平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

漁民が海を売る思い(2)

2013-03-12 11:20:06 | インポート

辺野古埋め立て、名護漁協が同意 書面提出は補償決定

2013年3月12日 琉球新報

 【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う公有水面埋め立てへの同意を諮る名護漁業協同組合(古波蔵廣組合長)の臨時総会が11日、名護市内で開かれた。議決権のある正組合員96人のうち、委任を含め91人が出席。無記名投票の結果、同意することに賛成が88、反対が2となり、賛成多数で可決した。

 補償交渉は同漁協の交渉委員会に一任すること、補償金の配分は配分委員会に委ねることも賛成多数で可決した。両委員会で承認された後、役員会が最終的に決定する。

 今後、同漁協と政府は補償交渉を本格化させる。同漁協は、交渉が妥結するまで政府に同意書を提出しない方針。古波蔵組合長は総会後、報道陣に「(組合員の)皆さんが納得いくような額じゃないと駄目だ。われわれが申し上げる額をしっかり出していただければ明日にでも(同意書を)出す」と話した。

 政府は、3月末に県に埋め立て申請する方向で検討している。一方、古波蔵組合長は、交渉妥結前の埋め立て申請について「いい印象を持たない」としている。政府は交渉の進行状況も考慮しながら、最終的な申請時期を判断するとみられる。

~~~~~~~~~~~~~

*死んだ私の父は、山口県萩市三見地区に原発建設計画があったとき、「海はもうだめだし、跡継ぎもおらん。原発でもつっくって補償金をもらったほうがええ」と言っていた。妹の連れ合いも電気工事の仕事していて「原発でも作らんと仕事がない」と言っていた。結局、その計画は当時の市長の決断で受け入れを拒否したのだが、その後その市長は自殺、相当の圧力があったのだろう。(普)