「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

Long Good-bye 2021・04・10

2021-04-10 07:19:00 | Weblog



  今日の「お気に入り」は、「カズオ・イシグロ」さんについて、インターネットのフリー百科事典

 「 ウィキペディア」や同英語版 Wikipedia に掲載されている記事の中からいくつか。

  4月7日に引用した記事の『追加』引用で、『カズオ・イシグロ』さんの経歴のうち、作家活動を

  始める前の同氏の『生い立ち』に関する記述です。

 「 長崎市新中川町で、海洋学者の父・石黒鎮雄(1920年〜2007年)と母・静子の間に生まれる。

  祖父の石黒昌明は滋賀県大津市出身の実業家で、東亜同文書院(第5期生、1908年卒)で学び、

  卒業後は伊藤忠商事の天津支社に籍を置き、後に上海に設立された豊田紡織廠の取締役になる。

  父の石黒鎮雄は1920年4月20日に上海で生まれ、明治専門学校で電気工学を学び、1958年

  のエレクトロニクスを用いた波の変動の解析に関する論文で東京大学より理学博士号を授与された海

  洋学者であり、高円寺の気象研究所勤務の後、1948年長崎海洋気象台に転勤となり、1960年

  まで長崎に住んでいた。長崎海洋気象台では副振動の研究などに携わったほか、海洋気象台の歌を作

  曲するなど音楽の才能にも恵まれていた。母の静子は長崎原爆投下時10代後半で、爆風によって負

  傷した。

   幼少期には長崎市内の幼稚園(長崎市立桜ヶ丘幼稚園)に通っていた。1960年に父が国立海洋研

  究所所長ジョージ・ディーコンの招きで渡英し、暴風によって発生し、イギリスやオランダの海浜地

  帯に深刻な災害をもたらした1953年の北海大洪水を、電子回路を用いて相似する手法で研究する

  ため、同研究所の主任研究員となる。北海で油田調査をすることになり、一家でサリー州・ギルフォ

  ードに移住、現地の小学校・グラマースクールに通う。

   卒業後にギャップ・イヤーを取り、北米を旅行したり、デモテープを制作しレコード会社に送ったり

  していた。

   1974年にケント大学英文学科、1980年にはイースト・アングリア大学大学院創作学科に進み、

  批評家で作家マルカム・ブラッドベリの指導を受け、小説を書き始めた。卒業後に一時は

  ミュージシャンを目指していた時期もあったが、グラスゴーとロンドンにて社会福祉事業に従事する

  傍ら、作家活動を始める。」





「 Born: 8 November 1954 (age 66) Nagasaki, Japan
Occupation;   Novelist・short story writer・screenwriter・columnist・songwriter
Nationality: British
Citizenship: Japan (until 1983)
       United Kingdom (since 1983)
Education:  University of Kent (BA)
       University of East Anglia (MA)
Period: 1981–present
Genre:  Drama・Historical fiction・Science fiction・Genre fiction
Notable works: An Artist of the Floating World
        The Remains of the Day
        When We Were Orphans
        Never Let Me Go
        Klara and the Sun
  Spouse Lorna MacDougall ​(m. 1986)​
 Children Naomi Ishiguro (b. 1992) 」





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