地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

鹿嵐山(カナラセヤマ)

2008年11月30日 23時23分32秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


朝からピカーッと晴れ渡るはずの天気予報でしたが、薄明るくなった時間帯
に起き出して外を見ると、どんよりした空でした。

玄界灘から入ってくる冬の季節風雲がまだ取れきれていない様で、午前中
一杯こんな感じかな、と観念して再び寝床へ。

10時前になってゴソゴソと山用意し10時半出発しました。先々週土曜日の
八方ヶ岳と全く同じ遅出登山です。

大分道を朝倉ICから玖珠ICまで利用し、利用者の極く少ない国道387号を
院内まで。さらに枝道に入り鹿嵐山登山口に着いたのが11時50分でした。

登山口には登山者用駐車場があり、既に入山している方々のものと思われる
自家用車5~6台ほど。鹿嵐山などというマイナーな山には誰も登ったりしな
かろー、との思惑は見事はずれました。

世界に冠たる日本の登山文化、恐るべし。

12時ちょうどに駐車場脇から入山し、メリハリの無い杉植林の斜面を高度
上げていきました。やがて杉植林帯から照葉樹・落葉広葉樹林になり、登山
口から標高差450㍍を50分で鹿嵐山のサブピーク雌岳でした。登りやすい
登山路だったのと、寒々しい気温だったのが幸いして適度なベンチレートが
かなったのがハイペースの原因か。それほど急ぎ登りしたつもりも無かった
のですが。

雌岳山頂にて、類例通り菓子パンをハグハグ喰ってから、尾根続きに南側に
聳える鹿嵐山のメインピーク雄岳に向かいました。

雌岳から20分ほどで雄岳(メインピークとは言っても標高758㍍)でした。

昼からは雲もとれ、かなり遠方まで望める天候となりラッキー。


(山頂から周防灘が見えました)


(北側の山は中津の八面山。その先に周防灘。さらには遠く山口県の山々も)

振り向いて南側に目をやると、


(平べったい山頂は玖珠の万年山(ハネヤマ))


(その左には九重連山。8日前、八方ヶ岳からは真東に見えましたが、今日は真南に。
11月3日、顎7針縫合の傷発生した黒岳も九重山群最東方に見えます)


(そして南東方には、ひときわ目立って由布岳と鶴見岳)

一渡り景色楽しんで、菓子パンもう一斤齧って登路とは異なり、北西に下りるルート
を採りました。

山頂を後にして5分ほどで、登りよりはるかに手強い下山路となり、木の根と設置さ
れている虎縞ロープを頼りに急降下しました。


(山頂からの急斜面を下り、岩場の痩せ尾根にて肝を冷やした証拠写真)

大分県内で筑後川より北に位置する中低山地域には、風化した火山岩の険しい地形
を指すいわゆる「耶馬溪」地帯がそこここにあります。この鹿嵐山の北西部一体にも
「地蔵峠の景」といわれる耶馬溪がありました。

凹凸の激しい巨岩上をへっぴり腰にて這う様に進み、シャッターポイントへ。


(標高5~600㍍とは思えない高度感)


(逆光なのが残念ですが、奇岩と松と紅葉がいかにも「耶馬溪」らしくてグッド)


(下山後、車道を駐車場まで歩いていると、またまた「耶馬溪」的風景に出くわし
たので撮影)

登り始めから終わりまで3時間強のライトな早歩きでした。山渓社の「分県登山
ガイド」で紹介されているのと全く同じルートを辿りましたが、「分県登山ガイド」
では「歩行時間:2時間30分」となっています。かなり早めにあるいたのに3時間
かかってしまう僕がグズなのか、それとも山本データはとんでもないツワモノが
歩いた記録を載せてしまったものなのか、一体どちらか..

自分的には、とんでもないグズヤローの自覚はそれほどないのではありますが、
あくまで主観なので。



----------------------------------------------------------
● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
    しました。

-----------------------------------------------------------


人気blogランキングです。押してくださると嬉しいです。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿