国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

さぁ、音楽を聴け!
コーヒーは自分で沸かして用意して…
そんな仮想の音楽喫茶

繰り返し、繰り返し、何度もその「音」を聴こう

2012年01月07日 | 休業のお知らせ
最近、色々なことに気取られている。

まず1つはジャズとヒップホップの親和性についてである。
今までヒップホップという音楽を聴いてこなかったこともあり、
字面からでは読み取りも限界がある。
そこでできるだけ多範囲、かつ違ったミュージシャンを多く聴くように始めた。
実際に音源を耳にすることで、
文章や論理だけでは掴み取れなかったことが分かってきて、
なおかつジャズとヒップホップのつながりの細い糸が
何となくつかめるようになってきた。
と、同時にヒップホップの音楽的な面白さも何となく分かってきて
それなりに聴き進めることができそうな状況である。

もう1つはやっぱりジャズである。
兼ねてからじっくりと見直してみたいと思っていた
ビル・エヴァンスのリヴァーサイド4部作の考察である。
『ポートレイト・イン・ジャズ』は、それなりにできたが、
次の『エクスプロレイションズ』はなかなかの難敵である。
1つにエヴァンスとラファロとの関係をもう少しじっくり調べていく必要がある。
加えてこの録音よりも前にやったバードランドのライヴ音源の
もう少し聴き込みが必要である。

まぁ、何事もそうなのだが「ふっ」と物事が落ちる瞬間がくる。
それは焦っていても来ない。
意外な時に意外な場所で、「あぁ、そういうことだったのか」と
点と点が結び付き合い、一つの線になって見えてくるのだ。
多少強引であっても、それが新しい見方であれば、それはそれで良いのだ。

毎日、何気なく『エクスプロレイションズ』をかけてしまう。
まだ1曲1曲でさえ十分にとらえられていない。
録音順に聴くなどはまだである。
ただ繰り返し、繰り返し、音を聴くというのはなかなかやらないことだ。
そんな音楽に出会えたことは、嬉しいことでもあろう。

そんなわけで今日も音楽を聴こう。

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