不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

メニュー

選挙スタッフが大学生で大丈夫かと心配いただいていますが……

2011年01月30日 | 日記
市長選に続き、今回の県議選も、選対では大学生や専門学校生が頑張ってくれています。
それで、「砂場さん、市長選の失敗をまたやるの? 選挙は慣れた人間でしなくては」とアドバイスをしてくれた支持者がおらました。
このアドバイス通りで、信じられないような大失敗もしてくれますし、期限や約束がまもられないこともしばしば。そして、社会常識に欠けて有権者の皆さんの怒りもかうこともあります。
それでも、なお、私は若い人たちと選挙をしようとしているのはなぜか?

それは、私が名誉欲や政党の勢力拡大のために県議になろうと立候補するのではなく、鳥取を元気にするための手段として県議を選び選挙戦に挑戦しているからです。
若者の政治離れが言われて久しいですが、その中で、私の選対のように大学生たちが政治に興味を持ち、地方政治に関わりを持とうとしていることは希有なことだと思います。
確かに首都圏を中心に政治家を目指す若者は一頃に比べ増えています。
しかし、その中身は旧態依然とし、選対も本人以外は旧世代の人たちということが少なくありません。だから、選挙手法も政策を軽んじ、頭を下げるだけのどぶ板選挙ということが少なくないのです。
私には若者を使うという思いはありません。パートナーだと思っています。
だから、私は政策議論から若者たちとしています。
市長選ではスーパーで演説する私の横に着ぐるみを来た若者が立ってくれました。
「子供たちが集まればお母さんが集まる。砂場さんの政策は子育てだから、お母さんたちに政策を訴えましょうよ」
それが発案の理由でした。選挙後、
「オーム真理教を連想させて失敗だったね」
とも言われましたが、若者たちはオーム真理教を知りませんでした。

鳥取の未来を担うのは若者です。だからこそ、私は若者たちを選挙に巻き込み、地域のついて考えて欲しいのです。
だから、選対の中でも重要なポストに就いてもらっています。青年部を作り、その中に押し込むようなことはしていません。
確かに数は少ないのですが、参加した若者が友達を連れてきてくれます。いつか、この輪が大きく広がったとき、地域は変わると信じています。

今回の選対では市議の皆さんに加え、元議員、県議選や国政選挙を戦ったことのある経済人もおられますが、若者たちを1人の人間として人格を認め、温かく見守ってくれていることに心から感謝しています。
しっかりと若者の話を聞き、時には優しく、時には厳しく接していただいていますので、本当にありがたいと思います。
もちろん若者だけでは選挙は乗り切れません。ベテランの経験と知恵で、若者の発想を一度練り直し、有権者に訴えることができれば、それがベストだと思っています。
そういう意味では市議のみなさんをはじめとする選対幹部の皆さんには先生役も押し付けることになり、ご迷惑をかけます。

ただ、
「僕の周りでは鳥取に就職した人間はほとんどいません。でも、地元の企業の社長さんを見ていると、この社長のさんの下で働くのも面白いかなって思いました」
と話してくれた大学生もいます。
それは、この社長さんの人間的魅力に魅かれたからでしょうし、できれば本当に就職してくれたいいのにと思っています。
この大学生にとって、大企業はリクルートで接することはあっても、地元の中小企業との出会い機会は少なく、それだけに貴重な体験だったのでしょう。

地域には老いも、若きも、暮らしています。だったら、選挙もそうありたいと願うのです。
私の選対で老壮青の智恵が結集できたとき、勝利が見えてくれるように思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪かき十字軍を提案します

2011年01月30日 | 日記
今日も雪が降り続いています。
こんな冬は初めてです。
車の運転はトロトロ安全運転、しかも、車を置く場所には雪の山があって、路上駐車は完全にできない状況です。
あいさつ回りもホント、思ったほどの軒数がこなせず、あせるばかり。夜も眠れぬ日が続きます。

私は市長選で本当に何人もの市会議員の皆さんにお世話になりました。
それで、そのご恩の何分の一かでもお返ししたいという思いと、やはり、議員は政策を中心にしたチームをつくるべきであって、そのためには、思いを同じくする人と1人でも多く当選して欲しいと考えたからです。
それで、市長選のときのスタッフに協力を要請し、できる限りのことをしようと思いました。
パンフレット企画制作、インタビューしての原稿作成、もちろん、選挙期間中は連日。だれかの選挙カーでマイクを握り、個人演説会のはじごをしました。
それで残務整理をしているとはや12月。今度は家族の1人から癌が見つかり、この1月に摘出しましたので、それを待っての会見となった次第です。

ところが、この雪です。2週間ですが、作ったリストの半分も回れていません。それであせりまくっています。ホント、だれか、ドラえもんの「どこでもドア」を僕にプレゼントしてください。お願いします。(笑)

雪ですが、幹線道路はいいのですが、路地は雪に埋まってしまっています。シャベルカーで道路の雪かきをされると、車道の端には雪の山ができあがってしまいます。それを今度は人力で道路へ広げるという作業を市民の皆さんがなさるわけです。
道路の雪かきを、雪を道路の端に寄せるだけでなく、除雪、トラックか何かに詰め込んで川か海に捨てるという方向にしないと、住民の疲労はたまるばかりです。
それと忘れてならないのは路地の雪かき。お年寄りには重労働です。この際、鳥大や環境大学、高校、中学は1時限目を休校にして、学生ボランティアとして除雪十字軍を組織したらどうでしょうか。
学生も地域の一員であり、社会に対して何らかの貢献をなすべきだと思っています。親が雪かきしているのに、子供はコタツで勉強しているなんて話も聞きます。これは過保護というもの。
5日間くらいなら1時間目を休校にしても、中学生以上なら自分で勉強して取り返すことはできるでしょうから、ボランティアをしてもらいましょう。
現金によるお礼は厳禁にしますが、暖かいお味噌汁や甘酒、草鞋など手作りの品によるお礼は容認。若者は体を使い、おばあちゃんの知恵が詰まった心をもらう。世代を超えた交流も生まれるでしょう。
ボランティアをそこで終わらせず、地域の縁へと広げていく。それが雪かき十字軍構想です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頑張れ! ガイナーレ

2011年01月28日 | 日記
淡路島キャンプへの出発を前にしたガイナーレの選手3人と食事をしました。
記者時代はよく選手のみなさんと話していましたが、退職後はそんな機会もなく、J昇格後はもちろん初めてです。
いろんな話を伺ったのですが、印象的だった話を二つ紹介します。

ひとつは、成績で次第でいろんな批判を受けるけれども、結果を出すためには、その過程があり、その過程を知ったうえで、批判をして欲しいという願いです。
選手たちは正月のわずかな休みを除いて、練習を欠かしません。毎日、毎日、走りこんでいるそうです。
私も中学時代はサッカー小僧でしたが、学生時代にサッカーをした人はたくさんいますが、プロになれるのは一握りです。懸命に努力しても、怪我に泣いたり、チームに恵まれなかったりしたら、そこまではいけません。そうした人たちでも、思うようなプレーをするためには練習を少しでも欠かすことはできないのだそうです。
もちろんプロですから、結果がすべてだという一面はあると思います。
しかし、そこに至る過程を十分知って欲しいという選手のみなさんの思いは当然ですし、もし、批判するなら、そこを踏まえてして欲しいという思いも理解できました。

もうひとつは、ガイナーレで鳥取を変えたいと話す選手がいたことです。
練習に行くため、車を出そうとしたら、雪が積もって困っていたそうです。
すると近所の子どもたちが雪かきを手伝ってくれたそうです。
鳥取はとても人情の厚いいいところだとつくづく思ったといいます。
それで練習帰り、ホームセンターに寄って雪掻きの道具を一揃え買って帰り、以来、その一帯を雪掻きしているだそうです。
自然が豊かで、食べ物がおいしくて、人情が厚い。本当にいい地域に呼んでもらったと喜んでいました。
ここまでなら、よくある話ですが、これからがすごいと思いました。
「こんなにいいところなのに全国での認知度が低い。僕らたちが頑張って素晴らしいプレーを続けたら、一流運動選手も、芸能人も、鳥取に試合を見に来てくれるはずだし、サッカーファンだけでなく、サッカー観戦を組み込んだ観光客も訪れるだろう。そうなればホテルもいるし、料理屋さんもいる。僕たちで街を元気に変えていきたい」
そういうんです。
この選手が活動していたスタジアムは、山の中にあったそうですが、1試合で7万人が来たそうです。土地はたくさんあるので、30台ぐらいの俄駐車場が雨後のタケノコのようにでき、1台3000円で車を預かっていたそうです。すると1日9万円。選手たちは、とても感謝されていたそうです。
人が集まるようになれば、そこに様々な動きが生まれるのは当然のこと。経済への波及効果も大きいでしょう。

J昇格1年目のガイナーレのみなさんの活躍を期待しています。淡路では思いっきり練習して、開幕に備えてください。頑張れ!ガイナーレ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山内先生に心から感謝しています

2011年01月27日 | 日記
 今回、小柴さんに応援団長をバトンタッチした山内益夫先生には心から感謝しています。
山内先生は鳥大農学部教授から副学長になられ、独立法人化に尽力され、現在は名誉教授です。
先生の愛車は、教え子のみなさんから贈られた軽トラ。そこに、農機具などをつんで出かけます。
今、砂丘で枯死した松の撤去作業をしていますが、先生も軽トラにチェーンソーを積んで参加されています。地元のみなさんが付けたあだ名が「いのしし」。先生が一直線に枯死した松を休むことなく切っていかれるからです。
ところが、そんな先生が眩暈がして日赤に救急車で運ばれたと聞き、あわててお見舞いに駆けつけました。

 先生の軽トラにはスピーカーシステムが乗っています。放送大学鳥取センター長のとき、市民に勉強しようと、訴えて回るため、このスピーカーを取り付けたそうです。昨春の市長選では、このマイクで、「投票に行こう」と呼びかけがら走っていただきました。
 「歩くのは大変だから、歩いての選挙は僕にはできないよ」
そうおっしゃっていましたが、選対会議でリーフレットのポスティングが話題になると
「マンションなど集合住宅はあらかた終わっているよ」
といわれたました。
「先生、歩けないとおっしゃっていませんでしたか」
とお聞きすると、
「うん。1軒1軒歩くのは僕には無理だから、歩かなくていいところだけポスティングしたんだ」
とおっしゃってくれました。
そういいながら、1軒1軒、地域を歩いてくれたこともありました。
本当に手厚い支援をいただいたと感謝しております。

不幸中の幸いです。病院でお会いした先生は元気で、数日で退院されるとのことで安心をいたしました。
がんばっていただいたのに私が不甲斐ないばかりに先生のご苦労を無にしてしまいました。
本当に申し訳ないことをしたと思っています。
今回の県議選での応援団長の小柴さんには同じ思いをさせてはいけない。山内先生のご恩に報いるためにも、当選しなければと決意を新たにしておりますので、どうぞ、ご支援ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入札改革の提言2 総合評価方式の廃止を求めます

2011年01月27日 | 日記
総合評価方式という言葉を聞いたことがありますか

一番安い価格で工事をしますという業者に工事をしてもらうのが、競争入札ですが、価格だけでなく、その企業の工事実績、施工体制、ノウハウ、社会貢献の状況などを数値化して評価し、入札価格と合わせて落札業者を決める入札方法です。
価格だけではなく技術力や企業の在り方も評価するので、業界の技術革新や企業倫理の向上にも役立つとされ、国土交通省が旗を振っていることもあって、全国の地方自治体で導入が進んでいます。
しかし、本当に理想的な入札方法なのでしょうか。
一番の問題点は過去の業績がもっとも大きく評価されることです。
過去の業績が良いところを評価すれば、良いところはさらに良くなり、過去の業績がない新しいところ、小さいところは評価点が足を引っ張って、公共工事をすることができないという状況になってしまいます。
夢と希望を抱いて創業しても、これでは公共事業を受注することができません。
大きな企業ばかりがたくさん受注し、小さな企業は受注が難しいという色彩が強いのがこの入札方式です。
私はおかしいと思う。小さな会社も大きな会社も、やはり、平等にチャンスはあるべきあと思います。
新しい会社が伸びてこそ、地域経済も元気になる。私はそう思います。
「この制度の本当の目的は、建設会社間の合併を進め、産業構造を変革することにある」と制度導入時、県幹部が話していたことを思い出します。
これこそ、官僚の思い上がり、官尊民卑の考えの表れではないでしょうか。

鳥取県県土整備部では簡便型総合入札方式も導入しています。
この評価は以下の式で出されます。
評価点 = 入札価格点数 × (0.7 or 0.8 or 0.9)+ 配置技術者成績点数 × (0.3 or 0.2 or 0.3)
工事に配置される技術者の過去の業績を評価するのが配置技術者成績点です。
そうすると、ベテラン技術者は優遇され、若い技術者が経験を積むことはできませn。
定年退職後も、入札のためだけに雇用を継続し、本当は新入社員を入れたくてもできないとなげく建築会社の社長さんもいらっしゃいます。

私は総合評価方式には反対です。県議に当選すれば、この廃止を県議会で訴えたいと思います。
総合評価方式を導入したのが誰なのか。そして、推進してきたのが誰なのかを議会で確かめることから質問を始め、問題点を明確にしたうえで、廃止を求めていきたいと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入札改革の提言1 最低入札価格=適正利潤が確保できる設定にして公表する

2011年01月24日 | 日記
みなさん、最低入札価格をご存知ですか?
最低予定価格とかも言いますが、これが曲者です。

入札は「一番安く、工事をしますよ」と言った企業に、工事をしてもらうことで、税金である公共工事の費用を抑える制度です。
何社から見積もりを取って発注先を決めると、担当者が親しい企業に、「●●工務店の方が、お前さんの会社より、100万安いから、再度、見積もりを出したらどうか」と電話することも考えられ、これでは公平性は保てません。
そこで、自分の会社は、この金額で工事をしますよと書いた紙を、箱に入れて、その中で一番安い企業に工事をしてもらう制度です。
今は、役所に集まって入札をするのではなく、メールなどで入札する電子入札も一部では始まっています。これなら公平性は担保されます。
ところが、これまで、どうしても受注したい企業は、異常に安い価格で入札ることがありました。
安い価格で工事をすれば、そこには工程の省略や劣悪な素材を使うことになり、手抜き工事の原因ともなりました。
そこで、役所の方で、この工事なら、だいたい、これくらいの価格だ適正だという価格を算出し、その価格に0.9~0.6をかけた価格を最低入札価格とし、これを下回ると、失格とする制度が導入されました。
適正価格から、1割~4割安い分は、企業努力で削減するというのが役所の言い分です。

ここまで読めば、工事価格を抑えることができるいいアイデアと思われるかもしれません。
しかし、適正価格から1割~4割も安い価格で、本当にいいのでしょうか?
今は県内の建築土木業界は大変な不況です。
社員や機械を遊ばせるくらいなら、採算割れでも受注したいと思う企業ばかりです。
様々な審査や監査制度ができたうえ、手抜き工事に対する罰職や制裁も厳しくなっていますから、手抜き工事ではなく、採算割れを覚悟で入札をしている企業がほとんどです。
その結果、工事をすればするだけ赤字が累積していきます。
建築土木の会社も、大切な県内企業です。適正利潤を確保していただき、社員の給料を上げ、設備投資をしてもらい、そして、しっかり、税金を治めていただくことが大事です。
ならば、算出された工事コストに、適正利潤を加味した価格を、最低入札価格と思います。

また、この最低入札価格は現在、公開されないことがほとんどです。
入札が終わり、応札価格を調べてみると、最低入札価格より高いのは1社だけ。その以外の会社は最低入札価格よりも低いので失格となるというケースが散見されます。
落札した企業と公務員が結託して、最低入札価格を異常に高くして、その価格を親しい企業にだけ教えていたとしたら、工事価格は高いうえに、特定の業者に落札させることができますので、これは犯罪です。
だったら、はじめから最低入札価格を公表してしまえばいいのです。
同じ価格が何社かあれば、そこで、くじ引きなど、公平性を担保できる方法で入札をすれば何の問題もありません。

私は最低入札価格を適正利潤が確保できる価格にし、入札時は公開をすべきだと思っていますし、政策として提言していきたいと思っていますが、みなさんはどう思われますでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川柳の勉強を始めます

2011年01月23日 | 日記
川柳ふうもん吟社の末席に加えてていただき、柳人の一歩を踏み出すこにしました。

昨年の11月のことでした。
私は松山総局に勤務していた3年前、同僚の高橋真紀子記者が「マキコの俳句修行」という連載を朝日新聞愛媛版に書いておりました。
この連載は、俳句は全くの素人だった高橋記者がNHKの俳句王国の司会を10年間担当した八木健さんに入門し、俳句を勉強するもので、平凡社から「俳句のツボ」という書名で刊行されています。その関係で、家族ぐるみで八木さんのご指導を受けるなどしていたと両川市議にお話ししたところ、では、今度は川柳を作ってみないかと誘われ、鳥大前駅待合室川柳に投稿させていただきました。
兼題は「首ったけ」。私が投句しましたのが「歴女にはイケメンよりも蘭丸か」。
これが何と、三才に選ばれてしまいました。
両川市議に「新聞記者として文章を書いてきただけに筋がいい」などとおだてられ、両川師匠に弟子入りしました。すっかり、豚になって木に登ってしまった次第です。

それで、川柳ふうもんの新年句会から参加させていただきました。
会場は鳥取駅内のシャミネホール。30人ほどの柳人が集まって指を折りつつ、頭をひねっています。
この日の兼題は「兎」「支持率」などで、それぞれ3句ずつ投句できます。
私の句の中からは
「支持率は家庭内ではパパの負け」
「二兎を追い振られてしまう色男」
などを選者の方に選んでいただきました。

両川師匠は市議であると同時に、鳥取県を代表する柳人のひとりであり、ふうもん吟社の会長です。両川師匠から川柳についての講義もありました。
俳句は柄井川柳が始めてから三世紀になる伝統文芸で、その要素は、風刺、ユーモア、軽み。
俳句が自然を詠むとしたら、川柳は社会と人間を詠むもので、江戸時代は幕政批判に業を煮やした幕閣が禁令を出したこともあったと説明がありました。
脳のマッサージになると同時に、庶民の怒りや思いが詠まれるのですから、政治家を目指す私にはいい趣味なのかもしれません。

川柳ふうもん吟社のみなさん、精進しますので、これから、よろしくお願いします。
そして、次回は2月27日。兼題は「入口」「ブランク」「場違い」です、ブログ読者のみんさんも参加しませんか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西尾優元市長のご霊前にご報告させていただきました。

2011年01月22日 | 日記
県議選に立候補を表明したことを、西尾優市長に報告するためにご自宅を伺い、線香を立て仏壇に手を合わせてきました。

西尾市長は、私が初めて取材した政治家です。
正直、口は悪かったですが、人情味があって、そして、なにより、私信なく鳥取市のことを真剣に憂いている人でした。
そして、市役所も元気だったように思います。職員が伸び伸びと、それでいて、責任感を持って仕事をしている。そんな感じがしていました。
奥様としばし思い出話に花を咲かせましたが、西尾市長が、もし、倒れることなく、もうしばく、市長を続けておられたらきっと違った鳥取市になっていたように思います。
戦争中の苦労、戦後の食糧難、結核との5年間にわたる闘病……。そんなご苦労が西尾市長の人格を形成したのだと奥様と話しながら改めて感じました。

私はもっと西尾優という市長が評価されていいと思います。
リコーの誘致をしたのは西尾市長ですし、世界おもちゃ博の大成功も西尾市長の手腕によるものです。
復帰を果たしながらも、おもちゃ博の成功を見届けるとすぐに市長を勇退された引き際の見事さにも頭が下がります。

それに比べると、事件を起こしても居座り続け、後進に道を譲ることもしない……。今の政治家は何なのでしょうか。
今、退職後、鳥取城のお堀端を懸命に歩いておられた西尾市長のお姿を思い出しています。御命日は2009年11月15日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥取県でも温暖化の影響は深刻です

2011年01月20日 | 日記
毎日、雪で大変です。
ご支持のお願いにパンフレットをわたすため、手袋ができません。
1時間もすると手はすっかり凍えてしまいます。

有権者の方から次のようなメールをいただきました。
とても考えさせられるメールだったので、みなさんにもご紹介します。

県議になられたら取り組んで欲しいことがあります。
それは温暖化による水没地域対策です。
将来の水没地域の測量と対策の青写真と必要であれば対策工事にかかってほしい
と思います。
単純な海水面の上昇だけなら、まだ20~30年は、大丈夫でしょうが、日本海
の荒波は土砂をも削っていきます。あっという間に問題が表面化してく ると思
われます。
青谷の中心部(駅周辺は、海抜マイナス1~2m位)
気高の日光(9号線の点滅信号が、海抜4m位、公民館・西側の住宅がある
ところは0m位)
の二か所は、必ず、ツバルより先に沈むと予想されます。
仮に日光の点滅信号に波が押し寄せることになれば、まだまだ山陰道は出来てい
ませんので、
鳥取は完全に寸断されます。
気高電気の堤防代わりになっている砂の馬の背は、もう波打ち際になっています。
もうまったなしの状態です。
また、青谷は、人骨が出た当時の湾の状態にもどると思われます。
勝部川河口の船だまりは廃止して、水門を作るべきだと思います。
どうでしょう。
少しでもこの問題に気づいてくれる人を増やしていきたいと思っています。
すなばさんが県議になったら、正確な測量をもとに将来の水没マップを作るよう
に働きかけてもらえませんでしょうか。

青谷の中心部がゼロメートル地帯とは知りませんでした。
私の勉強不足で、こうして教えていただいて、本当にありがたいことだと思います。
青谷の海岸が、鳴き砂の浜であることをご存知ですか?
日本でも有数の高品質のものなんです。
ところが、その沖合に浚渫した土砂が投棄されるという信じがたい事件も起こっています。
こうした青谷の地域資源を守り、全国発信しなければと思っていましたが、
青谷の浜が水没してしまっては発信どころではありません。そして、これは青谷だけでなく鳥取県全県にもいえることではないでしょうか。
まず、ご指摘のように水没マップを作成し、青谷上寺地遺跡や鳴き砂の浜など大切な文化遺産と自然遺産を守るにはどうしたらいいか、早急に研究チームを作る必要があると思います。
当選できましたら、この問題にはしっかり取り組待させておただこうと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山内・元鳥大副学長から小柴・夢ハウス理事長に応援団長が交代

2011年01月19日 | 日記
 応援団長が、元鳥取大学副学長の山内益夫先生から、10年以上の付き合いになりますNPO法人「夢ハウス」理事長の小柴千鶴さんに交代しました。
 山内先生に県議選でも応援団長をお願いしたところ、「おれはやはり学者。知らない人と会うのが、こんなに苦痛と思わなかった。おれは適任じゃない。応援はするけど、2代目団長を探して欲しい」と言われました。本当にお支えいただき、心から感謝しており、目の前が真っ暗になる思いでしたが、先生が大変無理をしながら走り回っていただいており、先生の言われる意味はよくわかりましたので、「ありがとうございました」と頭を下げるしかありませんでした。後任は誰がいいのか、考えに考えた結果、小柴さんにお願いをしました。
 小柴さんは27歳の時に、進行性筋ジストロフィーを発症し、現在は首からは下は指先を除き、動かすことができないところまで進行しています。しかし、体は不自由でも、心は自由闊達。出会った人たちが異口同音に「元気をもらった」と話す前向きな生き方をしておられます。
 仕事をすることが障害者の本当の社会参加という思いから「障害者の就労を考える会」を約10年前に立ち上げられました。「人の世話にならないと何もできない人間がなにをするのだ」という本当に心ない発言を浴びせられましたが、それでも負けることなく、県障害施策あり方検討会委員や県障害者ケアーマネジメント在り方検討会委員などを歴任されるなど、その活動は精力的です。
 現在はITを駆使して障害者の仕事を創造するNPO法人「夢ハウス」を設立されて、その理事長に就任されています。また、「心を響く介護」を目標に訪問介護を進める株式会社「えがお」の代表取締役でもあります。同社は、障がいを持った人を農業へ誘い、就労の場であると同時に、土に触れあう農作業によるケアの場をつくる事業へも乗り出しておられ、その活動範囲は止まることをしりません。
  そして、小柴さんの活動を支えておられるのは杉原さんや有本さんらスタッフのみなさんです。小柴さんへ応援団長就任をお願いに上がった時、杉原さんもおられたのですが、小柴さんが「私は1人では動けません。応援するにもみんなの助けがいる」と躊躇されると、杉原さんは少しも考えることなく、「小柴さんがしたいと思ったらやってください。支えますから」と言っていだだきました。その爽やかさに、ああ、やはり、小柴さんが頑張っているのはスタッフの力が大きいなと改めて思いました。
 人は1人では何もできません。しかし、1人がまず1歩踏み出すことが大切です。そして、それが大きな力になるかどうかは、チームの力です。そういう意味で、しっかり、頑張りたいと思います。今回も、小柴さんは「応援団長になって自分が動き、応援することで県の制度や条例が変わる可能性がある」と言ってくださっています。山内先生も「おれが動くことで鳥取が変わるなら、一丁やるか」と受けていただきました。古くからの知り合いだから、世話になったから、取引があるからというのではなく、「変える」という思いで、山内先生も、小柴さんも、応援団長を引き受けてくださいました。それが、他の候補の後援会長との一番の違いなのだと思います。
 山内先生、本当にありがとうございました。そして、引き続きよろしくお願いします。小柴さん、本当にありがとうございました。これから、よろしくお願いします。そして、このブログを読んで下さるみんさんも、どうか、ご支援をお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする