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月齢進行表

~aki's diary~

誰のため

2006-02-17 10:01:38 | 日記・エッセイ・コラム
「これはあなたのために云々」
「あなたのためを思って云々」
「○○のことを思ったら云々」

あまりにそれを繰り返し強調されると、どうにも「自分のことしか考えてないんじゃないの?」って気がしてしまうのは、なぜなんだろ?

ホントに誰かのためを思ってる人は、あんまりそういうこと口にしないんじゃないかなぁ。
・・・だって、押し付けがましいじゃん。

罪悪感

2006-02-17 00:39:57 | 読書
Book_snoopy




友人からこんな本を借りて読みました。(写真参照)
チャールズ・シュルツの書いたスヌーピーの漫画の中には、心理学に通ずるメッセージが込められているということで、精神科医(精神分析医)が自身の臨床経験と対比させながらその内容を紹介するという本。

その中に「罪悪感」について書かれた章がありました。
「罪悪感の虜になってはいけない」
罪悪感に苛まれない強さを持つとともに、罪悪感を利用しない強さを持たなければいけない。罪悪感は人間が行動をする上での正当な理由にはならない、と。

以前、私の友人(♂)にこんな人がいました。
「別れたら死ぬって彼女が言うから、別れられないんだ。」
この場合彼女は罪悪感を利用し、彼は罪悪感に苛まれています。このまま関係を続けても、お互い良い事はあまりなさそうです。
なぜなら彼女は命がけで彼を愛しているわけではなく、彼は彼女を愛しているから一緒にいるわけではないからです。

昔、ドラマにこんなのがありましたよね。
「私がこんな体になったのはあなたのせいよ。だからあなたは一生私のそばにいなくてはいけないのよ。」
これも彼女が彼の罪悪感を利用しています。やっぱり良い事はなさそうです。愛のない所に罪悪感から発生した義務感だけが存在していそうです。

罪悪感に責任を取ることなんて出来ないのにねぇ。なんでまじめで良い人と言われる人たちは、責任を取らなきゃって思うんでしょうか。
別れた後で本当に彼女が自殺を図ったところで、それは彼のせいではないのに。全財産を巻き上げる結婚詐欺を働いて自殺に追い込んだのであれば話はまた別ですが、罪悪感に責任を重ねる人に詐欺が出来る人は多分いないでしょう。

もっと良くないのは、罪悪感を利用する人でしょうね。そこに愛情はありませんよ、それって不毛ですよ、ってlことに気付かずに、ひたすら相手の罪悪感に訴える行為は、確実に自分も傷つけて消耗させていくものなのに。

なんていうことを、本を読みながら考えていました。
でも、そう思えない人にこの本を読ませたところで、きっと内容を理解することは出来ないんだろうなぁとも思いました。

10年前に鬱で仕事を辞めたとき、同僚が「これ読むといいよ」と当時のベストセラーだった「脳内革命」をプレゼントしてくれました。ポジティブに物を考えるプロセスを見失った私に、「ポジティブシンキング」を推奨したその本は、3ページで退屈するに充分でした。
「こういう風に考えることが出来る私だったら、仕事辞めたりせんよ」って。(笑)

心理学の本って、実はあまり役に立たないのかもしれませんね。心理学に限らず、メッセージ色の強い本というのは、そのメッセージを既に違う形、違う言葉で理解している人にしか届かないものなのかもしれないな、と。

そういえば日記書きながら思い出したのですが・・・、
いつだったか、どうしても恋人に会いたくて夜中に電話をしたら、「今日はもう遅いから、明日の晩にね」と言われました。なぜかどうしても会いたかった私は「明日の晩って言ってて、明日の昼間にアタシが事故に遭って死んじゃうかもしれないじゃんかぁ。」と駄々をこねて、無理矢理時間を作ってもらったことがありました(笑)。(いつもこんなことを言っているわけではない。これはごく稀な話。)
当時の恋人は「無茶苦茶な論理だな」と笑いながら、でも会ってくれました。
これって、罪悪感の利用?





さみしかった

2006-02-15 23:24:30 | 日記・エッセイ・コラム
さきほど見ていたドラマのワンシーン。
同棲中のふたり。彼氏は最近大きなプロジェクトを任されていて、どう頑張っても帰りが遅い。
そんな日が何日か続いたある晩、帰って来た彼に彼女が言います。

「さみしかった。」

さぁ、問題です。
あなたならここで何と答えますか?

「そんなこと言ったって、仕事なんだから仕方ないだろっ!?」
ドラマの台詞はこうでした。普段もこう言う人が多いんじゃないかなぁ。

私は、この彼の台詞を聞くか聞かないかの一瞬のうちにこう思いました。
「ごめん、って言って欲しいな。」

「さみしかった」と言われると、さみしい思いをさせた自分が責められているように感じるんですよね、きっと。でもね、多分女の子は責めてるつもりはないと思うのですよ。
ただ単に「さみしかった自分」をストレートに伝えているだけ。自分の感情に正直なだけなのです。
だから別に「ごめん」じゃなくてもいいけど、言いわけみたいな事は言って欲しくないわけです。
そこで(例え仕事が忙しかったことが事実とはいえ)言いわけめいたことを言って「さみしかった自分」を受け止めてもらえないと、大喧嘩になったりするわけです。

しかし、女性にも落ち度はあります。
いきなり「さみしかった」と言うから、相手を一気に追い詰めてしまうのです。
帰った彼を迎えるのであれば、最初は笑顔で「おかえり」でしょう。久しぶりに会う彼に言うのであれば、やはり笑顔で「会えて嬉しい!」でしょう。その後に「さみしかった」が続けば、ちゃんと「可愛いオンナ」になれるじゃないですか。

ほんのちょっとの事なのにねぇ、すれ違うんだなぁ。
まぁこう書いている私も、今は他人事で書いているから冷静になれるだけで、渦中ではダメっ子ですが。

しばらくぶりに会う彼に「さみしかった?」と聞かれて、まじでその間忙しくて「さみしい」どころじゃなかったので「ん?全然。」と答えて相手を撃沈させたのは、この私です。しかも二度同じ失敗をしでかしています。ほぼ常習犯です。f(_ _;
この場合は、嘘でもお世辞でも天地がひっくり返っても、返す言葉は「さみしかった」です、ハイ。
ここが「世界一自分の恋愛に鈍いオンナ」と言われる所以です。

ちなみに、ある人はそれでも「またぁ、さみしかったんなら正直にさみしかったと言えよ」と言い、結局私に「さみしかった」を言わせてご機嫌でした(笑)。
よっぽど「さみしかった」って言って欲しかったんでしょうねぇ。確かに「さみしくない」と言われては、自分の存在って何?ってコトになりますもんね。しかし、鈍い私にここまでゴリ押しして言わせるとは、なかなかの強者というかなんと言うか、ある意味コミュニケーションの達人です。まぁ、可愛らしいと言えば可愛らしいヒトでした。

言いたい言葉、聞きたい言葉、言わせたい言葉、すれ違う思い。
なまじ「言葉」なんてものを持ってしまったから、ニンゲンは大変だ。


自然治癒力

2006-02-15 21:17:05 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は朝起き抜けから吐き気と腰痛がひどくて、ホントなら仕事休んじゃう感じだったのですが、京都出張の予定が入っていたので仕事しました。
4時間の会議を終えて、新幹線と電車を乗り継いで自宅に到着したのが19時少し過ぎ。
「あぁ、もう病院やってないし・・・。」
風邪薬を飲んで寝ようと思って、「ちょっと待て」と。
嘔吐、腰痛、悪寒、発熱、このキーワードは・・・、

「あ、腎臓だ。」

4年程発症していなかったので、忘れていました。私、たまに腎盂炎が出るのでした。
腎臓なら風邪薬飲んでも仕方ない。幸い腎盂炎にしては熱が低かったので、病院でもらうような抗性物質を飲まなくてもなんとかなりそうかなと思い、ひたすら寝て治そうと決心。
朝から何も食べていなかったけど、空腹感はなかったし食べたいとも思わなかったし、食べても戻しそうだったので、そのまま入眠。

明けて今朝、見事復活です。
はぁ、アタシの自然治癒力もたいしたもんだわ。

人間、病の時は食べない方が良いらしいです。
食事を摂ると食事を消化する方にかかるエネルギーが大きくなるため、治癒にかけるエネルギーが減るので、実はよろしくないとか。そういえば、野生の動物は怪我や病気を治すときに絶食しますね。
なんか、それを現代の人間社会の中で体現してしまいました。以前、40度近い熱が出て立つこともおぼつかない状態になった時も、ひたすら寝て1日で治したっけ。逞しいなぁ、アタシ。

しかし、あんなにひどい吐き気でフラフラしながら帰って来たにも関わらず、しっかり化粧を落として乳液つけてから寝た自分に、多少のオンナを見た。(笑)


Lovin' You

2006-02-14 01:07:00 | バンド・音楽
先週の土曜、Field BLankの練習後にメンバーと飲んでいる時に、何がきっかけだったのか忘れてしまったが「Lovin' You」という曲が話題になった。
日曜の晩、別の人と話をしていて、とある曲と「Lovin' You」のコード進行が同じだということが話題になった。
で、さっき、ジェットストリームで「Lovin' You」がオンエアされていた。

なんだ?なんでここ短期間で「Lovin' You」がテーマになることが多いんだ?
ラジオのオンエアはともかく、メンバーや知人との話にバレンタインは関係なかったぞ。

でもまぁ、これは「Lovin' You」を話題にせよという神様からの啓示ということにしよう(笑)。

Lovin' Youは、色々な人がカバーしている。
ジャネット・ケイ、chara、Misia などなど。
Lunnaでも初期の頃からカバーしているんだけど、やっぱり一番いいなと思うのは、本家本元ミニー・リパートンのバージョン。
小鳥がさえずるような歌声、重すぎず軽すぎないうたいまわし、これはやっぱりミニーならではだと思うのですよ。

ミニー・リパートンのLovin' You を聞いたことがない方、是非これを機会に一度聞いてみてくださいな。
歌詞の内容も超・スイート。バレンタインのBGM にはいい感じだと思うよ、まじで。

ま、アタシにゃ活用の機会がないんだけどサ・・・。