TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

ゲゲゲの女房

2010年06月22日 | 読書日記
ゲゲゲの女房 武良布枝 著 実業之日本社
今NHK朝の連続テレビ小説の原案である
水木しげるさんの奥さんの自伝。
この本を読めばドラマの展開もよくわかった。
マイペースそうな水木さんをしっかりと支え続けて
来られた今までの人生が語られている本だった。
所々に挿入されといる水木さんのマンガも当時の
様子が描かれていてとてもわかりやすかった。
この本の最後のほうで終わりよければすべてよしと
語られていたこの言葉は著者の今まで生きて来られた
人生そのものをうまく表現されていた。
マンガが売れない頃の極貧生活が辛い時期だったはずなのに
今までで一番懐かしく感じられると書かれていた。
一生懸命生きて来られた方にしかわからない真実の言葉だった。
境港を訪れたときに見かけた水木しげるさんの
なまけ者になりなさいの碑の意味もこの本を読んで
その意味の奥深さがよくわかった。

コメント
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