Die Tage des Fahrrads

ドイツ語で「自転車な日々」と言ってるつもり。…なんだが合ってるか?(^^;

2014年8月 読書記録

2014-09-06 19:16:07 | 
2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3945ページ
ナイス数:122ナイス

借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)感想
リストラ請負会社のリストラ専門面接官、真介が主人公の「君たちに明日はない」シリーズ第2弾。シリーズ初読み。表題作の「借金取りの王子」がよかった。元ヤンの消費者金融店長、池口が男前。「私が彼を一生食べさせていくつもりです」とか言える女、そうそういないと思う。いっそ私も良い条件でリストラされたいと思ってみたりみなかったり。
読了日:8月30日 著者:垣根涼介
ご依頼は真昼のバーへ    Barホロウの事件帳 (角川文庫)ご依頼は真昼のバーへ Barホロウの事件帳 (角川文庫)感想
神楽坂の裏通りにある、午前八時から午後四時までオープンしてる会員制のバーってのは舞台としてとても魅力的だけど、残念ながら隼人にも楓太にもイズミにも共感を感じ得ず。もろもろ消化不良気味。
読了日:8月28日 著者:加藤実秋
問題解決室(ソリューション・ルーム)のミステリーな業務 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)問題解決室(ソリューション・ルーム)のミステリーな業務 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
いや、面白いんだけども、微妙にすっきりせず。主人公は成長したんだろうか?
読了日:8月26日 著者:伊園旬
夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)感想
小市民シリーズ初読み。いや夏だね。モラトリアムな雰囲気漂う、スイーツまみれの街での冒険。春期限定いちごタルト事件も読まねば。
読了日:8月25日 著者:米澤穂信
フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)感想
東京バンドワゴンの登場人物たちがそれぞれの視点で語る番外編。名前だけ出てくる人で「ええと、誰だっけこれは」な人もいたりして、全部手元に持ってたいなーと思うシリーズではある。紺と亜美さん、我南人と秋実さんの馴れ初めがよかった。
読了日:8月21日 著者:小路幸也
終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)感想
小惑星の衝突により、地球が8年後に滅亡する。そう予告された5年後の仙台の団地が舞台のこの小説。略奪あり殺人ありの地獄のような季節を越え、町は小康状態を保っている。残りの3年をどう生きるのか。8つの物語を読んでいろいろ考えさせられた。「蜩ノ記」でも思ったけど、期限があろうとなかろうと、人はすべきこと、できることを淡々と粛々と行いながら生きて行かれればいいのかなとか。偽家族が勢揃いしちゃう「演劇のオール」が面白かった。
読了日:8月19日 著者:伊坂幸太郎
ハニー ビター ハニー (集英社文庫)ハニー ビター ハニー (集英社文庫)感想
ハニーにしてビターな掌編集。理解、共感できない恋愛が多かったけど、まぁそんなもんかな、恋愛なんて。「甘く響く」は好き。
読了日:8月15日 著者:加藤千恵
ちいさな幸福 <All Small Things> (講談社文庫)ちいさな幸福 <All Small Things> (講談社文庫)感想
「ねえ、今までで一番印象に残っているデートって、どんなの?」 知り合いに投げかけた疑問文がリレー形式でつながっていくオムニバス。10話目で1話目の主人公の彼氏につながり、11話目で1話目の主人公に戻ってくる展開は鮮やか。読者100人のアンケートは途中で疲れて読むのをやめちゃった。
読了日:8月14日 著者:角田光代
喋々喃々 (ポプラ文庫)喋々喃々 (ポプラ文庫)感想
栞のように、毎日を丁寧に生きていかれたらいいのにと思う。栞と春一郎の恋愛は、いけないと思いつつ惹かれてしまう気持ちはわからなくもないけれど、それでもやっぱり不倫だしなぁ。ラストで春一郎の指から結婚指輪が消えていたところをみると、家族と別れ、栞を選んだということなんだろうけど、他に惹かれる人ができたといきなり別れを告げられた奥さん、幼い子供の気持ちを思うと…
読了日:8月13日 著者:小川糸
紫蘭の花嫁 (文春文庫)紫蘭の花嫁 (文春文庫)感想
そう来たか。鮮やかなどんでん返し。ただ、いくら「世間って狭いね」ということも起こりうるとはいえ、そこまで偶然は重ならないと思う。ラストこえー。
読了日:8月10日 著者:乃南アサ
はるがいったら (集英社文庫)はるがいったら (集英社文庫)感想
わぁ。「はるがいったら」って、ハル(仮)@14年可愛がった老犬が「逝ったら」なのか…。両親が孫のように可愛がっていた老犬、ジョンを老々介護している昨今、いろいろ染みるものが。完璧主義な姉と老成した弟。前者は理解の範疇にないけれど、後者は、私、そういう中高生だったかも、と思う。乾いてて分かったようなふりをして。異母兄弟の行と忍の距離感がよかった。カバーイラストはいくえみ綾さんだったのね。雰囲気が伝わってくる。
読了日:8月6日 著者:飛鳥井千砂
マジシャン 完全版 (角川文庫)マジシャン 完全版 (角川文庫)感想
えーそういうトリックー? 沙希のマジックは見てみたいと思った。完全版でないのも読んでみたい。
読了日:8月5日 著者:松岡圭祐

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