徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

豪華絢爛な映像を堪能する

2007-07-09 19:17:19 | 映画
久々の映画館で観たのは、「女帝~エンペラー」だった。
私的には「パイレーツ~」が観たかったんだけどね。
でも、「女帝」も十分に見ごたえのある作品だった。

まず、チャン・ツィイーの美しいこと。
麻呂のような怪しげなメイクでも、美しさは失われないし、たまに見せるアクションがいい。
今回は舞踏風の戦闘だったので、彼女にぴったりだった。
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目を奪われたは、やはり豪華な背景セット。
冒頭に出てくる竹林屋敷は、円形で円楼を思わせる。
お面をつけた踊り子達が、怪しさたっぷりで、冒頭からドキドキさせられた。
宮中のシーンは、随所に金や赤がちりばめられ、スケールの大きさを感じた。

私が意外に好印象だったのが、新帝リーを演じたグォ・ヨウ。
役柄的は、兄を殺して王位とその妻を奪う悪役なのだが、兄の元妻であるワン(チャン・ツィイー)を愛してしまうところが一途で、なんだか憎めないなと思ってしまった。
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宴会のシーンの舞踏は華やかで、さすが中国映画といった感じです。
個人的には、「Lovers」のように、チャン・ツィイーの舞踏ももっと観たかったです。

ストーリーは一言で言うと、愛と権力の争奪戦、といったところでしょうか。
ある意味「大奥」的です。
自分の欲のために、一族皆殺しにされてしまうところは、かなり衝撃的でした。
中国が好きな方にはおすすめの映画ですが、戦闘シーンはグロテスクなので、心の準備が必要です。
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