![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/cf/61f23440427db42061674516b3dae337.jpg)
ジャズ専門のCDショップやレコード屋に行くと
なるほど、大量のアルバムが所狭しと並んでいる。
この中から限られた資金で選ぶのだから難しい。
普通ガイドブックなどで見て、聴いてみたいと思うものから選ぶだろう。
となると最初は有名どころからおさえていくことになる。
だが、ふっと気になるものが目に入る。
「あれ? この名前見たことがあるけど…」
キラ星のごとく存在するジャズアルバムの中で、少々地味目な輝きを放っている。
いわゆるB級と呼ばれたりもするジャズアルバムだ。
これは有名どころをA級として考えたときのB級であり
決してそのアルバムの内容が劣っているというわけではないので、勘違いのないように。
デューク・ピアソン。
ブルーノートの再発CDが出るたびにピアソンのアルバムも再発される。
有名? でもあまりジャズ喫茶でも流れることが無い。
(Lacujiで途中までは聴いたことがあるのだけど…)
いつも再発されていると、「まぁ、次の機会にでも」と思いながらズルズルと先延ばし。
ようやく手に入れたのがブルーノートに吹き込んだ初リーダー作『プロフィール』。
ブルーノートでは珍しいピアノトリオだ。
商業的には全く失敗だったらしいが、
プロデューサーのアルフレッド・ライオンはとにかく出したくて仕方がなかったようだ。
そんな様子が曲目からも分かる。
オリジナル作収録の多いブルーノートで、ピアソン作は2曲だけ。
表のジャケットには曲名もメンバーも記載されない。
ただ、「リリカル・ピアニスト」とピアソンの宣伝文句が書かれている。
これも珍しい。
内容は…
最初聴いたときちょっと軽い感じがした。
もっとゴリゴリとしたサウンドを期待していただけに、「う~ん」と思う。
だが、何度もリピートをするたびに、
ピアソンの右手に独特のひねりのような感覚が残り、
まろやかながらもコクがあることに気づく。
録音年を見てみれば1959年。
ちょうど『カインド・オブ・ブルー』が出て、ジャズに様々な変化が表れた時期でもある。
ガンガンとピアノを叩くだけではなく、
流れるようなメロディーの線があり、
ブルースでありながらもどこか明るく、ふわ~んとした印象がある。
それが良いのか悪いのかは人それぞれだと思うが、
ブルーノートも新しい音が生まれつつあるような
そんなことをにわかに伝えるアルバムになっている。
これ1枚だけだとどうもピアソンの魅力はつかみきれない。
どうやら後二枚三枚と聴いていく必要があるようだ。
なるほど、大量のアルバムが所狭しと並んでいる。
この中から限られた資金で選ぶのだから難しい。
普通ガイドブックなどで見て、聴いてみたいと思うものから選ぶだろう。
となると最初は有名どころからおさえていくことになる。
だが、ふっと気になるものが目に入る。
「あれ? この名前見たことがあるけど…」
キラ星のごとく存在するジャズアルバムの中で、少々地味目な輝きを放っている。
いわゆるB級と呼ばれたりもするジャズアルバムだ。
これは有名どころをA級として考えたときのB級であり
決してそのアルバムの内容が劣っているというわけではないので、勘違いのないように。
デューク・ピアソン。
ブルーノートの再発CDが出るたびにピアソンのアルバムも再発される。
有名? でもあまりジャズ喫茶でも流れることが無い。
(Lacujiで途中までは聴いたことがあるのだけど…)
いつも再発されていると、「まぁ、次の機会にでも」と思いながらズルズルと先延ばし。
ようやく手に入れたのがブルーノートに吹き込んだ初リーダー作『プロフィール』。
ブルーノートでは珍しいピアノトリオだ。
商業的には全く失敗だったらしいが、
プロデューサーのアルフレッド・ライオンはとにかく出したくて仕方がなかったようだ。
そんな様子が曲目からも分かる。
オリジナル作収録の多いブルーノートで、ピアソン作は2曲だけ。
表のジャケットには曲名もメンバーも記載されない。
ただ、「リリカル・ピアニスト」とピアソンの宣伝文句が書かれている。
これも珍しい。
内容は…
最初聴いたときちょっと軽い感じがした。
もっとゴリゴリとしたサウンドを期待していただけに、「う~ん」と思う。
だが、何度もリピートをするたびに、
ピアソンの右手に独特のひねりのような感覚が残り、
まろやかながらもコクがあることに気づく。
録音年を見てみれば1959年。
ちょうど『カインド・オブ・ブルー』が出て、ジャズに様々な変化が表れた時期でもある。
ガンガンとピアノを叩くだけではなく、
流れるようなメロディーの線があり、
ブルースでありながらもどこか明るく、ふわ~んとした印象がある。
それが良いのか悪いのかは人それぞれだと思うが、
ブルーノートも新しい音が生まれつつあるような
そんなことをにわかに伝えるアルバムになっている。
これ1枚だけだとどうもピアソンの魅力はつかみきれない。
どうやら後二枚三枚と聴いていく必要があるようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます