平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

悶々

2011-10-29 15:49:46 | インポート

 すでに少し書いたが水曜日の夜、NHKラジオのニュース番組で拓殖大学大学院教授・森本敏が「使い勝手が悪いと米軍に沖縄から出て行ってもらっては困る」と言っているのを聞いて、怒りで眠れなかった。普天間移設は沖縄・辺野古でなければならないことを沖縄にも理解させるべきだ、県知事もはじめは「容認」の人だから、いつかは決断しなければと思っているはずだ、という発言の後だ。

 さすがタカ派で有名な人だ。沖縄は軍事上のただの道具でしかない。住民の存在など、頭の中にないのだろう。基地負担の軽減といっても基地がある以上望めないことで、米軍にはそんなつもりは更々ないだろう。訓練の本土移転も自衛隊との連携強化が目的だし、海兵隊のグアム移転にしても、司令部を後方に引いて、沖縄を戦場にするという米戦略に基づくものだ。

 それを十分知ったうえでの『使い勝手』の発言は、沖縄はこれまで通り、切り捨てられ、利用され、だまされる『使い勝手の良い』存在であり続ける運命だと言ったのと同じだ。そして、それを無批判に聞き流してしまう、本土のメディアの自覚のなさに唖然としてしまう(普)


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