融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2021年09月25日 | 礼拝のご案内

 明日9月26日(日)は、主日礼拝です。午前9時からの教会学校については、コロナのこともあり引き続きお休みしています。10時30分から礼拝が始まります。メッセージの題は「先にいる者が後になる」、賛美歌は「神はわが力」、「飼い主わが主よ」です。礼拝中は、窓を空けて換気をしています。ご興味のある方は、感染症対策の上、どなたでもご出席ください。礼拝後は、祈りの一時、会堂清掃、お茶の一時を予定していますが、いずれも参加人数が多い場合は行いません。コロナ渦にあってのお守りをお祈り申し上げます。

 同志社大学の教授をされている浜矩子さんという方が、自民党の政治家たちはバブルの中で生きてる、という記事を書かれています。オリンピックのときに「バルブ方式」というシャボン玉で包み込むように感染を防止するといったことに引っかけた話ですが、なるほどそうだと思いました。コロナ渦の政策が失敗し、これ以上首相を続けても支持率が落ちるばかりとなった首相交代ですが、相変わらずコロナ渦の政策に関心がないような総裁選の話題ばかりで、どうやったら選挙に勝てるかしか頭にない、まるでシャボン玉に包まれてお花畑で生活しているんじゃないかと思わされています。これでは、世の中で苦しんでいる人たちの気持ちなどサッパリ分からないだろうなと思います。来る衆議院選挙では、国民の正しい判断が望まれているところです。

 


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「恵みを分かち合う」

2021年09月24日 | 聖書のお話

「恵みを分かち合う」 マタイによる福音書 19章16~22節
 
 神さまは、天地創造の際、人間をご自分に似せて創造されました。言い換え得れば、人間は弱い存在ですが、律法を守り、イエスさんの愛の教えによって生きることを通し、愛の神さまに似た存在であることができるのです。それは、人間にだけ与えられている誇るべきことでもあります。永遠の命とは、不老不死などのことではなく、愛の神さまに似せて創造された、かつての誇りある人間のことなのです。

 金持ちの青年がイエスさんに「先生、永遠の命を得るためには、どんな善いことをすればよいのでしょうか。」と尋ねました。イエスさんは、「善い方はおひとりである。もし命を得たいのなら、掟を守りなさい。」と言いました。青年が「そういうことはみな守ってきました。まだ何か欠けているでしょうか。」と聞き返しました。イエスさんは、「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人に施しなさい。それから、わたしに従いなさい。」と言いました。

 青年は、神さまから溢れるばかりの恵みを受けて金持ちになることができました。しかし、その恵みを独り占めして、貧しい人と恵みを分かち合うことはしませんでした。そして、金持ちの青年は、悲しみながら立ち去りました。その姿は、愛の神さまに似せて創造された者としての誇りを失い、永遠の命を得ることができなかった悲しい人間を表しています。

 


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明日は礼拝です

2021年09月18日 | 礼拝のご案内

 明日9月19日(日)は、主日礼拝です。午前9時からの教会学校については、コロナのこともあり引き続きお休みしています。10時30分から礼拝が始まります。メッセージの題は「恵みを分かち合う」、賛美歌は「神はわが力」、「飼い主わが主よ」です。礼拝中は、窓を空けて換気をしています。ご興味のある方は、感染症対策の上、どなたでもご出席ください。礼拝後は、祈りの一時、お茶の一時を予定していますが、いずれも参加人数が多い場合は行いません。コロナ渦にあってのお守りと、各地で災害に見舞われた方々の慰めと励ましをお祈り申し上げます。

 総裁選とらやが、コロナ対策やコロナで困っている人たちを尻目に行われています。メディアも、多くの時間を割いて報道しています。国民の25パーセントの支持しか得られていないのに、それがこの国の大多数の国民にとって興味があるかのような報道の仕方にウンザリです。政権は、緊急事態宣言の最中、もう緩和の話を進めています。緊急事態宣言の期間中、行動をしっかりと抑制してこそ成果が出るというものですが、こんなことでは気が緩んでしまうというものです。そのことを心配し、専門家も疑問を呈しているのに、専門家の言うことに耳を傾けようとしない、まるでワガママな子どものように自分の意見を通す振る舞いに呆れてしまいます。これほどに科学を、学問を軽視する政権は見たことも聞いたこともありません。漢字も読めない、恥ずかしげもなく読み間違いを繰り返すという点で、既に分かっていることなのですが・・・。

 


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「心を通わせる」

2021年09月18日 | 聖書のお話

「心を通わせる」 マタイによる福音書 18章18~20節
 
 人間は、神さまを信じるとき、自分の御利益追求のために神さまを都合良く利用しようとするところがあります。その姿は、神さまと心を通い合わせることのできない人間の姿なのです。そのため、神さまは「みだりに神さまの名前を呼んではならない」と人間を戒めました。

 イエスさんは、「はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」と言いました。

 イエスさんは、神さまに向きあうにあたって、人間が一人ではなく複数の人間と関わりを持ち、心を一つにしなさいと教えています。人間は、一人では自己中心的な思いに囚われやすくなりますが、立場も違う、考え方も違う人間が集まって心を一つにしようとするとき、お互いに成長し、お互いを信頼できるようになれるものです。イエスさんは、お互いに心を通わせ、お互いのことを信頼する人間の願いを神さまが必ずかなえてくださると教えているのです。

 


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「切磋琢磨して」

2021年09月18日 | 聖書のお話

「切磋琢磨して」 マタイによる福音書 18章21~35節
 
 ペトロは、イエスさんに「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。7回までですか。」と言いました。イエスさんは、「あなたに言っておく。7回どころか7の70倍までも赦しなさい。」と言いました。そして、「天の国は次のようにたとえられる。」言い、“仲間を赦さない家来のたとえ”を話しました。

 たとえ話は、<王がある家来に何千億円ものお金を貸したが、返済できないので全部帳消しにしてあげた。ところが、その家来は、数百万円ほどお金を貸している仲間を見つけ、「借金を返せ」と迫り、返せないのを赦せず牢屋に入れてしまった。それを知った王は、その家来に向かって「不届きな家来だ。お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。わたしがお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。」と言い、家来を牢屋に入れた・・・。>という内容でした。イエスさんは、たとえ話の終わりに「あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」と言いました。

 私たちは、神さまにお返し出来ないくらい大きな恵みをいただいています。その恵みを独り占めするのではなく、全ての人が神の恵みを受けている存在として互いに赦し合い、愛し合って生きることができるように切磋琢磨しなさいと教えられているように思います。

 


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