融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

「奇跡や神秘に頼らなかった」

2017年03月30日 | 聖書のお話

「奇跡や神秘に頼らなかった」 マタイによる福音書 17章1~13節

 イエスさんは、ペトロ、ヤコブ、ヨハネを連れて山に登り、そこで神秘的な体験をしました。それを見たペトロは、興奮して「仮小屋を三つ建てましょう」と言い出しました。ペトロが話しているうちに、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者。これに聞け」という神さまの声が、雲の中から聞こえて来ました。

 神秘や奇跡を見て興奮した人間は、得てして自分の願望を語るものではないでしょうか。そういった自己願望を語るのではなく、神の愛と救いを語っているイエスさんの言葉を黙って聞いていなさいということなのかも知れません。

 神秘や奇跡は、「悪魔の誘惑」のように、やり方によって自分の都合の良いように利用できるものです。けれども、イエスさんは、そんな神秘や奇跡に頼って福音を宣べ伝えるのではなく、苦難の僕(しもべ)として、連帯や互助を通して、額に汗を流しながら福音を宣べ伝えなさいと教えておられるように思います。それこそが、弱い立場の人たちと出会う道ではないかと思います。

 


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乳化、ショック!

2017年03月29日 | 日記

 暖かくなり、自動車のエンジンオイルを交換したのですが、オイルキャップの裏側にマヨネーズが付着していました。エンジンオイルと水が混じり合って乳化したやつです。初めてのケースです。

 原因として考えられるのが、冬場の短距離走行の繰り返しと、エンジン損傷による冷却水の混入とのことですが、ラジエターのリザーバータンクに水質の異常は見られませんので、冬場の短距離走行の繰り返しのせいではないかと仮定できます。

 冬場は、結露によってエンジン内に水分が発生するそうです。そこそこの距離を走り、エンジンも過熱すると、その水分も蒸発するのですが、短距離走行では十分にエンジンの油温が上昇せず、結果として水分がエンジンオイルに残り、シェイクされることによってマヨネーズのように乳化が起こるようです。

 考えてみれば、今年の冬は大雪で車も雪に埋まったりで、結露し易かったのかもしれません。北海道に住んでいたときは、車に乗るときは暖気を十分にして室内を暖めないと寒くって乗れませんでしたし、走る距離も長かったので、乳化なんて見たこともありませんでしたが、この冬の但馬は、町の外に出るのもままならない大雪でしたので、こんなことになってしまったのでしょうか。それと、最近は、エコとか何とかで、暖機運転をせずに走り出すのがトレンドらしく、アイドリングストップも加わり、短距離走行の繰り返しではマヨネーズ大量生産になってしまうのかも知れません。

 対策としては、結果的に短距離走行の繰り返しになっているので、必要もないのに遠回りできるはずもなく、こまめなエンジンオイルの交換しかないのかも知れません。あるいは、春になって暖かくなったらエンジンオイルとオイルフィルターを交換するで良いのかも知れません。

 

片隅に浜大根の花が咲いていました 


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明日は礼拝です

2017年03月25日 | 礼拝のご案内

 明日、3月26日(日)は、本年度最後の礼拝です。午前9時からの教会学校、午前10時15分から讃美歌練習、午前10時30分から礼拝が始まります。メッセージは「奇跡や神秘に頼らなかった」です。讃美歌は「ひとよ、汝が罪の」(今月の歌)、「暗いゲッセマネ」、「あなたもそこにいたのか」です。礼拝後は、祈りの一時があります。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 明日は、午後0時30分から香住教会で但馬地区合同イースターが行われます。浜坂からは、汽車で移動する予定です。ちょうど、お昼の便があり、30分かけて到着します。子どもたちは、汽車の旅が大好きです。合同イースターでは、みんなが缶詰を一つ持参します。ご飯が用意されていますので、缶詰をおかずにお昼を食べます。さぁ、どうやって食べるかは、お楽しみに!

 ところで、今週は月曜から体調を崩してしまい、今日やっと回復して来たような感じです。思い起こすと、最近は体調を崩すと、なかなか回復できません。歳を取ったということでしょうか。

 一方で、私の場合は、たまに体調を崩す方が健康の有り難さを忘れず、丁度良いのかもしれません。

 さぁ、明日、健康が与えられたら、明日できることを精一杯しようと思います。

 


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「常識の反対を教えていた」

2017年03月25日 | 聖書のお話

「常識の反対を教えていた」 マタイによる福音書 16章21~28節

 「救い主」とは、当時のユダヤ人にとって「自分たちの国の王」とか「指導者」と考えられていました。それだけに、イエスさんから「(私は)長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、三日目に復活することになっている。」と聞かされたペトロは、到底受け入れることができなくて、イエスさんをわきへ連れて行き、「主よ、とんでもないことです。そんなことがあってはなりません。」と強い口調でいさめました。

 ペトロの言葉は、ユダヤ人の常識から考えると、自然なことなのかも知れません。けれども、それは、イエスさんが示す「救い主」像を真っ向から否定する言葉でもありました。常識が勝って、イエスさんの教える言葉が「とんでもない」のですから、常識が神さまになっています。イエスさんは、往々にして常識と反対になるように教えているように思います。教えの表面的な部分ではなく、深意にある真理に目を留めるようでありたいと思います。

 

 


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気候と体調

2017年03月23日 | 日記

 19日(日)の夜から、子どもが熱を出して昨日の(水)まで学校を休んでいました。

 19日(日)の夜、私も頭が痛くなり、ぐずぐずと休みながら今日まで来ました。

 子どもの方は、良くなって学校に出かけましたが、私の方はどちらかと言えば悪くなっています。

 年度末で何かと気ぜわしく、気候も暖かくなったり、寒くなったりと、コンディションを維持するのが大変です。

 それでも、日曜日を休まずに過ごせているのは有り難いです。赴任して以来、交換講壇以外で礼拝に穴を開けたことがありません。

 連れ合いは、5月に実母の記念会があり、その準備もあって気を張っています。

 記念会の準備が一段落して、連れ合いがダウンしたときにはカバーできるように、早く私も回復したいものだと思います。

 畑作りもやりたいのですが、年度末締め切りの仕事もあって、やりたいことがやれないことがストレスになっています。

 

 


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