明日９月２９日（日）は、主日礼拝です。午前９時から教会学校、午前１０時３０分から礼拝が始まります。メッセージは、「放蕩の理由」です。讃美歌は、「心を高くあげよ！」、「主よ、いのちのパンをさき」、「み言葉をください」です。礼拝後には、祈りの一時、会堂清掃、お茶の一時があります。ご興味のある方は、どなたでもご参加ください。
ここ浜坂では、だいぶお米の収穫が進んでいるようです。台風１８号が発生しました。日本海側を通るようですので気をつけたいと思います。台風の進路にあたる地域では、早めに台風備えを心がけ、被害が最小限でありますようにお祈りいたします。
世の中は、不景気のどん底だというのに、１０月から消費増税が断行され、消費に対する「罰金」が強化されます。一方で、これまで隠されてきた上級国民の不正が暴露されたりもしています。何かの風が吹いているのでしょうか。
消費増税の結果、更なる生活の破壊、経済の破壊が起こったなら、そろそろ庶民の怒りも爆発する頃です。そうなった時、主役は私たち国民一人ひとりであったことを思い出せるのでしょうか。
「いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関」を掲げる長周新聞の記事をご紹介いたします。
根室での意見交換会の全文起こしとのことで、読み応えがありますので、是非ご覧ください。新聞の購読もご検討ください。
「罪の悔い改め」 ルカによる福音書 １５章１～１０節
イエスさんは、徴税人や罪人に向かって「見失った羊」の例え話をされました。徴税人や罪人は、悔い改めるべき迷い出た一匹の羊のような存在と考えられていました。一方、ファリサイ派や律法学者は、悔い改める必要のない９９匹の羊のような存在と考えられていました。この百匹の羊の群れを養う羊飼いは、９９匹を野原に残し、見失った一匹の羊を見つけ出すまで探し回ります。この羊飼いは、神さまを例えています。そうして、見失った一匹の羊を見つけ出したなら、宴会を開いて大喜びする様子を伝えています。
この例え話は、一匹の羊を見失ってしまった責任を感じ、一生懸命探し出そうとする羊飼いの心情を伝えています。まるで、この一匹の羊が「悔い改めるべき罪人」と呼ばれているのが、自分の責任であると自覚しているかのような振る舞いです。例え話を通して、神さまは、徴税人や罪人と呼ばれている人たちが、ユダヤ社会でファリサイ派や律法学者たちから悔い改めを迫られ、肩身の狭い思いをしつつユダヤ社会から疎外されていることの責任が、ご自分にあるのだと自覚しているように伝わって来ます。このような慈愛に満ちた神さまだからこそ、私たちも安心して悔い改めることができるのではないでしょうか。
違法な政治献金を受け取っても、後になってバレてから「その時は知らなかったので、お返しする」で済まされるのであれば、また原発マネーを環流させて私腹を肥やしても「一時的に預かっただけで、お返しする」で済まされるのであれば、それらが見過ごされるのであれば、警察の姿勢にも開いた口が塞がりません。罰金すらもないのだとしたら、庶民感覚でとてもついて行けません。
思いついたのですが、スピード違反だということで停止させられたとして、「標識が分かりませんでしたので、違反した地点に戻って、制限速度で走り直します」と言えば良いということなのでしょうか。庶民の些細なスピード違反は許さずに罰金払えで、政治家の違法行為や企業のトップが行う不正は許されるというのなら、この国に道徳とか正義とかいう言葉はなくなったと考えるべきで、甚だ疑問に思います。
関西電力の会長や役員らが、「原発マネー」を環流させて私腹を肥やしているというお話ですが、それがバレたら「一時的に預かっていただけなので、お返しする」で済まされるのであれば、開いた口が塞がりません。
