すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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MDFを鳥取県内へ

2011年01月15日 | 日記

3月18日(金)~3月20日(日)に鳥取市の中心市街地と鹿野町を会場に開催されます「全国アートNPOフォーラム in 鳥取」の会場の一つとなる旧横田外科病院の大掃除あり、参加しました。
山陰合同銀行横の黄色い円筒形のビルと言えばお分かりの方も多いかもしれませんね。
長い間、使われていなかったため、埃の凄いこと凄いこと。壊れた木製のベッドなどを運び出す作業が続けられました。
私は午後からは砂丘構想研究会のため、午前中だけの大掃除でしたが、それでも、鳥大生を中心に、鳥の劇場のみなさんらたくさん参加され、鳥取の文化レベルの高さを証明しているような思いがしました。
とはいうものの、家具など大きな荷物を持って行ったり、来たり。明日、筋肉痛が出ないか心配です。
繁茂した庭木、壊れた木製の家具などは廃棄物として処理したわけですが、これが私にはもったいなく思えたのです。
MDFという言葉を聞いたことがありますか。MDFとはmedium density fiberboardの略称で、木材チップを蒸煮したものに合成樹脂を加え、板状に熱圧成型したものことです。
製造設備は高価ですが、木材のように加工性と耐久性に優れ、しかも、木材チップは間伐材でも構わないため、極めて安価です。
もし、県内にMDFの設備があれば、この廃棄物もしっかりと資源に生まれ変わります。
森林県である鳥取ではどうしても欲しい設備です。
民芸運動で活躍した吉田璋也さんの哲学を大切に家具生産しているデザイナーも鳥取では活動しておられ、県内でMDFが生産できれば、そんなデザイナーさんたちの活動を支援することになるでしょう。
森林が多い鳥取にとっては新しい産業になる可能性を秘めている産業です。
雇用、経済情勢が厳しい今、MDFの生産ラインを県が出資してつくることはできないものでしょうか。
そんなことを作業をしながら考えました。
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