陸連タジタジ…高橋尚子さんが“質問攻め”(サンケイスポーツ) - goo ニュース
真っ向勝負の“内角攻め”。Qちゃんの突っ込みに陸連幹部がのけぞった?!
世界選手権マラソン代表(5枠)は、3月までの国内選考会で入船敏(カネボウ)、渋井陽子(三井住友海上)ら男女各4人を選んでいたが、この日、最後の枠に男子は佐藤敦之、女子は赤羽(あかば)有紀子が選出された。
その発表会見に、Qちゃんは真っ白なパンツスーツで登場。テレビのゲスト解説者として世界選手権を訪れる予定で、堂々と取材。質疑応答の冒頭で「ハイっ!」と手を挙げてマイクを握る。核心をつく内容に、日本陸連幹部らが答えに窮する場面もあった。
突っ込むQちゃん 「男女のマラソン代表はみなさん年齢的に充実しています。日本陸連さんはどのくらいの目標をお考えですか」
日本陸連・沢木啓祐専務理事 「選考にかかわったそれぞれの立場で評価が異なります。では、木内代行から」
木内敏夫長距離・ロード特別対策委員会委員長代行(富士通陸上競技部総監督) 「男女含めてメダルが1、入賞(8位以内)が1か2です」
ところが、世界のスピード化を踏まえ、この“楽観予想”に沢木専務理事が即座に反論。「わたしはもう少し厳しいと思っています」。これには木内委員長代行も「各国の出場選手が確定したらより具体的な話をします」と前言をにごすなど、席上で“内部分裂”。会場内に冷ややかな空気が広がった。
さらに突っ込むQちゃん 「(日本陸連の)方針を聞かせてください」
再び手を挙げて、代表選手の強化対策にも言及。代表選手を一堂に会して海外合宿を張る計画もあったが、選手の不参加などで看板倒れになっている現状を踏まえ、日本陸連幹部とのやりとりで見解をただしたのだ。
Qちゃんといえば、アテネ五輪代表の選考で、混乱に身を置いた1人。これまで、選手の実績も考慮してきた日本陸連が選考会のタイムを重視して、落選した経験も持つ。
最後にも突っ込むQちゃん 「他の選手より1カ月遅れの発表で不安はなかったですか」
最後の1枠に滑り込みで選出された赤羽には、こんな質問を投げかけた。選考への批判ではなく、調整を強いられる選手の目線に立っての思いが口をついた。6日に37回目の誕生日を迎えたばかり。大好きなマラソン。側面から支える目に、妥協はない。
高橋尚子さん頼もしいですね。
陸連の幹部がどのような人たちなのか知る由も無いけど、おそらく現場の事をあまり理解していない背広組の集まりなのでしょう。
それに対して選手側の視点から物が言える高橋さんの存在・影響力は大きいと思います。
陸連幹部からすれば、選手なんて所詮将棋の駒の一つなのかもしれないけど、その将棋の駒にも魂があり、陸連のさじ加減一つで人生を変えてしまうだけに、いい加減な運営では困ります。
高橋さんにはどんどんと活躍してもらって、運営面からも陸上の世界を改革して欲しいです。