融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

イエスの愛で救われていた

2014年01月31日 | 聖書のお話
コロサイの信徒への手紙 3章12~17節

 コロサイとは、当時の地中海世界のコリントやローマといったような大都市と比較すると、どちらかといえば山間部の小さい町ではなかったでしょうか。コロサイの信徒への手紙を読むと、コロサイにあった教会の様子について色々と連想させられます。手紙には、コロサイの教会の信徒が、間違った信仰生活を送っている様子について詳しく描かれ、それらを聞いたパウロが感想や意見を述べ、色々と教えられたことが記されています。
 特に印象的なのが、「偽りの謙遜と天使礼拝にふける者から、不利な判断を下されてはなりません。こういう人は、幻で見たことを頼りとし、肉の思いによって根拠もなく思い上がっているだけで、頭であるキリストにしっかりと付いていないのです。」という記述です。このことから、「天使礼拝」というものがあるということ、それとの関わりを持ちながら教会の信徒たちは信仰生活を送っているのではないか、更に、キリストの教会の信徒でありながら、世の宗教の影響を受け、あるいは世の宗教の良いとこ取りをして、時に我流の信仰へと突き進んでたのではないか、そんなことが連想させられたりします。
 当時、多くの神々が存在すると考えられていた時代にあって、コロサイの教会に招かれて信徒となった人たちに向かって、パウロは、「あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。」と書き記し、信仰生活の中心が「愛」であることを教えました。
 私たちは、イエスさまの愛によって救われ、教会に招かれ、出会い、結び合わされた一人ひとりですから、自分の努力や力で人を愛そうとしたり、教会へと導こうとするのではなく、イエスさまの愛によって救われた者として、その愛に押し出されることが大切ではないかと思わされます。

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合唱練習の予告

2014年01月30日 | 日記
2月2日(日)、礼拝の後、2月の定例役員会を行います。午後2時からは、合唱練習があります。讃美歌に限りません。ハーモニーを楽しむような集まりです。ご興味のある方は、どうぞご参加ください。

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振り返って

2014年01月29日 | 日記
 研修会での学びを振り返っています。播州地区の皆さんは、本当に互いを信頼されているご様子でした。喜びや痛みの分かち合いを通して、励まされたり、癒やされたりしました。痛みが人を成長させ、心を強くしたり、また連帯へと向かわせることについて思わされます。あの兵庫県南部地震では、地域が大きな痛みを負いました。地域の中にある教会も、信徒も牧師も同様でした。けれども、その痛みを通してより大きな信頼と連帯も生まれました。
 浜坂教会に来て、はや半年になりました。まだまだ地域のこと、地区のこと、色々と学ぶことがありますので、これからです。また、来年度から、町内会の役割を担うことになっています。地方の小さい町の一員として、喜びや痛みの分かち合いを通して、励まされたり、癒やされたりしながら、信頼されるようでありたいと願っています。

*掲示板には、次週の礼拝予告と、前週のメッセージの要約を掲示しています。



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播州地区教師一泊研修会から帰ってきました

2014年01月28日 | 日記
 昨日27日(月)から本日28日(火)、播州地区教師一泊研修会が生谷温泉「伊沢の里」で開催され、参加してきました。主題は、「牧会とコミュニケーション」で関谷直人先生(同志社大学神学部教授)で、「牧師の休日」と題してお話をしてくださいました。(「牧会」というのは、教師が教会の方々と関わることの全般についてです。)最初の講演部分は、公開講座として行われました。内容は、教師が教会で働く中でストレスをため込んで病気にならないように気をつけるため、またパワハラやDVへと至らないために、必要な処方箋の数々についてお話しをしてくださいました。
 私は、会に臨む前まで、「あんまりクヨクヨしても仕方ないし」みたいなことを考えていましたが、お話を聞いているうちに、また他の教師の方々の体験談などを聞いているうちに、自分こそ燃え尽き症候群に該当しているのではないか、もしかしたら万年重症状態なのではないか、そんなことを思ったりもしました。いずれにしても、教会では何事もよく話し合って、意思疎通を大切にしたいと思いながらも、声を荒げてしまっている自分に気がついたとしたら、それは体調を崩しているということなんだと謙虚に受け入れなければならないことを教えられました。「牧師の休日」というと、何だかのんびりしているようなイメージでしたが、とっても真面目な重要なお話でした。
 帰ってから、連れ合いに学んだことを話したところ、講師の関谷先生は、北海道で牧師をしているの妹さんの知り合いだとか、何だか狭い世界です。それと、関谷先生は、お話の間にギターを演奏し、楽しそうに歌っておられました。あんな風に楽しくすることが大事なんだなと思わされました。
 で、楽しそうな写真をご紹介します。一緒に歌っているのは、播州地区主事の加藤先生で、格好良かったです。ロック系だそうです。(写真掲載のご了解は得ています。)











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礼拝を終えて

2014年01月26日 | 日記
 1月最後の主日礼拝、宣教「イエスの愛で救われていた」、讃美歌「新しい年を迎えて」(これは1月の讃美歌として毎回歌っています)、「信仰うけつぎ」、「神はわが力」を力強く讃美しました。礼拝後は、但馬の世界祈祷日の打ち合わせを行い、過去3年分の記録写真の整理のため、今後の段取りを打ち合わせしました。帰りに、玄関でNさんが足を滑らせて転んでしまいました。幸い、普段から農業で鍛えていますので、たぶん何ともなかったと思いますが・・・。丁度そこは、滑りやすくなっていたところでした。ついに、転倒者が出てしまいましたので、遅ればせながら、無い知恵を振り絞った結果、練り歯磨きの微少な研磨剤が良いのではないかと考え、家にある練り歯磨きを使って拭いてみました。すると・・・何と滑らなくなりました。
 人生、一寸先は闇と言われますが、礼拝を終え、帰る途中で怪我をするなんて、あって欲しくはありません。もっと前から無い知恵を振り絞って対処しておくべきだったと後悔しきりです。寒くて体も硬くなっていますし、ましてや高齢の方が多いので、気になっているところは、すぐ対処すべきでした。凹みました。
〝小事に忠実な者は、大事にも忠実である〟

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