今、浜坂教会の機関誌「ホドス」第15号を印刷しているところです。これまでは、コピー機で片面印刷したものを仕上げていました。
なぜ片面なのかと言うと、コピー機が自動で両面印刷に対応していないからです。手動でしようとしても、熱で反り返ってしまった用紙が割と簡単に詰まってしまうからです。そうすると、また片面コピーからやり直さないといけませんでした。
仕方なく片面で我慢していたのですが、今度は折るという作業が余分な仕事となり、能率が上がりません。そこで、インクジェットプリンターで両面印刷したらどうかと思いつき、今号のホドスから試してみることにしました。
それで、結果的に一度に印刷せずに、小分けに印刷して完成品を作るという作業をしているのですが、その過程で分かってきたことを忘れないように備忘録として書いておきたいと思います。
まず、この度の作業を通して、何も意識せずに印刷してしまうと、インクの量が多すぎて、紙が濡れて波打ってしまい、両面印刷の段階でインクヘッドが紙に触ってしまい、ヘッドが汚れてしまうという現象が起こり、何度もヘッドクリーニングを行わなければならなくなりました。
これでは能率も効率も上がりませんので、色々と考え、調べてみたところ、インクジェットプリンターというものは、プリンターのプロパティでインクの噴射量をコントロールできるということが分かりました。それで、紙が濡れて波打たない程度にインクの噴射量を少なくしてみることにしました。
試行錯誤の結果、私のプリンターでは、今回使用している「上質紙70」の場合、インクの噴射量を「-45」に、追加乾燥時間を「2秒」に設定すると、印刷面が汚れずに紙も反り返らないということが分かりました。印刷品質も、ギリギリ悪くありません。
現在、その設定で印刷を進めています。忘れてしまわないように・・・