![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/2f/6b888023f1f42d707c2564a85a9faf8b.jpg)
大学の同期会翌日、アイランドホテルをチェックアウトした後、午後の用事まで余裕があったので、どこか温泉に行こうと思い、大北方面に向かいました
途中まで大町市の葛温泉にしようか、白馬村の温泉にしようか迷いましたが、時間の制約もあったので、ホテル シェラリゾート白馬の中にある「白馬みずばしょう温泉 古民家の湯」に行くことしました。
ホテル シェラリゾート白馬は、白馬岩岳スノーフィールドの少し北側、白馬落倉高原にあるリゾートホテルです。実は4年前、このホテルに宿泊しようと思い、予約までしたことがあったのですが、長野県神城断層地震があってキャンセルした経緯があります。それからいつか宿泊しようと思って外来入浴することはなかったのですが、実現しそうもないのでこの度訪問することにしました。
ホテルに到着すると、午前10時30分でチェックアウト時間が過ぎているにも関わらず、やたらと玄関に多くの人がいました。見ると玄関の外で無料の軽食が振る舞われていたり、足湯があったりと、随分とサービスが充実していました。軽食はさすがに宿泊者専用のようですど、こんなのは初めて見ました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
フロントで受付し(料金1,000円)、簡単に道順を教えてもらって、「古民家の湯」に向かいます
途中、中庭に面した廊下を通ったり、宿泊棟の廊下を突っ切ったりで、ちょっとした迷路のよう。少し迷ったりしながら何とか辿り着くことができました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/86/bc7fed1786bfa0b295078bee451b1fe8.jpg)
「古民家の湯」は、ホテルの敷地内に江戸時代の古民家2棟を移設し再構成したもの。思いっきり洋風なホテルの中で、なぜ和風の古民家なのか意図はよく分からないですが、不思議なことに違和感があまりありません。古民家と言っても十分今風にリニューアルされているからでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0248.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ae/aa4baf8238fe3e45d1a94d9d12ad309c.jpg)
浴室の中に入ると、重厚な古民家の造りを活かした雰囲気が、何とも言えず気持ちいいです。太い木の柱や梁、土壁が醸し出す雰囲気、そして高い天井が作り出す広い空間がそうさせるのかも知れません。
そして庭に面した窓を広く開け放って半露天状態にしてあり、庭が額縁にはまった絵画のように見える趣向も見事
色付いた紅葉、林の向こうに見える冠雪した北アルプスなど、まさに天然の絵画です
庭に敷かれている白い石や、庭を仕切っている壁も良いコントラストになっていて、内湯浴槽に浸かった状態からでもよく見えるよう計算尽くされています。その他にも洗い場スペースと浴槽スペースを木製の仕切りで仕切っていたりと、温泉施設としてもポイントも押さえていて、造りは本当に温泉施設の見本となると思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0206.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/36/69f7347c5c87fb6394d31794caa1514a.jpg)
浴室内には、大浴槽と壷湯があります。大浴槽はほぼ正方形の大きな浴槽で、浴槽の縁は太い木が使われており、古民家の雰囲気に合った重厚な造り。太い浴槽の縁は腰掛けるのに適していて、景色を眺めるのに丁度良かったです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
お湯は無色透明、無味無臭、個性としては若干のツルスベ感と泡付きがありました。さっぱりした浴感で、湯温も丁度良く悪い湯ではなかったのですが、少し期待外れな感がありました。それについては後で述べます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a2/d1d64ad9724b98de53aacc00de071c8a.jpg)
壷湯は、「源泉かけ流し 信楽焼の壷湯」と題されていましたが、実際は源泉がチョロチョロと間歇的に注がれるだけの「溜め湯」状態でした
さらに湯温はかなりぬるく、35℃くらいの不感温帯の湯でした(これはこれで嫌いではないのですが・・・)。湯質については、湯船が黒いため色は不明でしたが、赤褐色の湯の花が大量に舞っていました。香り&味は不明瞭、ツルスベ感は若干あり。一方、わずかに注がれる源泉は、観察すると鉄臭及び鉄味がする個性的な湯で、湯温も熱め。これがまともに注がれていれば素晴らしい浴感になると思うのですが、なぜこんな風にしているのでしょうか?
露天風呂は、屋根付きの檜風呂と屋根なしの岩風呂の2つがあります。共に広くはなく、庭の端に設置されています。これは内湯からの眺めの邪魔にならないようにするための配慮ですかね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/e8/38487c1342c13df1dc513c8ffc179d21.jpg)
檜風呂は古民家の軒先に置かれています。お湯は無色透明、無味無臭、個性は若干のツルスベ感のみで泡付きはなく、内湯大浴槽のより若干熱め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ba/5353ef6d211efc749fce372c014f9c17.jpg)
岩風呂は屋根がないので、開放感は抜群。山側の眺めもいいですが、古民家も全体が見渡せていいですね
お湯は檜風呂と同じで、無色透明、無味無臭、若干のツルスベ感あり。湯温は浴槽の中で一番高く(42℃くらい)、ゆっくり景色を楽しむには熱過ぎるかも知れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/4b/28d8a9692f3ff4f9133afda81087ab26.jpg)
さて、実は「古民家の湯」に訪問するに当たっては、施設だけでなくお湯にも期待をしていました。公式HPには「透明感のある緑色のお湯です。お肌に優しく穏やかで、ほんのりと硫黄の香りがします。(中略)自家源泉かけ流しでお楽しみください。」とあります。また掲示されている湯の使用法も「かけ流し、加水、加温、殺菌剤添加全てなし」になっているし、他の情報も「にごり湯でかけ流し」となっているものが多い。なのでそういうお湯を想像していたのですが、入ってみると無色透明、無味無臭であり、湯使いもドバドバ湯が注がれているのにもかかわらず、オーバーフローはほとんどなし。そして露天風呂ではしっかりと塩素臭がするのです。
これはどう見ても違うなと思い、帰ってから調べてみると、公式HPの「よくある質問」に、「大浴場の内湯は、みずばしょう温泉の源泉100%かけ流しでございます」とあり、またある情報源では露天は「かけ流し、源泉100%(加温)」とありました。これらの情報や見た目、浴感から推測するに、露天は「循環併用、加水なし、加温、殺菌剤添加あり」と思われます(貸切風呂の中には加水しているものもある模様)。
そして内湯大浴槽ですが、こちらは「かけ流し」ということだけれども、やはり湯の投入量に対してオーバーフローが少なく、「かけ流し」には疑問符が付きます。見えない所で排水しているのでしょうか?それに壷湯のような湯の花が見られないのも不可解です。ただ塩素臭はほぼ気にならないレベルだし、泡付きがあるので湯は新鮮。普通なら悪くないレベルなのですが、「かけ流し」という言葉が前面に出ているので、どうしてもそういう目で見てしまいます。正直今の状態ではお湯については誇大広告と言わざるを得ないですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0209.gif)
そんな悶々とした気持ちを抱えながら湯から上がると、古民家のロビーには無料のコーヒー牛乳とアイスキャンディーが置いてありました
料金が1,000円(繁忙期は1,500円)と高額だけれども、ここまでのサービスは珍しいかも。ホテルのクチコミを見ても評価は高く、改めて泊まってみたいと思える施設ではありました
それだけ素晴らしい施設だけに、お湯についての不透明な部分は改善した方がいいんじゃないかな?壷湯だけしっかりかけ流しにしておいて、あとは循環併用です、でも全然かまわない訳だし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0034.gif)
ホテル シェラリゾート白馬は、白馬岩岳スノーフィールドの少し北側、白馬落倉高原にあるリゾートホテルです。実は4年前、このホテルに宿泊しようと思い、予約までしたことがあったのですが、長野県神城断層地震があってキャンセルした経緯があります。それからいつか宿泊しようと思って外来入浴することはなかったのですが、実現しそうもないのでこの度訪問することにしました。
ホテルに到着すると、午前10時30分でチェックアウト時間が過ぎているにも関わらず、やたらと玄関に多くの人がいました。見ると玄関の外で無料の軽食が振る舞われていたり、足湯があったりと、随分とサービスが充実していました。軽食はさすがに宿泊者専用のようですど、こんなのは初めて見ました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
フロントで受付し(料金1,000円)、簡単に道順を教えてもらって、「古民家の湯」に向かいます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0216.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/86/bc7fed1786bfa0b295078bee451b1fe8.jpg)
「古民家の湯」は、ホテルの敷地内に江戸時代の古民家2棟を移設し再構成したもの。思いっきり洋風なホテルの中で、なぜ和風の古民家なのか意図はよく分からないですが、不思議なことに違和感があまりありません。古民家と言っても十分今風にリニューアルされているからでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0248.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/ae/aa4baf8238fe3e45d1a94d9d12ad309c.jpg)
浴室の中に入ると、重厚な古民家の造りを活かした雰囲気が、何とも言えず気持ちいいです。太い木の柱や梁、土壁が醸し出す雰囲気、そして高い天井が作り出す広い空間がそうさせるのかも知れません。
そして庭に面した窓を広く開け放って半露天状態にしてあり、庭が額縁にはまった絵画のように見える趣向も見事
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0204.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0236.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0206.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/36/69f7347c5c87fb6394d31794caa1514a.jpg)
浴室内には、大浴槽と壷湯があります。大浴槽はほぼ正方形の大きな浴槽で、浴槽の縁は太い木が使われており、古民家の雰囲気に合った重厚な造り。太い浴槽の縁は腰掛けるのに適していて、景色を眺めるのに丁度良かったです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0145.gif)
お湯は無色透明、無味無臭、個性としては若干のツルスベ感と泡付きがありました。さっぱりした浴感で、湯温も丁度良く悪い湯ではなかったのですが、少し期待外れな感がありました。それについては後で述べます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a2/d1d64ad9724b98de53aacc00de071c8a.jpg)
壷湯は、「源泉かけ流し 信楽焼の壷湯」と題されていましたが、実際は源泉がチョロチョロと間歇的に注がれるだけの「溜め湯」状態でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
露天風呂は、屋根付きの檜風呂と屋根なしの岩風呂の2つがあります。共に広くはなく、庭の端に設置されています。これは内湯からの眺めの邪魔にならないようにするための配慮ですかね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/e8/38487c1342c13df1dc513c8ffc179d21.jpg)
檜風呂は古民家の軒先に置かれています。お湯は無色透明、無味無臭、個性は若干のツルスベ感のみで泡付きはなく、内湯大浴槽のより若干熱め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ba/5353ef6d211efc749fce372c014f9c17.jpg)
岩風呂は屋根がないので、開放感は抜群。山側の眺めもいいですが、古民家も全体が見渡せていいですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0247.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/4b/28d8a9692f3ff4f9133afda81087ab26.jpg)
さて、実は「古民家の湯」に訪問するに当たっては、施設だけでなくお湯にも期待をしていました。公式HPには「透明感のある緑色のお湯です。お肌に優しく穏やかで、ほんのりと硫黄の香りがします。(中略)自家源泉かけ流しでお楽しみください。」とあります。また掲示されている湯の使用法も「かけ流し、加水、加温、殺菌剤添加全てなし」になっているし、他の情報も「にごり湯でかけ流し」となっているものが多い。なのでそういうお湯を想像していたのですが、入ってみると無色透明、無味無臭であり、湯使いもドバドバ湯が注がれているのにもかかわらず、オーバーフローはほとんどなし。そして露天風呂ではしっかりと塩素臭がするのです。
これはどう見ても違うなと思い、帰ってから調べてみると、公式HPの「よくある質問」に、「大浴場の内湯は、みずばしょう温泉の源泉100%かけ流しでございます」とあり、またある情報源では露天は「かけ流し、源泉100%(加温)」とありました。これらの情報や見た目、浴感から推測するに、露天は「循環併用、加水なし、加温、殺菌剤添加あり」と思われます(貸切風呂の中には加水しているものもある模様)。
そして内湯大浴槽ですが、こちらは「かけ流し」ということだけれども、やはり湯の投入量に対してオーバーフローが少なく、「かけ流し」には疑問符が付きます。見えない所で排水しているのでしょうか?それに壷湯のような湯の花が見られないのも不可解です。ただ塩素臭はほぼ気にならないレベルだし、泡付きがあるので湯は新鮮。普通なら悪くないレベルなのですが、「かけ流し」という言葉が前面に出ているので、どうしてもそういう目で見てしまいます。正直今の状態ではお湯については誇大広告と言わざるを得ないですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0209.gif)
そんな悶々とした気持ちを抱えながら湯から上がると、古民家のロビーには無料のコーヒー牛乳とアイスキャンディーが置いてありました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0206.gif)
![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_1319_1.gif)
![にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ](http://travel.blogmura.com/onsen/img/onsen106_24.gif)
古民家の湯に行かれたのですね〜。実は私も以前訪れた際に同じことを感じました!
全体の造りは良いだけに、温泉の表示というか、表記を改善すればもっと良い宿(リゾート)になるでしょうね。
長野県人さんも同じように思われたのですね!リゾートホテルにこんな注文付けているのは自分くらいかなと思っていたのですが(笑)
設備は素晴らしいものなので、お湯もかけ流しということにしておきたいのでしょうけど、実態が伴っていないですからね。正直にこの湯船は循環で塩素入れていますと言った方がいいと思います。それで文句を言う人はいないでしょうから。
突然のご連絡大変失礼致します。Bridgeの坂本と申します。
弊社は旅行系サービスと広告代理事業を行う会社です。(http://www.bridge-world.jp/)
ブログ記事を見てご連絡させて頂きました。
とある旅行系サービスの広告掲載についてご相談させて頂きのでご興味ございましたら下記までメール頂けましたら幸いです。
sakamoto_rie@bridge-world.jp