すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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山内先生に心から感謝しています

2011年01月27日 | 日記
 今回、小柴さんに応援団長をバトンタッチした山内益夫先生には心から感謝しています。
山内先生は鳥大農学部教授から副学長になられ、独立法人化に尽力され、現在は名誉教授です。
先生の愛車は、教え子のみなさんから贈られた軽トラ。そこに、農機具などをつんで出かけます。
今、砂丘で枯死した松の撤去作業をしていますが、先生も軽トラにチェーンソーを積んで参加されています。地元のみなさんが付けたあだ名が「いのしし」。先生が一直線に枯死した松を休むことなく切っていかれるからです。
ところが、そんな先生が眩暈がして日赤に救急車で運ばれたと聞き、あわててお見舞いに駆けつけました。

 先生の軽トラにはスピーカーシステムが乗っています。放送大学鳥取センター長のとき、市民に勉強しようと、訴えて回るため、このスピーカーを取り付けたそうです。昨春の市長選では、このマイクで、「投票に行こう」と呼びかけがら走っていただきました。
 「歩くのは大変だから、歩いての選挙は僕にはできないよ」
そうおっしゃっていましたが、選対会議でリーフレットのポスティングが話題になると
「マンションなど集合住宅はあらかた終わっているよ」
といわれたました。
「先生、歩けないとおっしゃっていませんでしたか」
とお聞きすると、
「うん。1軒1軒歩くのは僕には無理だから、歩かなくていいところだけポスティングしたんだ」
とおっしゃってくれました。
そういいながら、1軒1軒、地域を歩いてくれたこともありました。
本当に手厚い支援をいただいたと感謝しております。

不幸中の幸いです。病院でお会いした先生は元気で、数日で退院されるとのことで安心をいたしました。
がんばっていただいたのに私が不甲斐ないばかりに先生のご苦労を無にしてしまいました。
本当に申し訳ないことをしたと思っています。
今回の県議選での応援団長の小柴さんには同じ思いをさせてはいけない。山内先生のご恩に報いるためにも、当選しなければと決意を新たにしておりますので、どうぞ、ご支援ください。

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入札改革の提言2 総合評価方式の廃止を求めます

2011年01月27日 | 日記
総合評価方式という言葉を聞いたことがありますか

一番安い価格で工事をしますという業者に工事をしてもらうのが、競争入札ですが、価格だけでなく、その企業の工事実績、施工体制、ノウハウ、社会貢献の状況などを数値化して評価し、入札価格と合わせて落札業者を決める入札方法です。
価格だけではなく技術力や企業の在り方も評価するので、業界の技術革新や企業倫理の向上にも役立つとされ、国土交通省が旗を振っていることもあって、全国の地方自治体で導入が進んでいます。
しかし、本当に理想的な入札方法なのでしょうか。
一番の問題点は過去の業績がもっとも大きく評価されることです。
過去の業績が良いところを評価すれば、良いところはさらに良くなり、過去の業績がない新しいところ、小さいところは評価点が足を引っ張って、公共工事をすることができないという状況になってしまいます。
夢と希望を抱いて創業しても、これでは公共事業を受注することができません。
大きな企業ばかりがたくさん受注し、小さな企業は受注が難しいという色彩が強いのがこの入札方式です。
私はおかしいと思う。小さな会社も大きな会社も、やはり、平等にチャンスはあるべきあと思います。
新しい会社が伸びてこそ、地域経済も元気になる。私はそう思います。
「この制度の本当の目的は、建設会社間の合併を進め、産業構造を変革することにある」と制度導入時、県幹部が話していたことを思い出します。
これこそ、官僚の思い上がり、官尊民卑の考えの表れではないでしょうか。

鳥取県県土整備部では簡便型総合入札方式も導入しています。
この評価は以下の式で出されます。
評価点 = 入札価格点数 × (0.7 or 0.8 or 0.9)+ 配置技術者成績点数 × (0.3 or 0.2 or 0.3)
工事に配置される技術者の過去の業績を評価するのが配置技術者成績点です。
そうすると、ベテラン技術者は優遇され、若い技術者が経験を積むことはできませn。
定年退職後も、入札のためだけに雇用を継続し、本当は新入社員を入れたくてもできないとなげく建築会社の社長さんもいらっしゃいます。

私は総合評価方式には反対です。県議に当選すれば、この廃止を県議会で訴えたいと思います。
総合評価方式を導入したのが誰なのか。そして、推進してきたのが誰なのかを議会で確かめることから質問を始め、問題点を明確にしたうえで、廃止を求めていきたいと思っています。
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