今日の「 お気に入り 」は 、インターネットのフリー百科事典「 ウィキペディア 」
掲載の記事「 オリガルヒ 」。
ロシアのオリガルヒ は カリスマ・ヒール の 操り人形 。
いずこも同じ おカネの亡者 。
この記事読めば 、ゼレンスキー、プーチンの立ち位置がよくわかる 。
なんで こうなったのか 、
今度の戦争が なぜ ひきおこされたのか 、も よくわかる 。
政高経低 、梅雨まぢか ・・・ 。
引用はじめ 。
「 オリガルヒ( 露 : Олига́рх , 複数:Олига́рхи , ロシア語ラテン翻字 : Oligárx(i) ,
宇 : Оліга́рх(и) , ウクライナ語ラテン翻字 : Olihárx(y) , 英 : oligarch , 仏 : Oligarque )
とは 、ロシア や ウクライナ 等 旧ソ連諸国 の資本主義化( 主に国有企業の民営化 )
の過程で 形成された 政治的影響力を有する新興財閥 。
少人数での支配 、寡頭制 を意味する ギリシャ語 ὀλιγάρχης ( oligárkhēs 、英語 : Oligarchy )
にちなむ 。
ロシアのオリガルヒ
起 源
ロシアのオリガルヒ は 、ソ連時代の社会主義的政治・経済体制から 、資本主義体制
に移行する過程で形成された 。ソ連時代には 既に企業の集団化が推進されており 、
1973年に ソ連共産党中央委員会 及び ソ連閣僚会議 によって『 工業管理の一層の改善
に関する若干の措置 』により『 企業合同 』と『 部門合同 』の設立・制度 が 決定され
た 。
また 、ゴルバチョフ時代に開始された 協同組合( コオペラチーフ )及び 賃貸借契約
( アレンダ )が普及し 、経済活動が拡大された 。ロシアの新興財閥には 、この二つ
に源流を求めることができる 。
前者は、ソ連閣僚会議の各部門別工業省庁が、その管轄下に置いていた企業集団が 、
再編され成立したものである 。特に エリツィン時代初期に 急進的経済改革を志向し
た エゴール・ガイダル、アナトリー・チュバイスら と 、彼らにアドバイスをした
ジェフリー・サックスら アメリカ人顧問団 によって 推進された いわゆる『 ショック
療法 』に伴う 民営化 によって 、多数の国営企業 、国家コンツェルン が 看板を書き
換えたもの である 。
これらの企業は 、企業長 、支配人ら の 旧ノーメンクラトゥーラ層 が 国営企業 と
それらが保有する膨大な国家資産をそのまま受け継ぎ 、新興財閥・寡頭資本家 に
転身した 。この典型といえるのが 、旧ソ連ガス工業省が中心となって 、形成され
た 国家コンツェルン・ガスプロム から 民営化により形成された ガスプロム・グル
ープ や 、旧ソ連時代の三つの石油採掘企業から構成された ルクオイル・グループ
などである 。
これらの類型には 、旧ソ連時代からの豊富な地下資源( 石油 、天然ガス )に関連
した大規模企業や軍産複合体などが入る 。統一エネルギーシステム 、ソ連冶金工業
省 が名称を変更した ノリリスク・ニッケル もこの類型である 。
後者は 、ゴルバチョフ時代に協同組合活動の緩和により 、従来 ソ連で行われていた
部門別管理の枠を越えて 、経済活動の拡大に成功した企業が 新興財閥化 していった
ものである 。これらに入るものは 、ウラジーミル・グシンスキー の モスト・グルー
プ や アレクサンドル・スモレンスキー の SBSアグロ・グループ 、ミハイル・フリー
ドマン の アルファ・グループ などがあげられる 。
このグループは 、銀行を中心とする金融資本が中核となっている形態が多い 。1988
年の協同組合法によって協同組合の形態をとる銀行設立が認められた 。また 市場経済
導入の過程で 銀行は 、優遇措置を受けることができたので 、このような優遇措置を求
めて 、銀行中心の企業集団 が誕生することとなった 。
1993年12月の大統領令によって 、これらの新興財閥は 、『 金融産業グループ 』
(FPG 、フィナンソヴォ・プロムイシュレンナヤ・グルッパ )と認定され 、ソ連
崩壊後のロシア経済を再建する主体として政府から肯定された 。1995年11月には
『 FPG法 』が成立し 、新興財閥の投資に対する金融支援 、保証 、連邦構成体の協力 、
関税の免除などの優遇措置が盛り込まれた 。
政治との癒着
こうして成立した新興財閥は 、連邦レベルから地方レベルに至る 政治家 及び 官僚機構
との癒着によって その存在を拡大させていった 。また 、この過程で政治家や官僚に影
響力を行使するために テレビや新聞を中心とするメディア支配 に走った 。
しかし 、エリツィン政権内の急進改革派による ショック療法 は 、一方で 、年金生活者
を中心とする 低所得者層の生活不安 を形成することとなった 。
モスクワ騒乱事件における大統領と議会の対立 、その後の連邦議会選挙における改革派
の後退と極右のロシア自由民主党 、次いで 極左のロシア連邦共産党の台頭 である 。特に
共産党の政権奪取を恐れた 新興財閥 は 、再選を目論むエリツィン大統領と利害が一致し 、
1996年の大統領選挙において 、エリツィン を支持し 、再選に大きな貢献をした 。
特に新興財閥は支配下の各メディアを使って エリツィン支持の世論形成に大きな役割を
果たす( 情報操作の有効性が確認されたことにより 、ウラジーミル・プーチン政権に
おいて政治権力によるメディア統制は 、一層顕著となった )。
大統領選挙後 、新興財閥は影響力を強め 、ポターニン は 第一副首相 、ボリス・ベレゾ
フスキー は 、安全保障会議副書記 や CIS執行書記 などの 政府高官の位置 を占めたほど
である 。
特に ベレゾフスキー は 、エリツィン選対責任者で 、第一副首相 、大統領府長官 、蔵相
となった アナトリー・チュバイス や エリツィン の次女で補佐官となった タチアナ・ディ
アチェンコ と強い結びつきを持ち 、『 政商 』や『 政界の黒幕 』の名をほしいままにした 。
彼ら エリツィン を中心とした 側近集団 は 、後に セミヤー( Семья :家族の意 。俗に
エリツィン・ファミリー " Семья" Ельцина )という 一大派閥 を形成するに至る 。
こうした政治と新興財閥の癒着は 、腐敗の温床を形成し 、大多数の国民は 、新興財閥に
対して批判的な世論を形成していった 。また 、エネルギーや資源関連の産業は 、構造上 、
産業分野における独占的傾向が強く 、競争原理が働きにくい状況から 経営の不健全性 、
不透明性が問題となっていった 。
特に 、新興財閥の税金の滞納 は 政府との間に深刻な亀裂を生じ 、事実 、エリツィンは
ガスプロム社長の レム・ヴャヒレフ を呼び 詰問する様子をテレビで放送させたほどで
あった 。
1998年8月のロシア金融危機 によって 、多くの新興財閥が経営に打撃を受けた 。破綻
した企業グループには 、SBSアグロ 、インコム銀行 、ロシースキー・クレジット
銀行の各グループが挙げられる 。
プーチン政権以降
プーチン大統領就任にともない 、政権と新興財閥の蜜月状態に変化 が生じること
となった 。プーチン は 、テレビを始めとする マス・メディアを保有し 政治的影
響力を行使して 政権と対立関係にある新興財閥に対しては 抑制策 を取った 。
2000年6月13日 、ロシア検察当局は 、ウラジーミル・グシンスキー を 詐欺などの
容疑で逮捕した 。これを手始めとして 、7月11日には 、ガスプロム に対しては 、
財務関係資料提出を要求 。ルクオイル に対しては 、脱税容疑で捜査を開始 。
インターロスに対しては 、ノリリスク・ニッケル 株 取得の際の違法性 を指摘する
など 、矢継ぎ早に捜査を展開していった 。
グシンスキー や ボリス・ベレゾフスキー らは 、こうして壊滅的打撃を受けること
となった 。しかし 、一方で 政権と新興財閥は 、ボリス・ネムツォフ の 仲介で円卓
会議を開き 、席上 、プーチン は 、エリツィン時代のような財閥の政治介入は容認
しないことを告げた 。
こうして 新興財閥の大部分は 、本来の業務である実業に専心することとなった 。
ただし 、2003年 プーチン政権は 、石油会社 ユコス の ミハイル・ホドルコフスキー
社長に対し 圧力を強めていった 。これは 、ホドルコフスキー が 、政権批判を強め 、
野党に対して資金援助を増強していったことと 、政権が望まない ユコス を中心と
する石油資本の合併を企図したためである 。
プーチン大統領を始めとする政権内の シロヴィキ は 、政治的脅威となる新興財閥
に対しては 、これを容赦なく抑圧する方針 を 掲げる一方で 、政権に忠誠を誓った
財閥とは関係を深めており 、新興財閥の政治的影響力 は 、シロヴィキ と 相互補完
的な形で 依然として 残っている と言えよう 。
2007年から始まった 世界金融危機 で 、多くの新興財閥が没落の危機に瀕した 。
プーチン政権 は 、政府の資金でどの新興財閥を救済するかを選定 。選定された
財閥は生き残ることが出来る( 但し 、政府のコントロール下に置かれる )が 、
選定されなければ 没落してゆくという過酷な状況下に新興財閥は置かれた 。
しかし 、2010年に入って 石油や株式市況の改善 、そして何より政府の富豪救済
策もあって 財閥たちは息を吹き返した 。これは専門家の予想を裏切った形となっ
た 。ただし 、財閥が政府に従順であることが重要なのには変わりはない 。
2014年クリミア危機 で 新興財閥 の アルカディ・ローテンベルクら プーチン に
近しい親友 や 側近 が経済制裁を受けた際には ローテンベルク法 を通して補償を
行い 、またしても息を吹き返した 。
キリル・シャマロフ など プーチン の 親族 が 富豪化 する など 政商が実権を取り
戻しつつあるともされている 。2018年4月に 米国のドナルド・トランプ大統領は
『 混乱や憎しみの種を撒く勢力 』として プーチン に近しい ロシアの新興財閥
などに対する制裁を発表した 。
主なロシアのオリガルヒ
現在も活動中のもの
ガスプロムグループ : ヴィクトル・チェルノムイルジン 、レム・ヴャヒレフ、
アレクセイ・ミレル
ルクオイルグループ : ヴァギト・アレクペロフ
シブネフチグループ : ロマン・アブラモヴィッチ
ロスネフチ : セルゲイ・ボグダンチコフ
統一エネルギーシステム : アナトリー・チュバイス
ロシア・アルミニウム( ルサール ): オレグ・デリパスカ( オレグ・ジェリパスカ )
アルファ・グループ( アリファ・グループ ): ミハイル・フリードマン、
ピョートル・アベン( ピョートル・アーヴェン )
インターロス・グループ( ノリリスク・ニッケル ): ウラジーミル・ポターニン、
ミハイル・プロホロフ
ノボリペツク製鉄所 : ウラジーミル・リシン
レノヴァ : ヴィクトル・ヴェクセリベルク
システマ : ウラジーミル・イェフトゥシェンコフ
セヴェルスターリ : アレクセイ・モルダショフ( 英語版 )
ロステック : セルゲイ・チェメゾフ
メトロポールグループ : ミハイル・スリペンチュク
ストロイガスモンタージュ:ボリス・ロマノヴィチ・ローテンベルク、
アルカディ・ローテンベルク
ノヴァテク:ゲンナジー・チムチェンコ 、レオニード・ミケルソン
既に影響力を失ったもの
ロゴヴァズ( ロゴバス )グループ : ボリス・ベレゾフスキー
モストグループ : ウラジーミル・グシンスキー
SBSアグロ : アレクサンドル・スモレンスキー
眼科ミクロヒルルギア研究所 : スヴャトスラフ・フョードロフ
ユコスグループ( ロスプロム ): ミハイル・ホドルコフスキー
ユーリ・ルシコフ( モスクワ市長 )
ウクライナのオリガルヒ
詳細は「ウクライナのオリガルヒ(英語版)」を参照
ウクライナでも ソ連崩壊以降 ロシア同様 いくつかのオリガルヒが誕生し 、多方面に
強い影響力を持つようになり問題となった 。ウォロディミル・ゼレンスキー が ウク
ライナ大統領を演じたテレビドラマ『 国民の僕( ウクライナ語版 )』( 2015 - 201 9)
は 自らの利益のため 政治を操る オリガルヒ や その駒として働く 政治家 などを風刺し 、
国民の共感を呼んで大ヒットした 。
ウクライナのオリガルヒの特徴 として ビジネスの相手が 隣国のロシア 、アメリカ合衆
国 、イスラエル 、イギリス など の 西側諸国 により 勢力が分かれており 、大統領が
どちらから資金提供を受けるかによりウクライナの外交姿勢も変化する 。
2019年の大統領選では ウォロディミル・ゼレンスキー が 大統領 となり 、オリガルヒ
を弱体化させる法案を推進したが 、法案可決の前日に大統領首席補佐官を乗せた車が
銃撃される事件が発生しているなど 、武力行使もあることから改革は進んでいない 。
親露派のオリガルヒとしては ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ 、ペトロ・ポロシェンコ 、
ヴィクトル・ヤヌコーヴィチなどがいる 。
親欧米派には ユーリヤ・ティモシェンコ 、パーヴェル・ラザレンコ 、イーホル・
コロモイスキー などがいる 。
この他には タタール人の リナト・アフメトフ などがいる 。 」
引用おわり 。
プロレタリアート は 蚊帳の外 。
そう言えば 、マスク付けた プーチンさん 見た人 います ?
プーチン が ツァーリ 、シロヴィキ ・ オリガルヒ が 貴族階級 、あとは その他大勢 の 、
レーニン廟のある 、ただの ロシア帝国 なんだ 。
百年経って 、元の木阿弥 。
今頃 わかってどうするの ?
生まれてこの方 、patriot と思ったことは 、ないけれど 、今の 日本 は いい塩梅 。
( 筆者註 : 「 シロヴィキ( 複数形 、露 : силовики́ 、英 : Siloviki )または 、
シロヴィク( 単数形 、露 : силови́к 、英 : Silovik )は 、ロシアの
政治ジャーナリズム用語で 、治安・国防関係省庁の職員 と その出
身者をさす 。」
「 『シロヴィキ 』の語源は 、ロシア語で 力 、武力 を意味する『 シーラ
[ сила ] 』。日本のメディアでは 、複数形『 シロヴィキ 』を『 シロビキ 』
と表記する場合がある 。」
「 Oligarchy ( from Greek ὀλιγαρχία ( oligarkhía ) ' rule by few ';
from ὀλίγος ( olígos ) ' few ' , and ἄρχω ( arkho ) '
to rule or to command ' ) is a form of power structure
in which power rests with a small number of people .
These people may or may not be distinguished by one
or several characteristics , such as nobility , fame,
wealth , education, or corporate , religious , political ,
or military control .
Throughout history , oligarchies have often been tyrannical ,
relying on public obedience or oppression to exist .
Aristotle pioneered the use of the term as meaning rule by
the rich , for which another term commonly used today is
plutocracy . In the early 20th century Robert Michels
developed the theory that democracies , like all large
organizations , tend to turn into oligarchies .
In his " Iron law of oligarchy " he suggests that the
necessary division of labor in large organizations leads
to the establishment of a ruling class mostly concerned
with protecting their own power . 」
以上 ウィキ情報 。 )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます