すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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西尾優元市長のご霊前にご報告させていただきました。

2011年01月22日 | 日記
県議選に立候補を表明したことを、西尾優市長に報告するためにご自宅を伺い、線香を立て仏壇に手を合わせてきました。

西尾市長は、私が初めて取材した政治家です。
正直、口は悪かったですが、人情味があって、そして、なにより、私信なく鳥取市のことを真剣に憂いている人でした。
そして、市役所も元気だったように思います。職員が伸び伸びと、それでいて、責任感を持って仕事をしている。そんな感じがしていました。
奥様としばし思い出話に花を咲かせましたが、西尾市長が、もし、倒れることなく、もうしばく、市長を続けておられたらきっと違った鳥取市になっていたように思います。
戦争中の苦労、戦後の食糧難、結核との5年間にわたる闘病……。そんなご苦労が西尾市長の人格を形成したのだと奥様と話しながら改めて感じました。

私はもっと西尾優という市長が評価されていいと思います。
リコーの誘致をしたのは西尾市長ですし、世界おもちゃ博の大成功も西尾市長の手腕によるものです。
復帰を果たしながらも、おもちゃ博の成功を見届けるとすぐに市長を勇退された引き際の見事さにも頭が下がります。

それに比べると、事件を起こしても居座り続け、後進に道を譲ることもしない……。今の政治家は何なのでしょうか。
今、退職後、鳥取城のお堀端を懸命に歩いておられた西尾市長のお姿を思い出しています。御命日は2009年11月15日でした。
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