地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

李太白

2011年03月10日 09時19分46秒 | うろつき実況中継、やや時差あり
昨日夕刻、早めの時間帯から宴会開始。まず白酎乾杯から始めようとお得意先管理職のお達し。写真の瓢箪型容器には「洞蔵太白」と。名前は詩仙「李白」の字から付けたものだとのこと。

李白を知っているかとの問いがあったので、日本では李白と杜甫は社会科と漢文の時間に必修であること、他に白居易や陶淵明あたりは日本人には馴染み深い詩人であること、杜甫の「登岳陽楼」や李白の「蛾眉山月」などは我が国の松尾芭蕉や与謝蕪村に大きく影響を与えたこと等、ここぞとばかりに申しますと、同族先人を持ち上げられた宴席の方々、大層気分良くなったのかしきりにこの白酎を注いできます。

座の空気を壊さぬ程度に、日本人は中国の文化に敬意を払いつつ学ぶ姿勢を持っているが、中国人は日本の文化に対してどうか、芭蕉など聞いたことがあるか、等々少し薀蓄かましつつ申しました。

返答は予期していた通り、全く知らない、とのこと。

僕ら日本人が中国の文化を理解しているのと同程度に中国人も日本の文化を学ぶならば、両国の友好水準は現時点のものより遥かに高くなるだろうにと、つまり、共産党主導のお手盛り反日教育ばかり真に受けていないで、日本の文化的背景について雑音抜きで知る努力をせよと。


西安の漢民族に一発かましたことで気分良くなり、飲まんでいいレベルまでついつい白酎飲んでしまったので、今朝はやや頭痛です。

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