すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

川柳の勉強を始めます

2011年01月23日 | 日記
川柳ふうもん吟社の末席に加えてていただき、柳人の一歩を踏み出すこにしました。

昨年の11月のことでした。
私は松山総局に勤務していた3年前、同僚の高橋真紀子記者が「マキコの俳句修行」という連載を朝日新聞愛媛版に書いておりました。
この連載は、俳句は全くの素人だった高橋記者がNHKの俳句王国の司会を10年間担当した八木健さんに入門し、俳句を勉強するもので、平凡社から「俳句のツボ」という書名で刊行されています。その関係で、家族ぐるみで八木さんのご指導を受けるなどしていたと両川市議にお話ししたところ、では、今度は川柳を作ってみないかと誘われ、鳥大前駅待合室川柳に投稿させていただきました。
兼題は「首ったけ」。私が投句しましたのが「歴女にはイケメンよりも蘭丸か」。
これが何と、三才に選ばれてしまいました。
両川市議に「新聞記者として文章を書いてきただけに筋がいい」などとおだてられ、両川師匠に弟子入りしました。すっかり、豚になって木に登ってしまった次第です。

それで、川柳ふうもんの新年句会から参加させていただきました。
会場は鳥取駅内のシャミネホール。30人ほどの柳人が集まって指を折りつつ、頭をひねっています。
この日の兼題は「兎」「支持率」などで、それぞれ3句ずつ投句できます。
私の句の中からは
「支持率は家庭内ではパパの負け」
「二兎を追い振られてしまう色男」
などを選者の方に選んでいただきました。

両川師匠は市議であると同時に、鳥取県を代表する柳人のひとりであり、ふうもん吟社の会長です。両川師匠から川柳についての講義もありました。
俳句は柄井川柳が始めてから三世紀になる伝統文芸で、その要素は、風刺、ユーモア、軽み。
俳句が自然を詠むとしたら、川柳は社会と人間を詠むもので、江戸時代は幕政批判に業を煮やした幕閣が禁令を出したこともあったと説明がありました。
脳のマッサージになると同時に、庶民の怒りや思いが詠まれるのですから、政治家を目指す私にはいい趣味なのかもしれません。

川柳ふうもん吟社のみなさん、精進しますので、これから、よろしくお願いします。
そして、次回は2月27日。兼題は「入口」「ブランク」「場違い」です、ブログ読者のみんさんも参加しませんか。
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