今日の「お気に入り」は、俳画家 鶴見松渕 (1919-1999)が描いた「俳画」。
作品として「完成したもの」と、画家(故人)が公開を意図しなかった「下絵」をあわせて掲載します。
5月10日(金)から14日(火)の間、大船の鎌倉芸術館で、第14回 俳画松樹会合同作品展が開催
されるのを機に2018年4月1日付けの記事も再掲します。
「 今日の『お気に入り』は、俳画家 鶴見松渕(1919-1999)が後進育成のために描いた『指導画』のいくつか。
題材からすると、季節は初夏。
フリー百科事典ウィキペディアには、「俳画」のことが、次のように書かれています。
「 俳画(はいが)は、俳句を賛した簡略な絵(草画)のこと。
一般には俳諧師の手によるものであり、自分の句への賛としたり(自画賛)、
他人の句への賛として描かれるが、先に絵がありこれを賛するために句がつけられる場合や、
絵と句が同時に成るような場合もある。
さらに敷衍して、句はなくとも俳趣を表した草画全般をも指す言葉としても用いられる。
『俳画』という呼称は渡辺崋山の『全楽堂俳諧画譜』にはじまるとされており、
それ以前の与謝蕪村などは『俳諧物の草画』と称していた。 」