徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

2500年前のミイラとご対面

2010-09-23 18:30:00 | 親子つれづれ記
うちの母親に、夏休み中からずっと「カラオケに行きたい。」と言われていたのだが、なかなか機会に恵まれず。
ホントは三連休どう?と声をかけられたのだが、仕事が溜まっていたので、今日にしてもらった。
今日もまだ仕事が片付いていないんだけどね。

んで、カラオケは午後からじゃないと行けないので、午前中に美術館に付き合ってもらうことにした。
それは、「古代のエジプト 神秘のミイラ展」。
ミイラって、何となく怖いイメージがあったけれど、古代エジプト人の死生観は、非常に興味深いものだった。
だって、死人の埋葬に、ものすごく手間暇をかけているんだもの。
ミイラ化するための手順といい、棺やその他の各種装飾品の手の込みようといい、その労力を考えたら気が遠くなりそうだ。

紀元前から、様々な技術が発達していたことにも驚かされた。
ナイフが石器でできた時代に、紙、布、青銅でできた像など、様々なものが作られている。
今では手軽に生産したり、入手できたりするものも、きっとこの時代は大変だったんだろうなと思う。

そして、2500年前から綺麗な状態で保存されたまま発掘されたミイラ「アンクホル」とご対面。
この中に人がいるのかと思うと、やはりぞっとする。
もしかしたら、今にも動き出すんじゃないかと思ってね。
X線で撮影した写真には、綺麗に人骨が映し出されている。
不思議なものだ。
棺は三重になっており、内棺には文字や絵がびっしりと精密に描かれている。
一体どれだけの時間をかけて書いたのだろう…。
古代エジプトでは、死後の世界がどれだけ大切にされていたのかがひしひしと伝わってきた。
ミイラ展は三ヶ月やっているようなので、機会があれば別の友達を連れて観に行ってみたい。

昼食を展望レストランでとった後は、久しぶりのカラオケへ。
最近はJOY SOUNDの採点機能がお気に入り。
うちの母は、音程はいいが、タイミングが恐ろしく悪い。
(つまり、リズム音痴。それも重症。)
その代わり、ビブラートなどの表現はばっちりなので、そこそこいい点数が取れる。
自分は、音程とタイミングはまあまあだが、ビブラートが苦手なので、表現での点数を稼げない。
というわけで、お互い採点に一喜一憂しながらカラオケを楽しんだ。
次に家族と会うのは、ひょっとしたら文化祭かも。

最近アラ還世代の急逝をよく聞くので、できる限り家族との時間も大切にしたいと思う。