魔です。人間が自分の悪魔を見出そうとすれば、自分の内部を見なければならない。その名は自我です。
もし人問が自分の救主を見出そうとすれば、自分の内部を見なければならない。そしてこの悪魔なる自我が王位を退けば、救主、即ち愛が王座に挙げられましょう。
光のダビデは純潔であり、闇の強きゴリアテをほふって、愛なる救主を王座に据えます。
【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】
第三部ゾアンにあるマリヤとエリサベツの教育
第八章 エリフの教訓。生命の統一。二つの自我。悪魔。愛は人々の救主。光のダビデ。闇のゴリアテ。
1)再びエリフはその弟子たちと聖林で逢って言った、
2)「何人も自分ひとりで生活することは出来ません。生物はすべて他の生命と紐でつむがれているからです。
3)心の清き者は幸福です。彼らは愛しても愛のむくいを求めません。
4)彼らは自分が人にされたくないことを人にしようとしない。
5)自我は二種。高い自我と低い自我。
6)高い自我とは人間の霊が魂のころもをつけて、神の姿に造られたもの。
7)低い自我とは肉の自我、欲のからだであって、高い自我の反映が肉の暗いエーテルに歪められたもの。
8)低い自我は幻影(まぼろし)で、やがて消え失せる、高い自我は人間のなかにある神であって、消え失せない。
9)高い自我は真理の具体化、低い自我は真理の逆、虚偽の表現。
10)高い自我は公正、愛、正義。低い自我は高い自我でないもの。
11)低い自我は増悪(にくしみ)、中傷、淫猥、殺人、窃盗、そのほかすべて損害を与えるもの。高い自我は生命の美徳と調和の母。
12)低い自我は約束に富むが、祝福とと平和に乏しい。快楽、歓喜、満足を提供するが、悲惨、死を与えます。
13)これは見て美わしく、香りは甘いが、心は非常に苦い林檎(りんご)です。
14)もしあなたがたが何を学ぶべきかとわたしに問うなら、わたしはあなた自身を学べと答えよう。そしてもしよくこれを学んでから、次ぎに何を、学ぶべきかと問うなら、再びあなた自身を学べと答えましょう。
15)能く自分の低い自我を知る者は、この世の幻影(まぼろし)を知り、消え去るものを知り、また自分の高い自我を知る者は神を知り、能く消え去ることの出来ないものを知ります。
16)純潔と愛をわがものとした者は非常に幸福です。その人は低い自我の危険からあがなわれ、自分は高き自我となります。
17)人々は下界の生きた怪物と思っている悪から救われんことを求め、悪魔の変装に過ぎない神々にすがりつきます。その神々は極めて力強く、しかも嫉妬(ねたみ)、憎悪(にくしみ)、情欲に満ちて居ります。
18)その気に入ろうとすれば、果実、禽獣、人間などの高価な犠牲を払わねばなりません。
19)しかし、これらの神々は聞く耳なく、見る目なく、同情の心なく、救う力はない。
20)この害悪は架空のもの、この神々は空なるもの、思想の影を着たもの。
21)自我、低い自我こそは、人間がこれから救われなければならぬ唯一の悪魔です。人間が自分の悪魔を見出そうとすれば、自分の内部を見なければならない。その名は自我です。
22)もし人問が自分の救主を見出そうとすれば、自分の内部を見なければならない。そしてこの悪魔なる自我が王位を退けば、救主、即ち愛が王座に挙げられましょう。
23)光のダビデは純潔であり、闇の強きゴリアテをほふって、愛なる救主を王座に据えます。
【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling 】
SECTION III<o:p></o:p>
GIMEL<o:p></o:p>
Education of Mary and Elizabeth in Zoan<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
CHAPTER 8<o:p></o:p>
Elihu's lessons. The unity of life. The two selfs. The devil. Love - the savior of men.
The David of the light. Goliath of the dark.<o:p></o:p>
AGAIN Elihu met his pupils in the sacred grove and said,
2) No man lives unto himself; for every living thing
is bound by cords to every other living thing.
3) Blest are the pure in heart; for they will love and not demand love in
return.
4) They will not do to other men what they would not have other men do unto
them.
5) There are two selfs; the higher and the lower
self.
6) The higher self is human spirit clothed with soul, made in the form of God.
7) The lower self, the carnal self, the body of desires, is a reflection of the
higher self, distorted by the murky ethers of the flesh.
8) The lower self is an illusion, and will pass away; the higher self is God in
man, and will not pass away.
9) The higher self is the embodiment of truth; the lower self is truth
reversed, and so is falsehood manifest.
10) The higher self is justice, mercy, love and right; the lower self is what
the higher self is not.
11) The lower self breeds hatred, slander, lewdness, murders, theft, and
everything that harms; the higher self is mother of the virtues and the
harmonies of life.
12) The lower self is rich in promises, but poor in blessedness and peace; it
offers pleasure, joy and satisfying gains; but gives unrest and misery and
death.
13) It gives men apples that are lovely to the eye and pleasant to the smell;
their cores are full of bitterness and gall.
14) If you would ask me what to study I would say, your selfs;
and when you well had studied them, and then would ask me what to study next, I
would reply, your selfs.
15) He who knows well his lower self, knows the illusions of the world, knows
of the things that pass away; and he who knows his higher self, knows God;
knows well the things that cannot pass away.
16) Thrice blessed is the man who has made purity and love his very own; he has
been ransomed from the perils of the lower self and is himself his higher self.
17) Men seek salvation from an evil that they deem a living monster of the
nether world; and they have gods that are but demons in disguise; all powerful,
yet full of jealousy and hate and lust;
18) Whose favors must be bought with costly sacrifice of fruits, and of the
lives of birds, and animals, and human kind.
19) And yet these gods possess no ears to hear, no eyes to see, no heart to
sympathize, no power to save.
20) This evil is myth; these gods are made of air, and clothed with shadows of
a thought.
21) The only devil from which men must be redeemed is self, the lower self. If
man would find his devil he must look within; his name is self.
22) If man would find his savior he must look within; and when the demon self
has been dethroned the savior, Love, will be exulted to the throne of power.
23) The David of the light is Purity, who slays the
strong Goliath of the dark, and seats the savior, Love, upon the throne.【続く】