すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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市庁舎問題を考える市民の会

2011年01月16日 | 日記
市庁舎の移転問題が急浮上しています。
鳥取駅北口に移転しようとする案で鳥取市は進めていきたいと考えているようです。そこで、市議会会派の「結」に自治会や商店街が主催者となって市民集会が開かれました。

問題なのは都市計画の中で、きちんと市庁舎新築が位置づけられているならまだしも、耐震基準を満たさないから建て替えましょうという発想からスタートしていることです。
市役所は市職員のオフィスというだけものではありません。市のランドマークであり、防災拠点でもあります。
市民が集い、多くの職員がいるのですから、地域の商業者にとっても、大きな存在でもあります。
ですから、市の商業振興策、交通政策、防災政策などを含めた都市計画がまずあって、その中で、市庁舎の存在が考えられるべきだと思うのです。
ところが、市は市庁舎を建て替えるので、市の総合計画にも盛り込みましょうという態度ですから順番が違うと思います。
また、市庁舎建設は合併特例債を財源として考えていますが、特例債も借金であることには変わりはなく、7割るが交付税措置されたとしても、3割は市の独自財源から支払われることになります。
しかも、片山総務大臣は合併特例債について、合併に必要なものに限って認めるように制度改正をしていますので、合併特例債が認められるかどうかは、はなはだ疑問です。
これだけITが進んだ今、分散庁舎であっても、何も問題はなく、むしろ、合併した旧町村部では、分散庁舎であった方が、住民の利便性は高いと思うのです。

いずれにいたしましても、情報を公開し、透明性を担保しつつ、市民みんなで議論を進めていくことが大事だと思います。
その意味で、市議会会派の「結」が、市民集会を開いたことは大変良かったし、その姿勢に拍手を送りたいと思います。
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雪の中の砂丘見学会、お疲れ様でした

2011年01月16日 | 日記
砂丘の未来構想を考えるための現地見学会を開催しました。
雪の寒い中、枯死した松の撤去作業を続けている防砂林を中心に、遠山名誉教授ゆかりのももんじょハウス、与謝野晶子さんの句碑、古民家、柳茶屋のキャンプ場など浜坂のみなさんの案内で見学しました。
参加したのは鳥取大学の学生を中心にした若者、鳥大の山内元副学長や県職員、それに浜坂のみなさんや私たち関係者ら約30人。
見学会の後、地元の人が準備してくれた鍋をつついて、体を温めました。
学生さんたちと地元のみなさんの会話も盛り上がったようで、2月20日の未来構想発表会が楽しみになりました。
見学会に参加しなくとも、構想発表会への参加はできます。
最優秀構想には図書券30000円を贈呈させていただきますので、どうぞ、ふるって砂丘の未来図を描いてください。
参加されたみなさん、お疲れさまでした。そして、浜坂のみなさん、おごちそうさまでした。
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