先のエントリーの「先のことを読む力」に関連して、食後のお茶タイムの5分間だけ頭のトレーニングのつもりで考えてみたいと思います。
23日、竹島(韓国名・独島)にロシア軍機が領空侵犯したので、韓国軍機と自衛隊機がスクランブルしたというニュースです。その際、韓国軍機が機関砲(?)を360発威嚇射撃したと伝えられています。また、近くに中国軍機もいたとのことです。こう言う場合、「計器の故障でした」と詫びを入れ、「今後気をつけるように」と返してお終いとなるものです。
ただ、ロシア機だけではなく、中国軍機もいたというところが何かありそうです。例えば、ロシア軍と中国軍が共同歩調を合わせて、竹島(各国名・独島)を領空侵犯したら、どうなるのか試してみたということです。結果、当然のことながら、日本の自衛隊と韓国軍がスクランブルをかけて来ました。
そうすると、360発もの威嚇射撃をしたというのがポイントで、より強く領土を主張した、必至に守ったのが韓国軍だという印象になってしまったように思います。
ここから先は、かなり深読みなのですが、ロシア軍と中国軍が同時に来たというのがミソで、これはロシアと中国、それに韓国が打ち合わせの上でやった演出ではないかと思ったりします。360発は、打ち合わせの上のことではないかと思います。その目的は、ロシアと中国が韓国の竹島(韓国名・独島)に対する主張を非公式ながら認め、今後お互いの経済面でのつながりをより深めようとする狙いがあるのではないかと思います。
なぜそう思うのかというと、日本が韓国に行った半導体の輸出規制をチャンスとばかりに、中国とロシアが韓国とのつながりを強化しようとしても不思議ではないからです。韓国の半導体輸入は、ビジネスとして大きいからです。そして、日本は振り上げた拳を下ろすタイミングを失い、またしても蚊帳の外・・・。
何か、悪い方向にばかり考えてしまうのが嫌なのですが、外交とかいうのは、そうならないように手を打つというものだろうと思いますので、私もそうならないようにと願うばかりです。
やれやれ、5分のつもりが10分も時間がかかりました。お茶も冷めてしまいました。我ながら、頭が悪いです。もっと、頭を使わなければ・・・。妄想はお終い。さぁさぁ、仕事、仕事!