Die Tage des Fahrrads

ドイツ語で「自転車な日々」と言ってるつもり。…なんだが合ってるか?(^^;

2015年6月 読書記録

2015-07-20 17:38:33 | 
2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1913ページ
ナイス数:52ナイス

若さま料理事件帖 庖丁の因縁 (静山社文庫)若さま料理事件帖 庖丁の因縁 (静山社文庫)感想
シリーズ第2弾。前作の内容が結構関わってきてて、読んだの数週間前なのにすっかり忘れてて途方にくれた。平八郎の出自もわかり、これからだと思うんだけど、2011年に第1弾、第2弾が出版されたきり止まってるみたい。続きが読みたいんだけどー。
読了日:6月30日 著者:池端洋介
小さいおうち (文春文庫)小さいおうち (文春文庫)感想
そういえばこんな映画あったよね、ぐらいな印象しかないまま読み始めた。昭和初期ってこんな雰囲気だったのかな。中流家庭でも女中を置いたりするような。戦争っていろいろなものを壊してしまうんだなと。まぁタキと時子奥様との蜜月を壊したのは戦争ではないけれど。映画も見てみたい。あ、でも板倉青年が吉岡秀隆なのはどうかと…。
読了日:6月26日 著者:中島京子
われら冷たき闇に (中公文庫)われら冷たき闇に (中公文庫)感想
裕福な家庭に生まれ、権力をほしいままにする父とお手伝いのトミ子に守られて来た喜代子。お金があれば、好きなものが何でも買えれば幸せというものではないのだなと。トミ子の執着と束縛が怖い。それにしても、立派な家に住んでるんだろうに、ドアを閉めて会話してても何でも立ち聞きできるトミ子に脱帽(笑)
読了日:6月19日 著者:藤堂志津子
ころころろころころろ感想
あいも変わらず虚弱。というか、虚弱っぷりに磨きがかかってる。さらに今回は目が見えなくなってしまい…。短編の積み重ねで無事光を取り戻して大団円。面白かった。
読了日:6月16日 著者:畠中恵
若さま料理事件帖 秘伝語り (静山社文庫)若さま料理事件帖 秘伝語り (静山社文庫)感想
水戸藩末席家老の家系に生まれた三男坊、平八郎を始め、登場人物のキャラが立っていて面白かった。ただ、当時は禁断の代物だった肉料理も今となっては普通なワケで。うんわーすげー食べてみたいーという感じにはならないのがちょっと残念。第2弾も読んでみよう。
読了日:6月6日 著者:池端洋介
クレイジーヘヴン (幻冬舎文庫)クレイジーヘヴン (幻冬舎文庫)感想
エロ描写はともかく、主人公の度を超えた暴力にドン引き。途中でやめたくなりながらもなんとか読み終えた。後味のいい終わり方だったけど、2人はこの後どうなるのかな。平穏な生活を送ってほしいようなそうでもないような。支店長の松浪、結構好きだな私。
読了日:6月3日 著者:垣根涼介

読書メーター

2015年5月 読書記録

2015-06-12 07:05:22 | 
2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2863ページ
ナイス数:78ナイス

セカンドバージン (幻冬舎文庫)セカンドバージン (幻冬舎文庫)感想
ドラマがあったのねー。なんとなく聞き覚えのあるタイトル、ぐらいな感じで手に取った。面白かったし、読みやすかったんだけど、偶然に頼りすぎ感あり。シンガポールで偶然会うか? お金持ちの家に生まれて、美貌があっても幸せになれるわけじゃないんだなぁというかなんというか。女って強いね。
読了日:5月28日 著者:大石静
無花果の実のなるころに (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)無花果の実のなるころに (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)感想
元芸者のお蔦さんと料理上手な中学生の孫、望が活躍する「日常の謎」モノの連作集。このテの大好き。登場人物がそれぞれいい味出してるね。実写でも見たいかも。続編も読みたし。
読了日:5月26日 著者:西條奈加
だって、買っちゃったんだもん! (角川文庫)だって、買っちゃったんだもん! (角川文庫)感想
なんだろう、自分が依存体質のせいか、買い物依存とか何かに依存する人の話を読むのは結構好き。ここまでさばっさばと(あるいはばっさばさと)買い物しまくってくれると清々しくて気持ちいい(笑)
読了日:5月21日 著者:中村うさぎ
Vの密室 (日文文庫)Vの密室 (日文文庫)感想
小説の舞台があまりに実家に近くてびっくり。走水っすか。私は山の上の育ちなので、走水あたりが狭い世間の漁師町というのがどうも今ひとつ感覚的にわからない。ミステリとしては読み応えあったよ。夫の石井竜生氏との共著の「警察署長シリーズ」(主人公は横須賀中央署の所長なんだそうだ)も読んでみたい。
読了日:5月20日 著者:井原まなみ
君たちに明日はない (新潮文庫)君たちに明日はない (新潮文庫)感想
去年「借金取りの王子」を読み、シリーズ第一弾をやっと読んだ。主人公は若きリストラ請負人、村上真介。きっつい仕事だよなー。私にはできない。それぞれ面白いし、後味もいいんだけども、リアルすぎる性描写がなんとも。しかし、「口を吸う」とかどんな時代の小説だか。ラストが切ないね。
読了日:5月14日 著者:垣根涼介
スイートリトルライズ (幻冬舎文庫)スイートリトルライズ (幻冬舎文庫)感想
テディベア作家の瑠璃子と2つ下の夫、聡。妻は夫を愛しすぎ、夫はそれを重荷に思ってる。夫は妻とはまったく違う、大学の後輩女性と不倫の関係にってのは予想できても、妻もかよ、と。それでバランスが取れてればいいのかな。どうなるんだろう、この二人。優雅な生活をしていても、満ち足りてるとは限らない。幸せって、夫婦ってなんだろうって考えさせられた。
読了日:5月11日 著者:江國香織
猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)猫たちの聖夜 (ハヤカワ文庫NV)感想
主人公(若い雄猫)の語り口が観念的で、なかなか読み進めず難儀した。飼い主のグスタフの愚行を嘲りつつ、根底に愛があるのが見て取れて微笑ましかった。面白かったし、謎解きは鮮やかだったけど、グロテスクな描写が多くて閉口。「猫たちの森」はどんななんだろう? 読みたいかな、私。
読了日:5月9日 著者:アキフピリンチ
ツナグ (新潮文庫)ツナグ (新潮文庫)感想
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれる「使者(ツナグ)」が紡ぐ連作小説。生者が死者に会えるのが1回なら、死者が生者に会えるのも1回で、死者に選んでもらえなかったら会えないというのが面白い。自分だったら誰に会うかな。祖母に会いたいし、会ってもらえるとも思うけど、でも実は昔飼ってた雑種犬のレオにものすごく会いたかったりして。土谷とキラリの話が切なくて泣けた。
読了日:5月8日 著者:辻村深月
すべての神様の十月すべての神様の十月感想
八百万の神が登場する連作短編集。死神、疫病神が登場する話すら心温まるものだった。「ひとりの九十九神」に泣き笑い。ラストにワロタ。私も「無駄に良い男」の死神を召喚して飲み友達にしたいと切に(笑)
読了日:5月6日 著者:小路幸也

読書メーター

2015年4月 読書記録

2015-05-10 19:07:43 | 
2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2069ページ
ナイス数:85ナイス

警視庁FC (講談社ノベルス)警視庁FC (講談社ノベルス)感想
サクッと読めて面白かった。こういう、警察の中での架空の組織を描かせるとうまいけど、ねーよ、こんなの、と思った(笑)。楠木のキャラは嫌いじゃない。短編とかなら読んでみたいかな。
読了日:4月24日 著者:今野敏
FOR RENT ―空室あり― (幻冬舎文庫)FOR RENT ―空室あり― (幻冬舎文庫)感想
「日常の謎」系の短編が合わさって、でもラストに日常でない謎が解ける連作集。面白かったけど、なんかもうちょっと違う終わり方があったんじゃない?と思ってしまった。あとがきは、ごめん、だからどうしたな感じ。某アイドルファンだったら食いつくんだろうか?
読了日:4月17日 著者:森谷明子
ほかならぬ人へ (祥伝社文庫)ほかならぬ人へ (祥伝社文庫)感想
かけがえのない相手を見つけるも、ラストはアンハッピーエンドの2篇。そうなっちゃうの?と思うけど、めでたしめでたしならいいかというとそういうものでもないか。ホントに「ベストの相手が見つかった時は、この人に間違いないっていう明らかな証拠がある」ならいいのにね。
読了日:4月14日 著者:白石一文
夜明けの街で (角川文庫)夜明けの街で (角川文庫)感想
不倫するヤツをバカだと思ってた男が、ふとしたきっかけで派遣社員の女性との恋愛にのめり込む。怖い怖い、ラストが怖い。女ってこういうの気づいちゃうんだよねー。ミステリ要素はあまり強くなかったけど、読ませる小説だった。
読了日:4月10日 著者:東野圭吾
ばら色タイムカプセル (ポプラ文庫)ばら色タイムカプセル (ポプラ文庫)感想
年を取っても乙女でいていいんだなーとか。私自信は「プロの乙女」なばあちゃんになる自信はないけれど(^_^; 奏が、山崎くんが、幸せになれるといいな。
読了日:4月8日 著者:大沼紀子
娘の結婚娘の結婚感想
最後の方、電車の中でうるうるして困った。娘も父も、勝手に風呂に入って手料理を肴に酌み交わす、みたいな友達がいるのは羨ましいなぁと思った。…頻度にもよるけれどw
読了日:4月3日 著者:小路幸也
スタイル・ノート (幻冬舎文庫)スタイル・ノート (幻冬舎文庫)感想
漫画家の槇村さとるが、ちょうど私と同じ年の頃に書いたエッセイ。一生ものを買う、普段着を少しだけグレードアップする、流行を把握する等、わかるんだけど、年齢を考えるとそういう境地に至ってもいい、むしろ至るべきと思うんだけど、ダメだねぇ。ますますもって安物を長く着る、物や贅肉を貯めこんでルールやスタイルなしに勢いだけで生きてる。いろいろ整理しなきゃなぁと改めて。
読了日:4月1日 著者:槇村さとる

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ご無沙汰してます

2015-04-05 12:36:07 | 日常の私
なんとなく疲れて更新できずにいました。
とりあえずひめちゃんも私も元気です。

先月、奄美旅行に行った時、初めてキャットシッターさんをお願いしました。
打ち合わせの日はコタツに潜ったまま姿を見せず、どうなることかと思ったけど、初日(旅行2日目)こそ帰ってきたのが私でないと気づいた瞬間、背中の毛を逆立ててダイニングチェアの下に隠れたって話だったけど、2日目(旅行最終日)は隠れながらも周りをうろちょろしてみたり、シッターさんの背後に回って匂いを嗅いだりしてたらしい。ちょっと安心。
何回かお願いしたらもうちょっと馴染んでくれるかなー。
2泊3日ぐらいならご飯とお水さえあればなんとかなるんだけども、万一天候不良や機材トラブルで帰宅が遅れたりしたらと思うと心配なので、なるべくお願いしようと思ってる。
ただ、最終日は鍵を郵便受けに入れて帰ってくれるので、タイミングによっては「わー帰れない」となってもどうすることもできなかったりする。新鮮な水とご飯がある分、いいっちゃいいんだけど、本当は自動給餌器も使いつつシッターさんに来てもらうのがいいのかもと思った。

写真はひめちゃん近影。
20年近く使ったこたつ布団が色あせてボロボロになったので、新しいのを買ってとりあえずベッドの上に置いたらば、ひょいと乗ってそのまま離れなくなったひめちゃん。
かなりお気に入りらしいです。

2015年3月 読書記録

2015-04-05 12:35:25 | 
2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2542ページ
ナイス数:67ナイス

秘密の多いコーヒー豆 (コクと深みの名推理 5) (ランダムハウス講談社文庫)秘密の多いコーヒー豆 (コクと深みの名推理 5) (ランダムハウス講談社文庫)感想
シリーズ第5弾。やっぱり元夫が我が物顔で出てくるのが胸糞悪い。自分は奔放なのに、娘に対しては過干渉なことにちょっともやもや。といいつつ次も読む。しかし、80にしてなおお盛んなマダム。見習わなくては。
読了日:3月31日 著者:クレオコイル
食のほそみち食のほそみち感想
食に関するあれこれを描いたエッセイ。「あるある」と思うものあり、「そうかな」と思うものもあり。ご飯、豆腐、水の良し悪しがわからないってのにはちょっと共感。
読了日:3月26日 著者:酒井順子
真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)感想
人との関わりでだんだん変わっていく希美に心温まる。これがまたいいとこで終わるんだなー。次巻に期待。卵サンドとフルーツサンドが食べたくなった(またこれかい)。
読了日:3月23日 著者:大沼紀子
タンノイのエジンバラ (文春文庫 (な47-2))タンノイのエジンバラ (文春文庫 (な47-2))感想
不思議な語感のタイトルはスピーカーの名前だったのね。何がどうってわけじゃないんだけど、静かに面白い。「三十歳」好きだな。
読了日:3月17日 著者:長嶋有
真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)感想
1冊めを買って読み、2冊めもと思いながらなかなか読めなかった。いいなーこういうパン屋さん。近所にあればいいのに。クロワッサンとフルーツサンドが食べたくなった。続きも読みましょう。
読了日:3月13日 著者:大沼紀子
失格社員 (新潮文庫)失格社員 (新潮文庫)感想
ありそうでなさそうな会社小説十篇。サクサク読めたけど、後味悪いものが多かった。現実的にはそんなものでも、せめて小説ぐらいすっきりした気持ちで読み終わりたいなー。
読了日:3月10日 著者:江上剛
おとり捜査官 3 聴覚 (朝日文庫)おとり捜査官 3 聴覚 (朝日文庫)感想
3巻目。なんとなくそういうことかなと思いながら読んだけど、鮮やかで面白かった。しかし、蟹江敬三氏亡き今、もうあのドラマの新作は見られないんだなぁと。
読了日:3月4日 著者:山田正紀

読書メーター

2015年2月 読書記録

2015-03-08 17:20:58 | 
2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2021ページ
ナイス数:103ナイス

秘密の花園 (新潮文庫)秘密の花園 (新潮文庫)感想
カトリック系の女子高に通う3人の少女の視点から書かれた物語。思春期のこの時期の痛さ、キツさ、潔癖さ。そんなものを思い出した。超リア充な高校生活よりは共感を覚えるけれど、これはこれできっつい。
読了日:2月25日 著者:三浦しをん
万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)感想
サクサクと一気読み。しかし、CDの売り上げを伸ばすために、レンタルCD、中古CDを集めまくってノロウィルスで汚染された水を塗布するって考え方する人なんている? 面白かったからいいんだけど。
読了日:2月21日 著者:松岡圭祐
これからはあるくのだ (文春文庫)これからはあるくのだ (文春文庫)感想
角田光代のエッセイ。同じように日常のこと、子供の頃のことを淡々と描いていても、心にしっくり来る人とそうでない人がいるんだなと。角田さんは前者。何がどうってわけじゃないんだけど、読んでて気持ちがよくて、何度も読み返してみたいと思った。
読了日:2月17日 著者:角田光代
残り全部バケーション残り全部バケーション感想
「嫌なことがあったら、バカンスのことを考えることにする」、岡田少年のこの言葉が心に残った。「タキオン作戦」が面白い。メールの返信は来るのかな。とても気になる。
読了日:2月14日 著者:伊坂幸太郎
団地で暮らそう!団地で暮らそう!感想
ここからどういう方向に進むんだろうと思ったら、進みもせず団地の解説だけで終わってしまった。安彦くんの団地での暮らしをもうちょっと読みたかったかなー。私は思いっきり昭和の女だし、年の割に耳年増と思うけど、知らないこと、思い出せないことが多かった。
読了日:2月12日 著者:長野まゆみ
プリンセス・トヨトミ (文春文庫)プリンセス・トヨトミ (文春文庫)感想
面白い。これって舞台が大阪だから現実味があるんだろうな。松平が男前! どこかで見た名前のような?と思ったら鹿男で登場した人でしたね。
読了日:2月7日 著者:万城目学
万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)感想
そう来たか。残り数ページのところまで展開が読めず、もしかして次巻に続くのか?と思ったところですべてがしっくり収まった。引き続き次巻も読んでみよう。
読了日:2月2日 著者:松岡圭祐

読書メーター

2015年1月 読書記録

2015-02-07 07:00:15 | 
2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2334ページ
ナイス数:78ナイス

眠りの森 (講談社文庫)眠りの森 (講談社文庫)感想
ずいぶん昔の小説だけど、あまり古さは感じさせられない。クールな印象が強かった加賀恭一郎にもこんな一面があったとは。2人はこの後どうなるんだろう?
読了日:1月30日 著者:東野圭吾
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)感想
実家に帰る折に買って読んだのが何巻までだったのかがどうしても思い出せず、なかなか先に進めなかった。多分未読。多分? 第三話 宮澤賢治『春と修羅』が面白かった。クラクラ日記ーー! 私には古書の魅力はわからない。むしろエッジの立った美本が好き。
読了日:1月23日 著者:三上延
千里眼 The Start (角川文庫)千里眼 The Start (角川文庫)感想
「『千里眼』シリーズが、装いも新たに角川文庫に登場!」「書き下ろし最新作第1弾」だけ目にして勢いで借りたので、読み始めてからこれ以前に12作あることに気づいた。表情一つで人の気持ちをここまで読めたら面白いな。クラシックシリーズも読んでみたい。
読了日:1月21日 著者:松岡圭祐
新しい靴を買わなくちゃ (幻冬舎文庫)新しい靴を買わなくちゃ (幻冬舎文庫)感想
映画のノベライズ。ツール・ド・フランスのシャンゼリゼゴールの情景がかぶった。映画で見たいなーその情景。
読了日:1月16日 著者:北川悦吏子
ロマンス小説の七日間 (角川文庫)ロマンス小説の七日間 (角川文庫)感想
なるほど、ロマンス小説の翻訳家とて人の子。ワンパターンな展開やヒロインのいかにも封建時代のお姫様然とした人となりにイラついたりして超訳しちゃったりするわけだ。いやフィクションだけどさ。フィクションの編集者の「くれぐれも、体毛の描写は控えめに」、リアルの編集者の(表情一つ変えずに)「『ウォリックの大理石の彫像のごとき肉体が……』とか、もっと付け加えたほうがいいんじゃないでしょうか」という言葉が一番面白かった。しかしお金出してこんなロマンス小説買って読んだら読者怒るよな。まったくハッピーエンドでないし(笑)。
読了日:1月15日 著者:三浦しをん
劫尽童女 (光文社文庫)劫尽童女 (光文社文庫)感想
近年、SFやファンタジーは腰が引ける私だけれど、これは読みやすかった。恩田陸らしい小説。遥とアレキサンダーに幸多かれ。
読了日:1月11日 著者:恩田陸
万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)感想
面白くて一気読み。これがどう完結するんだ?と思っていたら、完結せずに2巻に続いたorz。図書館本なので、次巻はいつ読めるのか…。
読了日:1月8日 著者:松岡圭祐
愛という病 (新潮文庫)愛という病 (新潮文庫)感想
女とは、ジェンダーとは、自分が持て余している女性性について、いろいろ考えさせられた。時折読み返してみたいとも。
読了日:1月6日 著者:中村うさぎ

読書メーター

2014年12月 読書記録

2015-01-05 06:18:16 | 
2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2017ページ
ナイス数:50ナイス

エンジェル (集英社文庫)エンジェル (集英社文庫)感想
前半が冗長で読み進むのに難儀したけど、後半一気読み。誰も救われない物語。でも、死にながら生きてる? 生きながら死んでる? 幽霊は斬新。好きな映画やコンサートを楽しみながら、暑さ寒さ苦しさも感じずに生活できるなら幽霊もいいかなとw
読了日:12月26日 著者:石田衣良
女の底力、捨てたもんじゃない (講談社文庫)女の底力、捨てたもんじゃない (講談社文庫)感想
日々のあれこれを口うるさく評したエッセイ。なんとなく、ずいぶん年上の人の書いたものみたいな印象があったけど、自分と5歳も変わらない人が12年も昔に書いたものだった。ちょっと時代感あり。「人間の過去に、無駄ということはない」「本気になれば、願いはかなう」には共感。
読了日:12月21日 著者:岸本葉子
エコノミカル・パレス (講談社文庫)エコノミカル・パレス (講談社文庫)感想
主人公は34歳のフリーライター。同棲相手は失業中、エアコンが故障し、昔の知り合いカップルが家に居座り出ていこうとしない。八方ふさがりな状況に息苦しくなった。でもお金貯まったし、男と別れてやり直せばいいぢゃん。まったく明るくないラストだったけど。
読了日:12月20日 著者:角田光代
つるかめ助産院 (集英社文庫)つるかめ助産院 (集英社文庫)感想
失踪した夫を探し、思い出の島にやってきたまりあ。抱えていた心の傷が南の島で温かい人に囲まれた助産院での暮らしを経て徐々に癒えていく。南の島での再生の物語、みたいなの好き。こういうのずっと読んで生きていかれたらいいのに。でも、長いこと失踪してたのにしれっと戻ってきた夫の小野寺君にはちょっと不信感。逃げるの(・A・)イクナイ!!
読了日:12月12日 著者:小川糸
もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
2巻から読んじゃった「もののけ本所深川事件帖」第一弾。2巻よりこっちのが面白かった。しげ女、蜘蛛ノ介、佐平次ら脇役のキャラが立ってたね。蜘蛛ノ介すげーや。
読了日:12月9日 著者:高橋由太
偶然の祝福 (角川文庫)偶然の祝福 (角川文庫)感想
女性作家の現在、過去を描く連作小説。エチケットバッグを集めていた伯母、不良グループに殴り殺された弟、洋服にいくつもポケットを作って女性作家の本を体中にまとった中年男等々。非現実的だけど、その突飛さが妙にリアルで、一瞬自伝?と思ってしまったり。文章がとても好き。
読了日:12月5日 著者:小川洋子
つれづれノート (角川文庫)つれづれノート (角川文庫)感想
つれづれなエッセイ。もう20年以上も前に書かれたもので、当時の彼(後の旦那さん)についてのノロケみたいなのが頻出する。こういうのって後から自分でどう思うんだろう?と関係ない感想を。次巻を見かけたら読んでみる、かも。
読了日:12月3日 著者:銀色夏生
心霊特捜心霊特捜感想
心霊がらみの事件を担当する「R特捜班」。メンバーのキャラが立ってて面白い。「ST」を彷彿とさせるような。シリーズになったらよいのに。
読了日:12月1日 著者:今野敏

読書メーター

ぐねぐねひめちゃん

2015-01-04 21:31:40 | 
実家に帰るなり、毛足の長いラグの上でぐねぐねしはじめたひめちゃんの図。

http://youtu.be/722BshdwH6Y

明けまして

2015-01-01 20:26:53 | 日常の私
おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

一昨日から猫連れで実家に来ています。

昨日の朝方、ガサゴソ音がするなと思ったら、ドドドンと何かが床に落ちる音、でもガサゴソいう音は収まらずひめちゃんと一緒に動く気配。電気をつけて見てみたら、缶詰のフードなどを入れておいたレジ袋が首にはまって取れなくなったひめちゃんの姿が。しかも中身は入ったまま。
外そうと思ったけど、もがいたら腕まで入っちゃったようで、すっぽりとは脱がせられない。
仕方なくちぎろうとしてたら痛かったのか怖かったのかシャーシャー言いながら逃げ出そうとして、でも離さずビリッとやったら「フンギャーッ」と悲鳴のような声を上げてベッドの下に逃げ込んだ。
もう朝方から大騒ぎ。

そんなこんなで明けた大晦日の午後、母が出かけた後にひめちゃんが行方不明に。どこをどう探しても見つからず、不安でいっぱいになった頃に、トトンと音がして押入れからひめちゃんが。全部物をどけないと見えない陰で小さくなってたらしい。

いやもうひめちゃんに振り回されっぱなしの一日でした。

今日は納戸の探索に。


しばらくして姿を見ないと思って探しに行ったら段ボールからゴソゴソいう音が。


近寄って見てみたら、段ボールの穴から見慣れた模様が。


フタを開けてみたらなんか飛び出して来た(笑)


ここが気に入ったらしく、午後から私たちが夕食を済ませる頃までずっとこの中で寝てました。

今年もひめちゃんに振り回される一年かな(笑)