何だか舌を噛みそうな名前の花ですが、略してユーフォルビアとも
又はダイアモンドフロストとも呼ぶ様です。
この花は暑さにめっぽう強く、初夏から秋まで休むことなく咲き続ける花です
次から次ぎへと白い小花を咲かせ、嬉しい事にこの花は自分の咲き終わった古い花や
葉を自然に落としてくれる手間いらずの花なんです。
咲き終わった後の花殻摘みは、結構大変で面倒なものですが、その点助かります。
白い小さい花の様に見えるのは実は苞と呼ばれる葉が変化したもので
長さは1,5~2センチ位で株全体を覆っています。
本来の花は中心部にある小さい花ですが、今年はまだ蕾が多い様です。
この花は茎や葉が傷つくと白い乳液を出します。かぶれる事があるので
切り戻しや株分けをする時はビニールの手袋をしています。
この乳液を初めて薬として使った医師に因んでユーフォルビアと名付けられたようです。
花言葉は ”君にまたあいたい” だそうです。古い葉や花がらを自ら落として咲き誇る
ことから付けられたのでしょうか…
ふわ~としたカスミソウの様な華やかさと、
山野草の様な儚げな優しさを併せもった花です。別名を雪華草といいます。
苞を鑑賞する植物です。
夏に清涼感を与えてくれるユーフォルビア・ダイアモンドフロスト、
限られた期間を精一杯に自分の役割を全うするという生命力のある珍しい花です。
今、キラキラ輝いています。