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融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2025年08月02日 | 礼拝のご案内

 明日8月3日(日)は、平和聖日です。午前10時から礼拝が始まります。メッセージは「戦争を免れるのは愛」、賛美歌は「このこどもたちが」、「真実に清く生きたい」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。礼拝後、8月の定例役員会があります。

 8月になりました。8月の第1週は、教会暦で「平和聖日」です。先の戦争中、1940年4月1日に宗教団体法が施行され、戦時下の宗教団体として1941年6月に30あまりのプロテスタント教会が合同して「日本基督教団」が設立しました。その後、日本基督教団は、ご想像の通りに戦争協力の道を歩みました。「平和聖日」は、一人の人間として平和のために祈る日であると同時に、戦時中に教会が犯した過ちを繰り返さないための決意を新たにする日でもあると考えます。

 戦後になり、まもなく宗教団体法が廃止されました。日本基督教団も新しく歩み始め、戦争中に犯した過ちを振り返り、悔い改めもしました。1966年10月の第14回教団総会において、当時の総会議長であった鈴木正久さんの名前で「第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」(いわゆる「戦争責任告白」)が出されました。しかし、教団内で賛否両論があり、現在必ずしも「戦争責任告白」が重んじられている訳ではありません。

 「平和聖日」で平和を祈るというのは、感覚としては自然なことかと思われます。しかし、世界中で止めどもなく戦争が繰り広げられている中で、改めて平和を祈るとはどういうことなのかと問われているように思います。非常に簡単に言ってしまうと、「平和を祈る自分はどこに立っているのか」という問いを、自分自身に持つ必要があると思うのです。誰でも自分や自分の家族や親戚は大切です。自分や家族の命が戦争で脅かされそうになるとしたら、誰であっても平和を祈るものです。しかし、自分や家族の平和を祈りつつ、他人を劣等人種と考えて差別したり、「アマレク人」と言って殺しても構わないと考えているならば、その平和の祈りとやらはお為ごかしの自己満足です。

 はっきり言って、一人ひとりが自分の頭がおかしくなっているのではないかと考えるのは非常に有益なことではないかと思います。そんなことはない、平和を祈ると心が平安になれるし、自分が救われるような気がすると考えている自分に気がついたなら、その人はもしかしたら1940年頃に生きているような感覚になっていないか自問自答してみるのが良いのではないかと考える今日この頃です。

 

 


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明日は礼拝です

2025年07月26日 | 礼拝のご案内

 明日7月27日(日)は、7月最後の礼拝となります。午前10時から礼拝が始まります。メッセージは「良いものは愛」、賛美歌は「さすらいの民よ」、「いともとうとき」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 最近よく、自分で調べたり、自分で考えて答えを出すべき、みたいなことを書いているように思います。それは、YouTubeを見て内容を鵜呑みにすることを指しているのではなく、様々な情報を調べて、それを一つひとつ積み上げて、串で通すように見通して、最後は他人の考えではなく創造的に自分の考えを持つという意味です。先のYouTubeの内容とは他人の考えであり、それを見て内容を鵜呑みにするのは自分で考えた答えを持たないということなのです。

 YouTubeの言うことを信じて(信じ込まされて)、あたかも自分の考えたことのように思ってしまう人も多いのではないでしょうか。世の中、忙しくて時間に追われている人が多いので、時間のかかる情報収集などできないのが現実なのかも知れません。それっぽい解説を聞いて、それを信じてしまうことの方が簡単だと思います。私も大袈裟に「様々な情報」なんて言っていますが、私の場合、外国語がスラスラ読めないのが玉に瑕でしたが、最近になって翻訳された海外の記事が読めるようになったことが良かった点です。具体的には、最低限ブログにブックマークしている箇所を毎日目を通しているだけです。その他にもいくつかありますが、それは不定期に目を通しています。すると、右も左も上も下もと、色々とな人の色々な視点に気づかされながら、最終的にそれらを一つひとつ積み上げて、串を通すように見通して、それらを総合して最後は創造的に自分の考えを持つようにしています。

 大袈裟に言うと、人として大切なのは、自分で何でも創造したものを作ったり、自分がやってみたいことを創造して行うことではないかと思います。それが一番楽しくもあります。人に「やれ」と言われてやっても煩いだけです。すると、たとえ失敗しても自分が好きでトライしたことなら責任の取りようもあるというものです。そうすることによって、人は成長できるのではないでしょうか。自分で調べるの話に戻ると、それは「情報」と言い表すことができます。情報を処理するには、哲学や倫理、人間力が必要です。情報を処理し、導きだされた答えは、その人の人間性が現れるものなのです。そのような意味で「愛」というのは、哲学でもあり、倫理でもあり、人間にとって必須のスキルではないかと考えています。

 一方で、人間にとって必須のスキルであると思われる「愛」が、すっかり影が薄くなり、軽く見られ過ぎているのではないかと感じる今日この頃です。

 


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明日の礼拝はお休みします

2025年07月19日 | 礼拝のご案内

 明日、7月20日(日)の礼拝は、お休みします。

 浜坂では、夏祭りの真っ只中です。明日は、花火大会も開催されます。伝統行事の麒麟獅子舞も披露されます。人手も多いことかと思います、事故などなく盛況でありますようお祈りしています。

 また明日は、参議院選挙があります。人々の暮らしが、とりわけ弱い立場の人たちの暮らしが守られるような社会となるように、有権者が候補者をよく吟味して投票したいものだと思います。

 私は、れいわ新選組を応援しています。その理由は、以前の参議院選挙で驚いたことがあるからです。私は知らなかったのですが、比例で特定枠という優先的に当選させるという枠があるそうです。それを利用して、重い障がいを持った船後さんと木村さんを当選させました。更に驚いたのが、それをしたために、れいわ新選組の代表を務めていた山本さんの票が足らなくなり、落選するというオチがありました。当時、れいわ新選組は小さな政党でしたので、そうなることも予想されたのですが、そうなることを織り込み済みで、重い障がいを持つお二人を国会に送り出したれいわ新選組の方針に、関心したことを思い出します。

 この度の参議院選挙でも、比例の特定枠に国際紛争の調停に関わった、言わば調停のプロ、戦争にならないようにするプロである伊勢崎さんという方を充てています。近年、世界が流動的になり、ウクライナ、中東での紛争が混迷し、東アジアにも紛争の火種が飛んで来ています。このような混迷を極めた状況下で、戦争をやったこともない人たちが、戦争について論じていることに、何をか言わんやという思いがします。このような状況であるからこそ、戦争にならないようにするプロが一人でも国会に必要ですし、国会で活躍して欲しいと心から願いつつ、友人や知人に「比例はれいわ」と勧めているところです。

 明日は投票日ですが、一人でも多くの有権者がこの時代と自分自身の良心に照らし合わせ、清き一票を投じて欲しいと願っています。

 

 

 

 

 

 


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明日は礼拝です

2025年07月12日 | 礼拝のご案内

 明日7月13日(日)は、主日礼拝です。午前10時から礼拝が始まります。メッセージは「快い眠りは愛」、賛美歌は「さすらいの民よ」、「いともとうとき」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 明日は、河川愛護の日で川の土手の草刈があります。早朝のことなので、当日参加すると礼拝の時間に間に合わない可能性がありますので、毎年のことですが事前に草刈り機で作業させてもらい、予め町内会長さんにお断りを入れて当日欠席させてもらっています。

 町が予め作業範囲を各町内毎に割り当てています。自分の自治区の割り当て場所に行って周りを見渡してみると、他の地区でも既に綺麗に草刈りしているところもありました。自分の地区の場所も、私と同じように当日参加できないのか、既に誰かが草刈をされていました。残っている法面の部分を草刈しましたが、これが見た目より結構キツいです。地下足袋を履いているのですが、斜面が滑りやすくて体が不安定になり、草刈機の扱いが難しく、ヒヤヒヤしながらの作業になりました。暑いので、もうこれ以上やると倒れると思ったところで終わりにしました。

 20日は、参院選の投票日です。この国は、有権者の25%の指示を得た人たちが政権を握っています。その中には、農業従事者も多いと聞いていますが、この度の令和の米騒動をどう思っているのでしょうか。このままでは、農業を継ぐ人たちがいなくなるとも言われていますが、そうなるような政治を行っている25%の支持を得ている政党を、農業従事者は今後とも支持されるのでしょうか。そうすると、農業従事者が自ら農業を・・・。何だかカオスの時代になったような感じがします。

 2025年度の日本の税収は、過去最高の収入と伝えられています。国民から集めた税金を配分するのが政治の役割ですが、裏金を作って自分の懐へ入れるような政治家が、税金を正しく公平に配分するとは思えません。能登の災害も他人事、米の値段高騰も他人事、親の地盤を継いだ二世議員が闊歩する永田町に能力があるのかと疑いたくなります。野党の顔をした与党とか、政治屋なんかもうたくさんです。選挙では、弱い立場に置かれている国民の側に立つ、本物の野党に清き一票を入れたいと考える今日この頃です。

 

 

 


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明日は礼拝です

2025年07月05日 | 礼拝のご案内

 明日7月6日(日)は、主日礼拝です。午前10時から礼拝が始まります。メッセージは「一人よりも愛」、賛美歌は「さすらいの民よ」、「いともとうとき」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。礼拝後は、7月の定例役員会があります。

 今年の梅雨は、いつの間にか終わりました。その分、暑い日が続いています。まだ7月初旬だというのに、真夏の暑さで参っております。病気がちの方々や体の弱い方々が、この暑さから守られますようにとお祈りいたします。

 現代シオニズムとは、石油の採れる地域で利権を確保するために、自分たちの国を設立してしまえという企てのように思えます。小さく建てられたイスラエルという国は、どんどん拡張しようとしていますが、そのような企てをもっともらしくするために、宗教が用いられているのです。しかし、イランに喧嘩を売ったイスラエルの側が停戦を申し入れました。それは、イスラエルの負けを意味しています。

 何だか、これはアレを思い出します。そう、メルケル元首相曰く、時間稼ぎの「ミンスク合意」と同じです。イスラエルは、弾薬を補給し、体制を立て直し、近いうちにまたイランを攻撃するでしょう。カオス米帝国といい、もういい加減にして欲しいと思う今日この頃です。

 

 


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