コンサートで母娘の共演

この休み中、いちばん楽しみにしていたイベントです。かみさんの合唱団と娘のオーケストラが共演します。もちろん、かみさんも娘も出演し、私は観客席からそれを聴きます。
演奏は、ベートーベンのピアノ協奏曲第３番とカルミナ・プラーナです。ピアコンのピアノ奏者は、娘がいつも「かわいくていいなあ」といっているとても綺麗な人です。娘もクレオパトラのように前髪を切り黒いドレスを着ると大人っぽく見えます。第一バイオリンのインなので、なかなか演奏している姿が見えず、時々譜面をめくるときに顔まで見える程度です。それでも、堂々と演奏しているように思えるのは親ばかでしょうか。
20分の休憩をはさみ、合唱団がオーケストラの後ろに並びます。かみさんはいつも一番上の列ですぐに分かりました。かみさんにすれば、娘の演奏を観る余裕などないだろうなあと思いながら、二人の位置関係を確認します。最初に激しい場面があり一気に雰囲気が盛り上がります。娘のオーケストラはかみさんの昔の仲間がやっているアマチュア楽団ですが、素人の私にはプロなみの素晴らしい演奏でした。一方、合唱団は、カルミナを演奏するために結成されたもので、今回の演奏だけで解散するそうです。かみさんは、いくつもの合唱団に参加しているので、それでは次はと思っているようです。
演奏会が終わり、ご苦労さん会ということでかみさんの両親と家族で夕食をします。京都三条の池田屋後にできた居酒屋に行きます。店内には新撰組の沖田総司が落ちたという大階段もあります。娘は新撰組のファンで、店員の着ている新撰組のハッピや店内を散策して写真を取りまくってました。一方、かみさんの両親は二人とも坂本竜馬の高知の出身で攘夷派ですから奇妙な関係です。
午後から雨で、夕方から夜にかけて激しく降ります。もう足元がびしょびしょになってしまいました。