すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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白砂青松の鳥取砂丘 その2

2010年08月26日 | 日記
前にも書きましたが、鳥取砂丘西側一帯の清掃作業を進めています。
ここはかつて、白砂青松の美観でしたが、今は雑草は繁茂する状態です。

地元の人たちがプロジェクト「ももんじょ」というグループを結成し、今年の4月から整備活動を始めました。
まずは繁茂した樹木を間引きして、砂を露出させることから始めていますが、以前、ブログに載せた写真よりはずいぶん、きれいになったと思いませんか。

毎月、第4日曜日の午前8時から作業をしていますので関心のある方は参加して下さい。
今週の作業では、作業の間に食べた市販のかき氷の美味しいこと、美味しいこと。
また、樹木の間に入ったとき、ほほをすり抜ける海風の爽やかなことといったらありません。
「値千金」とは、まさにこのためにあるような一言を思いました。

砂丘周辺には本当に素晴らしい地域資源がたくさん寝っています。外から連れてくるのではなく地域の宝を再発見するルネサンスの動きを始めたいと思います。
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ゴミという言葉をなくそう

2010年08月21日 | 日記
産業廃棄物の処理会社に見学に行ってきました。

金属、プラスチック、木材、ペットボトル、発砲スチロールなどを再資源化しているのですが、一番、興味を引いたのは生ゴミの再処理でした。
生ゴミに乳酸菌と酵素などを混ぜ、攪拌しながら24時間発酵させ、液体肥料にするプラントを稼働させておられました。
化学肥料に比べ、この液肥で育てた米は、アミノ酸が多く含まれ、しかも、収穫量が多いということでした。特に人参はジュースにすると味が違うそうです。玉葱の二毛作にもチャンレンジしているそうです。
ゴミを焼却処理するより、こうして丁寧に再処理して、再資源化する試みは、現代社会を生きる私たちの責務ではないでしょうか。
生ゴミは可燃物ゴミの半分近くを占めているそうです。私は生ゴミを乾燥させてから焼却すると重量が6分の1になるので、この処理がいいと思っていましたが、生ゴミが液肥になるのなら、こちらがいいに決まっています。
また、紙類も可燃物ゴミの大部分を占めています。こちらも、再処理して、再生紙にすることが可能です。
可燃物ゴミから、生ゴミと紙ゴミを再処理するシステムが稼働すれば大きな焼却場はいりません。産廃処理場が鉱山として金属などを回収する近未来を描いたSF映画もありましたが、これは夢ではなく、そうすべきなのだと思います。
現実に、徳島県上勝町は街角にコーンポストを置き、生ゴミの堆肥化に町をあげて取り組むなど町のゴミをゼロにする活動を進め、紙や金属などを徹底してリサイクルすることで、とうとう、ゴミ収集車が走らない町になりました。
私は今、求められるいるのは発想の転換だと思います。
春の市長選では、実現不可能な夢物語のマニフェストを批判されましたが、夢を語らないマニフェストほどつまらないものはないと思います。発想力の貧困な政治家はいりませんし、夢を語れない政治家もいりません。
実現はむつかしいけれども、みんなで知恵と汗を出し合って、世界では初めてその理想を達成してこそ、その地域は輝くのだと思います。
すべてのゴミを再処理し、ゴミという言葉をなくした地域。これはクリアすべき、いくつもの課題を抱えてはいますが、21世紀を生きる現代人の責務だと私は考えます。
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鳥取砂丘に白砂青松を取り戻したい

2010年08月04日 | 日記
鳥取砂丘の西側一帯の松林は、昔は白砂青松のそれは美しい景観だったそうです。
それがいま、雑草が繁茂し、かつての面影はありません。
今、浜坂の地元の人たちが、繁茂した雑草を抜き、野生えして密集して生えている松を間引きする活動を続けられています。
私も、まだ1回ですが、この活動に参加させていただきました。
斜面を枝打ちした松を持って上り下りするのは、かなりの重労働です。
それでも、鬱蒼としてジャングルのようだった松林が、視界が開け、適度に青い松が天に伸び、そして、砂地が見えてくると、かなりの達成感があります。
重い枝を運び終え、腰を伸ばした時に、松の林の間を爽やかな風が吹きぬけ、それを肌で感じるときの嬉しさは、なかなか代え難きものがあるように思えます。
「昔は浜坂すり鉢といい、小学校の遠足で来ました。当時は馬の背より人気がありましたよ」というような話も参加者から聞かしていただきました。
この地の整備が進み、砂丘の魅力が少しでも増すことを信じて、これからも作業に参加させていただきたいと思っています。
今月は22日の午前中、整備活動h実施される予定です。
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