秀吉清正記念館

名古屋市中村区の秀吉清正記念館に行ってきました。

秀吉清正記念館に行くのは今回が初めてです。というか記念館の存在すら、携帯の情報サービスで情報を得るまで知りませんでした。(゜Д゜;)
記念館はその名のとおり、豊臣秀吉と加藤清正に関する資料を展示しています。
常設展示は年表・肖像画・鎧兜・古文書などごく普通の内容なのですが、この記念館は常設展示といえど、展示物を定期的に変えているようです。
常設展示室は開館時からずっと内容が変わらない博物館が多いのですが、この記念館は常に変化しているようで素晴らしいです。
展示内容で一番面白かったのは、賤ヶ岳の戦いの解説模型。秀吉軍・柴田軍の動きがパネルで解説されており、戦の状況の変化がよく分ります。ぜったいおすすめです。
次回は7月15日から常設店の展示変えがあるそうです。

そして今回の訪問の目的であるパネル展「尾張の城」は、名古屋城を始め犬山城・小牧城・清洲城などを写真パネルでの紹介です。
写真と城の解説文という内容なのですが、この展示もやはり一味違っていました。
犬山城など当時の城そのものが残っている場合はいいのですが、城跡に模擬天守が建てられている箇所には「史実・発掘調査に基づくものではない」とはっきり書かれていました。
多くの博物館では城の経緯だけが書かれている場合も多いのですが、現状の様子を細かく踏み込んで紹介している事が素晴らしいです。特に清洲城なんて場所も内容も史実から大きくかけ離れているから、誤解されないためにも事実を伝える事は大切です。
「尾張の城」は21日までの開催です。7月23日からはパネル展「秀吉　天下人への道」が開催されるとの事です。

今回初めての見学でしたが、すごく面白い記念館だと感じました。
展示換えもあるので、今後も定期的に訪問したいと思います。


あと記念館の近くにこれがありました。

大鳥居、テレビでは見たことありますが、実物は初めて見ました。
でかいです。


記念館の見学中に中でストロボを使って写真撮影をしている連中がいました。写真撮影の許可を得たのかどうかは知りませんが、許可を得てもストロボの使用は厳禁のはずです。そもそもガラスケース内の物に対してストロボ撮影をしても、ガラスに反射して上手く写るとは思えないのですが…
その連中は大きな声で話すし、ビデオ解説は全部スイッチを入れてもまともに見ないですぐに他へ移動するなど、見学態度も最悪でした。
すっごくムカつきました凸(゜Д゜#)