Die Tage des Fahrrads

ドイツ語で「自転車な日々」と言ってるつもり。…なんだが合ってるか?(^^;

バッグの中を探ったら

2006-08-24 22:39:45 | 
普段使わず、そこらに置いてあるだけのバッグの中を探ったら、高さ5cmほどのだるまが出てきた。

このだるま、旦那がどこからかもらってきたもので、そのままキッチンとリビングの間のカウンターに放置されてたんだけども、仔猫が床に落とした挙げ句に、朝5時半頃からコロコロカラカラ軽快な音を立てて転がしまくるもので、あまりのうるささに猫の目の届かないところにしまいこんだのであった。

一緒に過ごした時間が短かったせいか、別れる前に危惧した、キッチンで料理している時に足元を気にする自分(よく足元で眠ってた)、とか、洗面所の引き戸をいちいち閉める自分(油断すると洗面台の中に入ってた)、とか、そういった瞬間に仔猫を思い出して泣くようなことはなかったけど、さすがにだるまはちょっと堪えた。

それでも、仔猫と一緒に過ごした思い出は甘い感傷に変わりつつある。
むしろ2週間だけでも一緒にいられたことを、結果的にすべきことはちゃんとしてあげて、里親さんを探してあげられたことを幸福に思ってる。

…と冷静に振り返ると哀しくなる気持ちは、ないといったら嘘になっちゃうんだけどね。

それにしても、淋しさのあまりに近所の猫をいじくりまわす昨今。
それらの猫がことごとくお腹を向けてくれるのは、傷心な私を慰めてくれてるんだろうか。
なんてなことを思ってしまう、自分で思ってた以上に猫好きな私なのであった…。

#写真はあまりに無防備な「みーたん」こと「ミケ(仮)」。
パソコン打ち打ちしてるすぐ脇で、幸せそうな顔して転がってたんだっけなぁと。