医学校に通う山田青年は、この頃、南千住で、強制疎開により空いた家屋の解体作業に連日動員されていたとのこと。
学生仲間からは敬して遠ざけられている様子で、クールな人間観察が記されています。
ちょっとした緊急事態もあったりします。(空き家になった銭湯で解決。)
日記からは、こんな時代の中で、食べ物のみならず、活字にも飢え、むさぼるように本を読んでいることがわかります。
この日の読書は、『ミル自伝』でした。
やがて、山田青年は、作家・山田風太郎になるんですね。
ついでながら、この日記には、「滅失への青春」という副題が付いています。
ちくま文庫でどうぞ。
学生仲間からは敬して遠ざけられている様子で、クールな人間観察が記されています。
ちょっとした緊急事態もあったりします。(空き家になった銭湯で解決。)
日記からは、こんな時代の中で、食べ物のみならず、活字にも飢え、むさぼるように本を読んでいることがわかります。
この日の読書は、『ミル自伝』でした。
やがて、山田青年は、作家・山田風太郎になるんですね。
ついでながら、この日記には、「滅失への青春」という副題が付いています。
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