暑い日が続いています。
明日6/22は、夏至ということです。
「みじか夜のいつしか更けて此処ひとつあけたる窓に風の寄るなり」(牧水)
蒸し暑い夜の涼しい風は、爽やかさをもたらしてくれてありがたいですね。
そして、酒好きの牧水は、一緒にこんな歌も詠んでます。
「夜為事(よしごと)のあとの机に置きて酌(つ)ぐウヰスキイの杯(こぷ)に蚊を入るるなかれ」
ちょっとお茶目な感じの歌でいいですね。
明日6/22は、夏至ということです。
「みじか夜のいつしか更けて此処ひとつあけたる窓に風の寄るなり」(牧水)
蒸し暑い夜の涼しい風は、爽やかさをもたらしてくれてありがたいですね。
そして、酒好きの牧水は、一緒にこんな歌も詠んでます。
「夜為事(よしごと)のあとの机に置きて酌(つ)ぐウヰスキイの杯(こぷ)に蚊を入るるなかれ」
ちょっとお茶目な感じの歌でいいですね。
若山牧水歌集岩波書店このアイテムの詳細を見る |
大学卒業後、妻子も抱えながら、遊食生活を送る百鬼園先生が、頭にできものが出来て痒みに悩まされます。
悶々とした気持ちが、身体症状と相俟って、百鬼園先生が苛立つ様子がひりひりと伝わってきます。
ところが、歴代の女中さんや出入りの運送屋さんの話題、家が近すぎると遅刻するという法則など、話があちこちに散らかるのが百マジック。
せっぱ詰まった状況のはずが、まったりした流れになったりする不思議さがあります。
そんな中で、床屋さんにかかるのが大問題となっていて、百先生の苦労ぶりが、真剣?かつユーモラスに描かれています。
きっぱりと坊主頭になれる百先生に、師の漱石先生もちょっと感心?している様子です。
旺文社文庫『無絃琴』で、17ページ。
ちくま文庫『百集成7 百鬼園先生言行録』で読めます。
悶々とした気持ちが、身体症状と相俟って、百鬼園先生が苛立つ様子がひりひりと伝わってきます。
ところが、歴代の女中さんや出入りの運送屋さんの話題、家が近すぎると遅刻するという法則など、話があちこちに散らかるのが百マジック。
せっぱ詰まった状況のはずが、まったりした流れになったりする不思議さがあります。
そんな中で、床屋さんにかかるのが大問題となっていて、百先生の苦労ぶりが、真剣?かつユーモラスに描かれています。
きっぱりと坊主頭になれる百先生に、師の漱石先生もちょっと感心?している様子です。
旺文社文庫『無絃琴』で、17ページ。
ちくま文庫『百集成7 百鬼園先生言行録』で読めます。
百鬼園先生言行録―内田百けん集成〈7〉 ちくま文庫筑摩書房このアイテムの詳細を見る |