地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

10月19日深夜、風と雨の十勝岳中腹にて

2007年10月20日 02時21分58秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


朝、遅めに起きだし、昨日訪問できていなかった北広島市の既存客を訪問。
途中、北国特有の霧雨の様な細かな雨滴の様な微弱な降水。九州ではこの手の雨は
ほとんど見ることは出来ません。

こんな風な微弱な通り雨に出会うと、あー、北海道やなー、と、たまに来る者の
野次馬的エキゾチズム発揮。

その後、野幌自然林の東側のただっ広い道路を飛ばして江別市の見込み客へ。こことは、
以前、何度か取引できそうになりつつ実現していないので、面談して下さった方が初対
面ということもあって、当社概要説明も兼ねてかなりの時間話し込み、昼休みの時間帯
にまで食い込んでしまいました。

午後1番で白石区のお客様2軒面談し、札幌近辺で必ず訪れるべきお客様方への訪問は
一応終了。

すぐさま道央道に乗って砂川市まで突っ走りさらに1軒訪問。

そして、本日のメイン業務として目論んでいる富良野市の見込み客F工業さんに直前アポ
イントするも、運悪くご担当者が所属事業所から外に出ているとのこと。

そらおおごと。ここでお話させてもらわにゃ、今回北海道で営業する意味の3割方が
失われてしまう。ぜひともその方とお話させてほしいと申し入れ、出張なさっている
上富良野町にて17時前にお会い出来ることになりました。

砂川市の北隣、滝川市から国道38号線を赤平・芦別と通り抜け、当初訪問予定の富良
野市までそのまま走っていくはずだったのを、途中から上富良野へ直接抜ける近道があ
るのを地図で見つけ、その道(主要地方道70号線)を走ることに。


(紅葉の山々を縫うここら辺はきれいな舗装道路)

この道、すれ違う車もない紅葉の美しい山中をひたすらスイスイ進んでいけるのかと思
いきや、きました、未舗装地帯。北海道開発局が充分頑張っても、内地に較べ人口密度
低く、当然交通量も極く少ない道路、やはりいちいち多額の税金を過剰に落とし続ける
わけにもいかないのは自明の理。とりあえず、4~50㌔ぐらいのスピード出せりゃ上
等です。



それにしても、この時期の北海道低山地域の紅葉の見事さと言ったら..





芦別市境から美瑛町を抜け、上富良野町域に入りこんだのは16時を少し回った時刻。雲
が低いこともあって早くも黄昏時の色合いでしたが、眼前には富良野盆地とその向こうに
十勝連峰の大パノラマが。北海道っちゃーこれですよ。




(左遠方には大雪山旭岳も5合目ぐらいまで白く
冠雪しているのが見えました)

上富良野町へ一直線に下りていく向こうには十勝岳・上ホロカメットク山・富良野岳など
の峰々に雲がかかり始めていました。


(今夜から雨になり、明日は中腹以上では降雪、さらに稜線
にまで行くとするならば暴風雪なんだとか)

F工業のご担当者と、上富良野役場近くで落合い、薄暮の中、初対面にして立ち話にて
当社概要PR・商品説明を行ないました。発注意欲を堅いものとしてもらう為のもうひと
押しが足りなかったかな、とも思いましたが、タイムアウト。その場でご担当者とはお別
れしました。ただし、かなりの好印象はもっていただいた気配。


その後、暗くなった十勝岳への道路を走り、十勝岳の中腹にある「望岳台」へ。実は、
本20日に、十勝岳へ登っちゃろーと画策しておりましたので、一応、登山口の様子確認
に真っ暗な中、偵察活動。


(ひどい風で雨粒とも砂粒とも区別のつかぬものがしきりに顔面
を叩きます)

今夜未明から平地では雨が本降りに、標高1200~1300㍍から上では雪がそれなり
の量となりそうだ、との暗欝たる天気予報。近隣の国民宿舎へ逃げ込んで、こんな時刻に
ブログやっつけております。

もし万が一、天候が良い方向に急変した場合は、薄明から登り始めるべく、部屋中に山
道具の店開いています。


(特に今回の山はアイゼンは欠かせません)

数日前にこの地域を通りかかった鳥越建設さんから、十勝連峰の稜線付近は既に積雪して
いると教えていただいていましたので、装備はそれなりのものを持ってきたつもりでは
ありますが、でもあくまでも、最低でも曇天以上の平穏無事な雪山をテコテコ登っていく
ぐらいの心積もりでしたので、稜線部の強風とかなりの積雪が見込まれてしまう、この秋
最強の明日の悪天候。山歩きはほぼ無理みたいで全く無念です。

北海道の山岳への登山は、近場の山々とは、やはり取り組める回数が違います。非常に
貴重な今回の機会を逃し、こんどまたいつ十勝連峰へのトライが出来るものやら。

早くとも数年後にはなるものと思われます。

代わりにと言ってはなんだが、明日午前中にもう一度F工業さんのご担当者と接触して
みるのもいいかも。

その後は、札幌や小樽あたりの当社への発注可能性がそれほど高くない見込み客廻りを
する手もありますし、雨なら雨なりに美瑛の丘陵写真も撮れるし。

天候ばかりは仕方がありませんので、登山の替りに次善の策を執ってみることにします。



そうこう書いているうちに、風に加えて横殴りの雨も降り出しました。明朝、路面が
凍ってしまうじゃろか?そっちの用意はしとらんが。




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    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いゃ~懐かしい。 (けんおじ)
2007-10-21 11:43:28
ご無沙汰してます。昨日GIEMONの委員会をしてたら、アグレッシブに仕事、遊び、ブログアップをされていると聞き、ブログを覗きました。
私も大学時代山岳部でしたので、アイゼン、ピッケルの写真を見て懐かしくなりました。
私のアイゼンは「カドタの12本爪」、ピッケルは木製の「ナンガパルバット」ですが、お見受けすると、12本爪と、ピッケルの枝の短さでアグレッシブさがわかるような気がします。
御相談です。同友の県フォーラムのグループ長をお願いしたいのですが。・・・
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欠席ばかりで恐縮です (トヨコカ0119)
2007-10-22 00:53:35
毎月第2土曜のGIEMON小屋開催日に、何がしか用件が出来てしまい(作ってしまい)欠席の多いことに、非常に申し訳なく思っております。

山屋(と、言うのも恥ずかしいくらいのものですが)を志したのは、やっと6~7年前の40歳にもなってからのことですから、へなちょこな状態で中年期を過ぎつつあるのが実態です。

今回も十勝岳回避、樽前山でお茶濁しして北海道終了してしまいました。

同友会の県フォーラムのグループ長と仰いますが、同友会歴1年7個月の僕では、やや無理が発生すると思いますので、他の方にご依頼なさるのが得策かと、大変僭越ながら思う次第です。

せっかくのお話ではありますが、やや荷が重いかと思われます。

県フォーラムの1日半前に中国から戻ってデスクワーク再開したところで、おそらくパニックに近い状態かとも思われ...
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