TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

カワイイに恋して

2012年02月19日 | ひとりごと
先日、NHKの歴史秘話ヒストリア『カワイイに恋して、中原淳一とカーネーションの時代』を見ました。前の職場の同僚は中原淳一さんの絵がとても好きな方でした。そのお蔭で中原淳一さんの絵のことを気にかけるきっかけが何年か前から増えていました。大分前に河口湖にあった中原淳一美術館を訪れたことがありました。(中原淳一美術館は今はもう閉館しています。)その美術館で中原淳一さんの絵をじっくり鑑賞したのが中原淳一さんの絵に触れた初めての機会だったのです。そのとき、実に繊細でかわいい絵を描かれる方だなあと思っていました。この美術館を見学して、女優の芦原邦子さんが奥さんだったんだなあと新たに発見したことも多かったのも覚えています。この番組では、この河口湖美術館では知ることがなかった、中原淳一さんが絵を描かれるきっかけになった生い立ちや絵に対する思いをとてもわかりやすく知ることができました。昭和の時代の女性たちを魅惑したかわいい女性たちの絵やファッションがドラマカーネーションのコシノ一家や多くの著名なデザイナーたちに影響を及ぼしてきたのですね。そして、中原淳一さんが描く女性のキラキラ輝く瞳が大きくなった意味も感慨深いものがありました。この番組、見てよかったです。
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