
仕事の関係で茨城県北茨城市の港まつりに動員されたため、11月4,5日の1泊2日で北茨城市へ行くことに。しかしながら北茨城市で宿が取れなかったとのことで、宿泊は隣の福島県いわき市でということになりました。宿泊先は温泉、といきたいところでしたが、到着したのはJR泉駅前にあるビジネスホテル。残念ながら温泉地ではありません
それでも何とか温泉入浴を果たすべくプランを練った結果、2つのプランが浮上しました。
一つはJR常磐線泉駅の目の前であることから、電車で隣駅の湯本駅まで行き(所要時間5分)、いわき湯本温泉の共同浴場(さはこの湯orみゆきの湯)で入浴するというプランです。これが実行できたらわざわざ遠くまで来た甲斐があったと満足するところでしたが、港まつりの前夜祭という理由付けで夜10時まで飲む羽目になりタイムオーバー
共同浴場は夜10時まで(受付は夜9時まで)の営業なのです
残るはもう一つのプラン、夜中の1時まで営業している「天然温泉極楽湯 福島いわき店」に行くプランです。ただしこの施設はホテルから歩いて40分の距離
もう10時を過ぎているし、普通なら行くかどうかかなり悩むはずですが・・・。酔った勢いで迷わずGOです
夜中の暗い道を一人歩き、11時前に極楽湯に到着。さすがにこの時間帯なら空いているだろうと思いきや、駐車場の3分の2は埋まる結構な混雑です
本来なら寝ているはずの夜中にスーパー銭湯に来る人がこんなに多いなんて、日本はどうかしていると思いながら施設の中に入りました。
施設は和風の造りで、門をくぐり庭園の中のアプローチを進んで玄関に至ります。この造り、どこかで見たことがあると思ったら、同じスーパー銭湯である「天然温泉まめじま湯ったり苑」にそっくり。全国+世界で41店舗(直営店26店舗、フランチャイズ店15店舗、福島いわき店はフランチャイズ店)を展開し、店舗数日本一の風呂屋を標榜する極楽湯と、全国で6店舗の湯ったり苑を比べたら失礼なのですが、外観だけで両店舗を識別するのは難しそうです
中に入ってもそれは同様で、間取りは違いますがよく似た造り。もう天然温泉利用のスーパー銭湯はこういうものだというイメージが出来上がってしまっているのかも知れませんね。

大浴場に到着すると、まずは内湯をスルーし露天風呂へと向かいます
この施設では温泉利用は露天風呂のみ。ちょっと内湯が寂しい気もしますが、加水しまくって全浴槽で温泉を使うより潔いでしょう
それに露天には様々な浴槽があるからすぐ飽きることもありません。
最初に入湯したのは岩風呂。足を入れた瞬間は熱いと感じましたがすぐ馴染みました。温度は42℃設定。浴槽毎に温度設定を変えてあって、ここが一番熱い設定です。源泉温度は50.7℃と十分高いですが、加温して使用しているようです。
お湯を観察してみると、無色透明で特徴がない湯と思いきや、油臭が混じったような硫黄臭がし、適度な塩味(+微甘・渋味)があります。感触も若干ツルスベ感あり。7,502mg/kgのナトリウム-塩化物泉で、なかなか個性的なお湯です
循環式で塩素殺菌していますが、この浴槽では硫黄臭の方が塩素臭より勝っていました。(ただし一番最後に浸かった時は、湯口から大量の湯が投入されていて、味が薄くなっていました。時間により湯の投入量に変化があって、その度に湯の状況が変化するようです。)

次に壷湯へ移動。壷湯は3個あり、それぞれ湯温が違っています。39~41℃くらいでしょうか、一番低い湯温の壷湯は長湯ができて気持ちいいです
お湯は岩風呂に比べると味、臭い共に薄く、硫黄臭は塩素臭に負けてしまっていました
加水はしていないようですが、オーバーフローがかなり多いので、オーバーフロー分も循環させているのかもしれません。せめて壷湯くらいは源泉かけ流し塩素消毒なしにしてくれれば、温泉施設としての評価も上がるのですけど・・・。
壷湯の隣には温鉱石うたた寝湯があります。温鉱石を敷き詰めた床にお湯を薄く流しているもので、水深は1~2cmほど。背中は温かいですが、体のほとんどが外気に触れているので、冬が近づいたこの時期には少し寒く感じました。夏は気持ちよさそうです。

露天風呂の最後は檜風呂。ここの湯温は41℃に設定されています。私としてはこれくらいの湯温が、体が温まりつつ熱過ぎない湯温で好みです
ただその分入浴客が多く、大学生数人がずっとおしゃべりをしていて騒がしかったので、長居することはありませんでした
お湯はやはり岩風呂よりは薄く感じるもので、塩素臭がはっきり感じられました。最終的に、一番最初に入った岩風呂の湯が最も温泉らしかったように思います。
露天風呂での湯浴み後、一応内湯の白湯、ジェットバス、シェイプアップバス及びサウナにも一通り入って入浴を終えました。この時点で時間は12時前、ホテルに戻った時には12時30分をまわっていました
さすがに温泉への徒歩40分往復は疲れましたが、福島県の温泉に初入湯できたのでそれなりに満足ができました
それに翌日は忙しすぎて温泉に行っている暇がなかったから、無理してでも温泉に行ったのは正解でしたね
施設の感想は、やはり源泉かけ流しの浴槽が欲しいということにつきます。源泉は個性的でポテンシャルが高いと思われるので、壷湯だけでもいいから源泉かけ流し塩素消毒なしにすれば、かなり良い浴槽になり人気が出ると思います。まめじま湯ったり苑は内湯、露天に源泉かけ流し浴槽があり、壷湯も源泉かけ流し。このような扱いができれば、スーパー銭湯だからと馬鹿にできず、立派な温泉施設として温泉マニアからも支持されると思います


一つはJR常磐線泉駅の目の前であることから、電車で隣駅の湯本駅まで行き(所要時間5分)、いわき湯本温泉の共同浴場(さはこの湯orみゆきの湯)で入浴するというプランです。これが実行できたらわざわざ遠くまで来た甲斐があったと満足するところでしたが、港まつりの前夜祭という理由付けで夜10時まで飲む羽目になりタイムオーバー


残るはもう一つのプラン、夜中の1時まで営業している「天然温泉極楽湯 福島いわき店」に行くプランです。ただしこの施設はホテルから歩いて40分の距離


夜中の暗い道を一人歩き、11時前に極楽湯に到着。さすがにこの時間帯なら空いているだろうと思いきや、駐車場の3分の2は埋まる結構な混雑です

施設は和風の造りで、門をくぐり庭園の中のアプローチを進んで玄関に至ります。この造り、どこかで見たことがあると思ったら、同じスーパー銭湯である「天然温泉まめじま湯ったり苑」にそっくり。全国+世界で41店舗(直営店26店舗、フランチャイズ店15店舗、福島いわき店はフランチャイズ店)を展開し、店舗数日本一の風呂屋を標榜する極楽湯と、全国で6店舗の湯ったり苑を比べたら失礼なのですが、外観だけで両店舗を識別するのは難しそうです


大浴場に到着すると、まずは内湯をスルーし露天風呂へと向かいます


最初に入湯したのは岩風呂。足を入れた瞬間は熱いと感じましたがすぐ馴染みました。温度は42℃設定。浴槽毎に温度設定を変えてあって、ここが一番熱い設定です。源泉温度は50.7℃と十分高いですが、加温して使用しているようです。
お湯を観察してみると、無色透明で特徴がない湯と思いきや、油臭が混じったような硫黄臭がし、適度な塩味(+微甘・渋味)があります。感触も若干ツルスベ感あり。7,502mg/kgのナトリウム-塩化物泉で、なかなか個性的なお湯です


次に壷湯へ移動。壷湯は3個あり、それぞれ湯温が違っています。39~41℃くらいでしょうか、一番低い湯温の壷湯は長湯ができて気持ちいいです


壷湯の隣には温鉱石うたた寝湯があります。温鉱石を敷き詰めた床にお湯を薄く流しているもので、水深は1~2cmほど。背中は温かいですが、体のほとんどが外気に触れているので、冬が近づいたこの時期には少し寒く感じました。夏は気持ちよさそうです。

露天風呂の最後は檜風呂。ここの湯温は41℃に設定されています。私としてはこれくらいの湯温が、体が温まりつつ熱過ぎない湯温で好みです


露天風呂での湯浴み後、一応内湯の白湯、ジェットバス、シェイプアップバス及びサウナにも一通り入って入浴を終えました。この時点で時間は12時前、ホテルに戻った時には12時30分をまわっていました



施設の感想は、やはり源泉かけ流しの浴槽が欲しいということにつきます。源泉は個性的でポテンシャルが高いと思われるので、壷湯だけでもいいから源泉かけ流し塩素消毒なしにすれば、かなり良い浴槽になり人気が出ると思います。まめじま湯ったり苑は内湯、露天に源泉かけ流し浴槽があり、壷湯も源泉かけ流し。このような扱いができれば、スーパー銭湯だからと馬鹿にできず、立派な温泉施設として温泉マニアからも支持されると思います



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