たとえば、仕事でセミナーの講師をする時、私は事前準備にとっても時間を費やす。
テキストや資料を見ながら、どのタイミングでどんな話をするのか、受講生にどんな投げかけをするのか、およその時間配分はどうするのか、なんてことを結構事細かにシナリオにして、それを何度も何度も読み返して流れを頭の中に入れる。いわゆる「作り込み」の作業に手間ひまをかける。
でも、セミナーなんてものは、受講生によっていくらでも流れは変わってしまうものだし、こちらの思惑通りに進行できるセミナーなんてあり得ないと言ってもいい。
だから、事前準備で作り込んで、徹底的に作り込んで、本番ではシナリオを捨てる。
つまり、最後は「出たとこ勝負」になる。
それなら事前準備なんて必要ないじゃん、と思われるかもしれないが、実は「出たとこ勝負」に出るためには、それなりの基礎が必要だ。なーんの土台もないまま「なるようになる」と思っても、なんともならんのが現実だ。
最近、それってバンドのライブと一緒だなぁと思った。
何度も何度も同じ曲を練習して、自分なりに詰めるところは詰めて「もう大丈夫!」と思うけれど、練習通りの演奏で本番ができたことなんて、まずもって一度もない。(ヲイ!)
もちろん、それは練習不足もあるんだろうけれど、根本的に「ライブ」と「練習」は別モノなんだと思う必要があるんじゃないかなぁ、なんて思う。
練習に必要なのは、継続する力だったり、時に忍耐だったり、追求するパワーだったりする。
でも、ライブに一番必要なのは「瞬発力」。数曲のライブで、どこまでパワーを発揮できるかは、瞬発力にかかっていると思う。
ライブをするにあたって、ある一定のラインまでのクオリティは必要だと思うけれど、ライブだからこその勢いっていうのは、練習にはきっとないもの(練習では出てこないもの)で、クオリティを追求するあまりに勢いが落ちるのだったら、いっそクオリティの追求なんて捨ててしまった方がライブとして面白いものになったりする。ライブの場の勢いにうまく乗るための基礎作りが練習なんだろうなぁ、と思うわけです。
そんなわけで、本番で最大の瞬発力を発揮すべく、私個人的には割とストイックに練習してます。
傍目にはどう見えているかわかりませんが。(笑)
29日のField BLankのライブまで、スタジオ練習はあと2回。
頑張ります。
テキストや資料を見ながら、どのタイミングでどんな話をするのか、受講生にどんな投げかけをするのか、およその時間配分はどうするのか、なんてことを結構事細かにシナリオにして、それを何度も何度も読み返して流れを頭の中に入れる。いわゆる「作り込み」の作業に手間ひまをかける。
でも、セミナーなんてものは、受講生によっていくらでも流れは変わってしまうものだし、こちらの思惑通りに進行できるセミナーなんてあり得ないと言ってもいい。
だから、事前準備で作り込んで、徹底的に作り込んで、本番ではシナリオを捨てる。
つまり、最後は「出たとこ勝負」になる。
それなら事前準備なんて必要ないじゃん、と思われるかもしれないが、実は「出たとこ勝負」に出るためには、それなりの基礎が必要だ。なーんの土台もないまま「なるようになる」と思っても、なんともならんのが現実だ。
最近、それってバンドのライブと一緒だなぁと思った。
何度も何度も同じ曲を練習して、自分なりに詰めるところは詰めて「もう大丈夫!」と思うけれど、練習通りの演奏で本番ができたことなんて、まずもって一度もない。(ヲイ!)
もちろん、それは練習不足もあるんだろうけれど、根本的に「ライブ」と「練習」は別モノなんだと思う必要があるんじゃないかなぁ、なんて思う。
練習に必要なのは、継続する力だったり、時に忍耐だったり、追求するパワーだったりする。
でも、ライブに一番必要なのは「瞬発力」。数曲のライブで、どこまでパワーを発揮できるかは、瞬発力にかかっていると思う。
ライブをするにあたって、ある一定のラインまでのクオリティは必要だと思うけれど、ライブだからこその勢いっていうのは、練習にはきっとないもの(練習では出てこないもの)で、クオリティを追求するあまりに勢いが落ちるのだったら、いっそクオリティの追求なんて捨ててしまった方がライブとして面白いものになったりする。ライブの場の勢いにうまく乗るための基礎作りが練習なんだろうなぁ、と思うわけです。
そんなわけで、本番で最大の瞬発力を発揮すべく、私個人的には割とストイックに練習してます。
傍目にはどう見えているかわかりませんが。(笑)
29日のField BLankのライブまで、スタジオ練習はあと2回。
頑張ります。