TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

五感の力でバリアをこえる

2017年09月22日 | 読書日記
五感の力でバリアをこえる 成松一郎 著 大日本図書
図書館で借りて読んだ本でした。この本は、ユニバーサルデザインの観点から、視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚、五感のどれかに不自由があっても、心地よく生きられる社会づくりを目指す人達を紹介している本です。(一部HPより転載)ペンの色になぜ色の名前が書いてあるのか、テレビのリモコンのデータ放送ボタンになぜ色の名前が書いてあるのかなど、見えるものが実際の色と違うように見える方々がおられ何に困っておられるのか記載されていた箇所がありました。また、JRの駅の改札で定期をタッチしたときに有効期限まじかのお知らせが印字されたり、音でお知らせしたりする工夫やお風呂のお湯をはるときに「お風呂の栓はしましたか」としゃべったりする工夫は、いろいろな観点から利用する人々の便宜を図るために工夫されていたのかもしれないとこの本を読んで感じました。誰もが気持ちよく日常生活を送れるようにあらゆる角度から気づくことの大切さを感じた本でした。
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