レンタル店で借りてきて観た映画2本目は、『オンネリとアンネリとひみつのさくせん』でした。フィンランドで国民的大ヒットの児童文学映画化作品の第3作目の映画。 1作目と2作目を観賞してファンになっていました。3作目の主人公のオンネリとアンネリがだいぶん大きくなって美少女になっていたのにびっくり。この3作目で、二人の出番が最後になるということでした。オンネリとアンネリの家の前に、身寄りのない孤児たちが暮らす「子どもの家」ができ、その家の所長のミンナ・ピンナは子どもたちを番号で呼び、厳格なルールで支配するような、自由のない家でした。そこで、暮らしていた一人の少年が、施設内でのひどい扱いに嫌気がさし、逃げ出します。彼の施設での扱いを聞かされたオンネリとアンネリは、「子どもの家」にいる子どもたちを助けることを決意します。近所のリキネン夫妻やノッポティーナ&プクティーナ姉妹、プティッチャネン親子とともに、「ひみつのさくせん」を開始するというストーリーでした。前2作品での出演者勢ぞろいのキャストで、前2作品を思い出しながら観賞しました。ノッポィーナ&プクティーナ姉妹が育てていた花が不思議でした。ファンタジーぽくって、夢がある映画でした。終始、笑顔を見せることがなかった、所長のミンナ・ピンナが、最後のほうのシーンで、本当に優しそうに笑顔を見せていたこと、本当のミンナ・ピンナはこういう人だったのだろうなあということを想像させるような終わり方でした。全編に渡って、ほのぼのとしていて、平和で、肩肘張らないで観賞できた映画でした。第4作目があればまた観賞したいなあと思いました。