を見に行ってきた。
なんでってトラックの世界選手権でもお馴染みテオ・ボス(オランダ)、ミカエル・ブルガン(フランス)、ベン・カーステン(オーストラリア)という豪華な面々が出場するという広告を電車の吊り広告で見かけてしまったから(さすが京急)。
せっかく近くにあるんだから、一度足を運んでみようと思いつつ、機会もなくなかなか行かれなかった花月園。
駅で降りたのも初めてだったんだけども、改札出て陸橋を渡って曲がるなり競輪中継が流れる飲み屋があり、おじさん、おばさんが飲んだくれる屋台があり、ついふらふら立ち寄りそうになるも、脇に止まってた無料バスに乗り込んだ。
が、ホンの数百メートルぐらい上って到着だった。
いくら上りがきらいな私でも、そのぐらいなら歩けるぞ。
ゲートで100円をチャリンと入れて入場(他に有料の特別観覧席もある)。
たどり着いた頃には第7レースの投票があと数分で終わるぐらいなタイミングだった。
第8レースにはアテネ五輪の男子チームスプリント金メダリストの長塚智広選手(面識がないわけじゃないんだ、一応)が出場。
今日は3日目(最終日)だったんだけども昨日最終レースで8位に終わったために決勝に出られないテオ・ボスは第10レース、ブルガン、カーステンは決勝(第11レース)に出場することになっている。
周りを見回してみると、時折比較的若い女性2人連れ、みたいな姿も見かけないではないけれど(ちなみに決勝に出場した山田敦也選手に女性ファンの声が多くかかってた)、周りを見回すと「私達が平均年齢下げてる?」とか思っちゃうような方々ばっかりだった。
なんというか、私は一応女性だし(「一応」かい
)、お洒落なところ、小ぎれいなところも好きなんだけども、おっさん山盛り、あまりに下世話な売店満載の、競輪場みたいなところにいると、私の中のおっさんな部分がとても喜ぶのを感じる。
もつ煮とか食いながらひたすら飲んだくれたら幸せだろうなぁと思う自分がとてもイヤだったりするんだが
。
ともあれ、うだうだダラダラと観戦。
長塚選手は隣りの選手と肩と肩をぶつけ合ってもがいてたけど、外側からかわされて2位という結果だった。
第10レース。ラスト2周で先頭に出てたテオ・ボスが最終周回で後方に沈み、コースをふさがれてどうなることかと思ったけど、さすがそこはボス。切れのある差し足で優勝。
ボスってまだ23歳なんだよね。
国際競輪のプロフィールページを見るとシャイな笑顔が可愛らしい好青年な感じです。
あ、ちなみに25歳のカーステンも、ちょっとボーネンっぽい感じで男前です。
んでもって最終レース。
最終周回で先頭に立ったブルガンがそのまま貫禄の勝利だ。
すげかったのは2位に入った吉本卓仁選手の差し足だ。ほぼ最後尾からあれよあれよという間に大外を上がってきて、カーステンをかわし、ブルガンをも差すかという勢いで2位に入った。
私はギャンブルにはあんまり興味がないので、第10レースまでは買わなかったんだけども、旦那がお金を出すというのでとりあえずブルガンとカーステンの2連単を200円購入。そんなこんなで私は外しちゃったんだけど、旦那が3連単で当てて、10万以上の賞金をゲット。ををー。
げほげほしながらの観戦だったけど、いいもん見られたって感じだった(とりあえずケイリンマンみたいな姿のテオ・ボスが見られただけでも面白かった(笑))。
また機会があったら見てみたいな。
この後(記事の順番としてはこの上になるけど)に、携帯でやる気なく撮った写真を掲載予定なり。