「外堀を埋める」96条改憲
みやこ9条の会 事務局長 三浦春彦
いま自民党や維新の会などが日本国憲法の改定をねらい、まず改憲手続きを定める96条から手をつけようとしています。
本来憲法は「権力者を縛る」もので、その証拠に96条では、天皇や国務大臣、国会議員など公務員に憲法を守る義務を課していて、そのため改定には高いハードルを設けているのです。それを勝手に低くしようとするのはこの憲法の根本を揺るがす重大な問題です。
自民党の石破幹事長は「96条の改定は9条の改定に直結する」と公言しており、9条が本丸で96条改定は「外堀を埋める」作戦と言えます。
改憲勢力は憲法をどう変えようとしているのか、みなさん一緒に考えてみませんか。
憲法講演会(主催:みやこ九条の会)
日 時:2013年5月12日午後2時より5時
場 所:働く女性の家「ゆいみなぁ」ホール
テーマ:「憲法 剣ヶ峰―いまこそ守り生かそう、
草の根で」
講 師:小林 武(沖縄大学客員教授・弁護士)
参加費500円