わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

徒然草第ニ百段 (呉竹は葉細く、河竹は葉広し)

2022-08-17 09:00:12 | 徒然草

呉竹くれたけは葉細く、河竹かはたけは葉広し」、竹にも色々と種類があるようです。呉竹は、ハチクと呼ばれ、高さが15mと大きくなる種類です。細く割りやすいので、茶道具の材料に利用されるそうです。河竹は女竹と呼ばれ、高さは5m程度、主に川や海岸に群生します。やわらかいことから、竹細工に利用されるそうです。

春の味覚のたけのこは、孟宗竹(モウソウチク)で高さが20mにもなる大きな竹が良いそうです。江戸時代に中国からもたらされたといいますから、それ以前には、たけのこは食べなかったのでしょうか。近所にも竹林があり、なんとなく時代劇の雰囲気を感じさせます。どうして時代劇かと考えてみると、二人の侍が切り合いになり、竹林に入っていく、一方が竹を刀でバッサリ切ると、その竹が地面に落ちその後、ゆっくり相手の侍が崩れ落ちる。そのようなシーンが目に浮かぶからでしょう。

最近は、時代劇のドラマが少なくなりました。製作費がかかるからだと聞きますが、昔は「三匹の侍」「木枯らし紋次郎」、「花山大吉」と楽しい時代劇がありました。子供の頃は、「風小僧」、「白馬童子」、「鞍馬天狗」のようなヒーローものに「仮面忍者赤影」や「忍者部隊月光」、漫画でしたが「伊賀の影丸」など忍者ものがあり、時代劇とともに育ったといっても過言ではありません。そういえば、「てなもんや三度笠」も時代劇かな。

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