Die Tage des Fahrrads

ドイツ語で「自転車な日々」と言ってるつもり。…なんだが合ってるか?(^^;

ベルンの奇蹟

2005-04-20 22:45:01 | 映画
今日はレディースデー。ということで日比谷シャンテシネにベルンの奇蹟を見に行ってきた。

この映画、日曜だかに見たJ SPORTSの「Foot!」で鑑賞券プレゼントってのをやっていて、一応応募はしたんだけども、当たるかどうかわかんないし(懸賞運はいい方なんだけど、映画の鑑賞券、ブランド品、現金は当たった試しがない)、待ってるうちに行きそびれるのもイヤだから、レディースデーの今日、朝イチの回を見に行ったというわけ。

「Foot!」で鑑賞券をプレゼントしてるからには、の映画なわけです。
時は1954年。舞台は第二次大戦の敗戦からの復興を目指すドイツ。「ベルンの奇蹟」としてドイツ人なら誰もが知っているワールドカップでのドイツの優勝と、ソ連に抑留されていて11年ぶりに帰還した父親と11歳のサッカー好きの少年の絆を絡めた物語だ。

…そりゃ、私が見ないわけないでしょ。

最初のうちは、単語やらフレーズやら、言葉を聞き取るのに一生懸命になっていた私だけども、途中からそれどころじゃなくなった。
別に泣くようなところじゃなかったのに、残り30~40分は泣きっぱなし、ラスト20分は滂沱。
展開なんかわかってるのにもうなんか泣かずにいられなくて、他の人がくすくす笑ってるような場面でもだーだー涙を流してた(笑いながらだったけど。傍から見たら不気味だったろう(^^;)。

いやーいい映画っすよ。
まかり間違って鑑賞券が当たったら、喜び勇んで見に行くし、そうでなくてももう一回ぐらい見に行ってもいいかも。

それにしても、映画の中で、一人でとぼとぼ歩いていたお父さんが、子供がいつもサッカーをやって遊んでいる広場で、そこらに転がってたボールをリフティングして、きれいなバイシクルシュートを決める場面があったのね。
お父さん役の俳優さん、かつてシュツットガルトのユースチームに所属していたこともある人ってのは、この際よそに置いといて、そういう普通のお父さんが、きれいにリフティングしてバイシクルシュートを決めちゃうあたりが、日本とドイツの違いなのかなぁと思ったりもした。
ドイツは、1954年当時はまだ今のようにワールドカップに出て当たり前、勝って当たり前の国ではなかった。
日本が強くなるには、まだまだ年月が必要なんじゃないかなぁと思った。

そんなこんなで泣き腫らしたはれぼったい目でパンフレットを買って劇場を後にした。

髪の毛伸びて、もうこりゃあかん、な状態になっていたので、帰りがけに美容院に寄ってカットしてもらった。軽くはなったが、美容院でやってもらった時と同じようにはならないんだよな~。
困ったなぁ、この髪の毛。

(4月21日追記)
「ベルンの奇蹟」なんだけども、多分とりたてて涙涙の物語ってわけでもないと思います。
私自身が、心が疲れてるとどーでもいいとこで号泣する性質なのと(ブルースブラザース2000で号泣している自分には驚いた)、西ドイツに思い入れがありすぎるからなんだろうな。

しかしやっぱりゲルマン魂…。
そこまで追い詰められないと発揮できないのかという噂もあるが…(^^;。

そういえば

2005-04-20 09:06:16 | ヨタ話
今日は結婚記念日なのであった。
多分14回目(多分かい(^^;)の記念日なんだけど、それよりなにより、一昨年レース(WGP世界選手権)中の事故で亡くなった加藤大治郎選手の命日だっけなぁと思ってしまったりするわけで…。
もう丸2年になるのかぁ。